花き振興部会、小・中学校新入生に花束贈呈へ

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JA鶴岡花き振興部会は、管内の全小・中学校の入学式で新入生に花束を贈ることを企画。JA営農販売部の職員9人が5、6の両日、JA北部集荷場でアルストロメリアやマーガレット、バラ、ヒマワリの花約7500本を使って花束に仕上げた。

新型コロナウイルスの影響で3月初めから臨時休校となり、4月上旬予定の入学式も延期されたことで、児童、生徒や保護者、地域全体の気持ちがふさぎがちになることを懸念。花束を贈って入学式を明るく盛り上げようと企画した。入学式は7、8日。花束は部会員が小学校15、中学校6の計21校に届け、新入生1417人に贈られる。

新入生に贈る花束を作るJA鶴岡の職員

 

 

 

 

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リンドウ栽培講習会 今年度2人が新規栽培

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JA鶴岡は4月30日、鶴岡市のJA北部集荷場でリンドウの栽培講習会を開いた。新規栽培者2人を含めた生産者やJA職員ら6人が参加した。

県庄内総合支庁農業技術普及課の職員が栽培歴や圃場(ほじょう)準備、栽培管理のポイントを説明。リンドウは冷涼な気象を好むため庄内では7月出荷の早めの作型が望ましいと伝え、露地栽培で7月上旬出荷の極早生(ごくわせ)品種のジベレリン処理を用いた栽培方法を紹介した。一度植えると数年収穫が続くため、排水のよい水田転作地を選び十分な土壌改善を行っておくことや、前年の状態が翌年の生育・収穫に影響するため、収穫前だけでなく1年目や収穫後の管理も重要だと伝えた。

JAの営農指導員は出荷規格や集荷、選別の注意点などを説明した。

生産者の佐藤司さんは「今後、露地の主力品目としても期待できるので、JA担当者と一緒に大切に育てていきたい」と意気込んだ。

管内では7月上旬~8月中旬に最盛期を迎え、2020年度は9人が栽培する。

リンドウの栽培管理のポイントを学ぶ参加者

 

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けさらん愛、愛サービスが農園ボランティア

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JA鶴岡助けあいの会「けさらん愛、愛サービス」は4月30日、鶴岡市のJA鶴岡げんき館デイサービスセンターで農園ボランティアをした。会員とJA職員、7人が参加。

3月下旬と4月上旬に草むしりをして耕した畑に、畝を作りマルチを張り、トマト、カボチャ、エダマメなど6種類の野菜の苗を定植した。野菜は収穫感謝祭で利用者が味わう。

この活動は地域貢献活動を強化する目的で2018年から取り組んでいる。

げんき館の佐藤明美所長は「利用者は昔の農作業を思い出しながら野菜をもぎとって、おいしくいただいている。利用者が喜ぶ活動に取り組んでいただき、ありがたい。ぜひ今後も続けてほしい」と感謝する。

同会の阿部真由美会長は「利用者の方が毎年楽しみにしていると聞いてうれしい。野菜の成長を見ながら、少しでも癒やしになれば」と話した。

同会は地域の高齢者福祉を目的に1998年に設立された助け合い組織で、会員数は31人。組合員家族を対象にしたミニデイサービスや、手作り弁当の配食サービスなどの活動をしている。

野菜の苗を植える会員

畑づくりを行う会員

 

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(農)しもがわ・無人ヘリで水稲直播

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鶴岡市下川の農事組合法人しもがわは28日、無人ヘリによる水稲直播(ちょくは)を約10㌶で実施した。穏やかな天気の中、作業は早朝5時から開始して半日で終了。ヘリは委託会社が水田の3~4㍍上空へ飛ばし操縦した。種子は、直播に適した鉄コーティング種子を使用し、品種は「はえぬき」。
同法人は水稲約38㌶(うち直播栽培は無人ヘリを含め約24㌶)、大豆約30㌶を栽培。構成員は19人。
同法人の大場靖智代表理事は無人ヘリ導入について「当組合構成員のほとんどが個人で畑作経営もしているため、水田作業を省力化したいという思いが強くあった。10年前から直播栽培に取り組み、無人ヘリは3年前に導入。直播の栽培管理は慣行と違い当初は苦労したが、改善を重ね今は至って順調だ」と語った。
JA鶴岡西郷支所管内では、無人ヘリによる直播の取り組みは同法人を含め3つの法人で約20㌶となる。

 

無人ヘリでの水稲直播①

無人ヘリでの水稲直播②

 

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三瀬孟宗の直売を開始 

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三瀬孟宗(もうそう)生産出荷組合は28日、鶴岡市三瀬の集荷場で特産のタケノコ「三瀬孟宗」の直売所を開き、旬の味覚を買い求める地元客らでにぎわった。
同日開いた目ぞろえ会では、出荷規格や注意点を確認。今年は暖冬であったことから、生育は前年より1週間ほど早く進んでおり、豊作傾向にある。同組合の生産者約15人が、昨年の倍量出荷を目指す。

「三瀬孟宗」は主に地元市場に出荷し、直売も行う。初日は約48㌔を集荷。朝6時に開店した直売所では、新型コロナウイルスの感染拡大防止に消毒液や手袋などが用意される中、地元住民らが鶴岡の春の味覚を求めていた。直売は5月23日まで。

齋藤吉蔵組合長は「毎年楽しみに待っていてくれる消費者の方々においしい孟宗を届けるため、安心・安全・品質の確保を合言葉に頑張っていきたい」と意気込む。

三瀬地区は山林資源に恵まれ、品質が良い孟宗が採れる。かつての三瀬独自のブランドを復活させたいとの思いで、生産者が3年掛けて荒廃していた竹林を整備。2015年に「三瀬孟宗」を復活させた。

直売予定日:4月30日(木)、5月2日(土)

出荷規格を説明する齋藤組合長

朝掘りの三瀬孟宗を買い求める地元客

 

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田川支店 営業時間の変更のお知らせ

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いつも田川支店をご利用いただき、ありがとうございます。

誠に勝手ではございますが、6月1日(月)より営業時間を下記の通り変更

させていただきます。

 

                 記

 

変更前 : 午前8時45分 ~ 午後5時15分(信用窓口は午後1時まで)

 

変更後 : 午前8時45分 ~ 午後1時00分

     ※午後1時以降は大泉支所をご利用ください。

 

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おいしい「湯田川孟宗」の出荷・通信販売を開始

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春の味覚タケノコ「孟宗(もうそう)」の出荷が、例年より1週間ほど早い4月24日から鶴岡市湯田川で開始された。

特産の「湯田川孟宗」を販売しているJA鶴岡湯田川孟宗部会の五十嵐兵一会長は「湯田川孟宗は全て朝掘りで鮮度が高く、えぐみが少なく柔らかい。おいしいものが採れていて豊作傾向なので、ぜひ旬の味覚を楽しんでほしい」と孟宗の収穫が始まったことを語った。

鶴岡市湯田川の集荷所には、生産者14人が朝掘りされた孟宗を次々と運び込み、約110㌔を出荷。同部会の生産者は65人。JAでは約12㌧の集荷を見込み、出荷のピークは5月10日頃の予想。

今年は新型コロナウイルスの感染拡大を鑑み、例年の直売所での販売を止め、通信販売を開始。注文はFAXや電話、郵送などで受け、入荷次第受け付け順に発送する。通信販売は5月15日まで申し込みを受け付けている。

出荷された朝掘りの湯田川孟宗をサイズ毎に仕分ける作業員

発送する湯田川孟宗をていねいに箱詰めする作業員

 

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「湯田川孟宗」のシーズン到来

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鶴岡の春の味覚タケノコ「湯田川孟宗(もうそう)」がシーズンを迎えるのを前に、17日JA鶴岡湯田川孟宗部会の五十嵐兵一会長は、鶴岡市湯田川の竹林で生育状況を確認した。

同部会によると、今年は暖冬であったことから、生育は前年より1週間ほど早く進んでおり、24日に集荷を始める予定。同部会員約70人が朝掘りの孟宗を5月下旬まで毎日午前7時30分から8時30分まで湯田川集荷場に持ち込む。今年は豊作が予想され、約12㌧(昨年8㌧)の集荷量を見込んでいる。

五十嵐会長は「今年もおいしい孟宗ができた。ぜひ多くの皆さんに味わってもらいたい」と話す。

今年は、新型コロナウイルスの感染拡大防止のため、安全面に配慮し、直売所での販売を中止し、通信販売で対応する。

通信販売は、電話やJA鶴岡ウェブショップ「だだぱら」(アドレスhttps://www.dadacha.jp/)で5月15日まで受け付ける。電話は午前9時から正午にまで担当職員直通の070(6955)4594、070(6955)3248か、同JA園芸特産課0235(29)2828まで。

湯田川孟宗を収穫する五十嵐会長

 

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管内での水稲播種作業が進む

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JA鶴岡管内では水稲の播種(はしゅ)作業が急ピッチで進んでいる。4月11日、12日には管内の8割方で播種作業が行われた。

鶴岡市で水稲24㌶と大豆を生産する農事組合法人LOHAS西茨では14日、社員10人が市内の育苗ハウスで「はえぬき」「つや姫」「雪若丸」の3品種、3000枚の播種作業を行った。社員らは種もみを補給した播種機から次々と送り出される苗箱を手際良くハウスに並べた。作業は15日まで続き、2日間でビニールハウス3棟に4800枚を並べた。

栽培係長の佐藤睦さんは「今年から雪若丸の栽培を始めたので管理に気を付けながら、おいしい米を作りたい」と意気込みを語った。

管内では18日、19日にはほぼ作業を終える見込みだ。

育苗ハウスで手際良く行われた水稲の播種作業

「はえぬき」「つや姫」「雪若丸」の3品種の播種作業を行った

社員10人で1日で3000枚の苗箱を並べた

 

 

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湯田川温泉で育苗前の稲の芽出し作業が最盛期

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鶴岡市のJA鶴岡湯田川催芽場では、温泉の余り湯を活用した稲の芽出し作業が最盛期を迎えている。4月8日、作業員らは手際よく種もみをお湯に浸していた。

温泉湯を使った芽出し作業は江戸時代後期に同地区の大井多右衛門が始めたとされる。湯田川温泉から催芽事務所脇の水路に流される余り湯は、約30~32度と種もみの発芽に最適な温度。農家が持ち込んだ種もみ約8㌔を詰めた袋を湯に半日浸した後、水路に敷いた枕木の上に袋を並べ、むしろで覆い半日蒸して発芽を促進させる。専用の機器を使った芽出しに比べてコストが安く、発芽が均一になり苗作りが楽になるメリットがあり、農家からは好評だ。

今年は庄内一円のほか県内の戸沢村や新潟県村上市から「はえぬき」や「雪若丸」「つや姫」など約240㌧の作業を受け付けた。ピーク時は一日約25㌧の漬け込みを行う。最盛期は17日頃までで、作業は4月いっぱい続けられる。

温泉の湯に種もみを浸す芽出し作業が最盛期を迎えている

枕木の上で蒸す種もみを運ぶ作業員

 

 

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