青年部上郷支部 園児とエダマメを収穫
JA鶴岡青年部上郷支部は5日、鶴岡市みずほにある支部長の五十嵐亮さんの圃場(ほじょう)で上郷保育園の園児40人とエダマメの収穫体験を行った。
五十嵐さんは「立派に成長したエダマメをみんなで楽しみながら収穫してほしい」と話した。
園児らは、自分の背丈ほどの高さに成長したエダマメ「庄内7号」の株を、青年部員や友達と協力しあいながら力いっぱい土から引き抜いていた。
収穫を体験した園児からは「土から引っ張るのにとても力がいる。大変だけど楽しい」との感想が聞かれた。
収穫したエダマメは、さやもぎ後、ゆでておやつとして提供される。



水稲作柄調査検討会 稲の生育・刈り取り時期を確認
JA鶴岡や鶴岡市などで組織される鶴岡地域良質米生産推進協議会では9月5日、水稲作柄調査検討会を開き、稲の生育状況や刈り取り時期を確認した。関係者42人が参加。
管内8カ所の展示圃を巡回。JA営農指導員が各圃場で取り組んでいる多収・低コスト・情報通信技術(ICT)の活用状況などを説明、籾水分値や青籾歩合を調査し刈り取り時期を確認した。7月に各展示圃で行ったドローン(小型無人飛行機)によるリモートセンシングによる葉色や茎数などの調査結果も報告された。
米穀畜産課では、 7月の強い東風の発生により 稲体の消耗がみられたが、センシング調査の結果や昨年の反省を生かしながら指導やケイ酸資材の普及を行ってきた。出穂後の気温が高く経過している事や圃場などで登熟状況や籾の肥大に差がある事から、圃場ごとの状態を確認し刈り取り指導することを確認。9月中旬から始まる刈り取りで農作業事故がない様呼び掛けた。

アフリカ地域農業発展に向けJAの役割学ぶ
JA鶴岡は9月3・4日、国際協力機構(JICA)研修生の課題別研修に講師として協力した。
研修生は、アフリカ地域14カ国から17人が来日し、8月下旬から6週間、山形大学農学部で稲作に関する技術を自国の課題解決に向けて学んでいる。
今回は、JAの職員が講師としてJAの業務や役割を伝え、JA各施設を見学した。営農指導に関する業務や農産物集荷場、生産資材や農機部門、農産物直売所、金融店舗など各施設を紹介、研修生からは多くの質問がだされ、JAがいろいろな事業を行い、農家を支えている事を学んでいた。

かがやき講座で防災ブレスレットづくり
JA鶴岡女性部上郷支部は9月2日、鶴岡市のJA上郷支所で、組合員家庭の女性を対象に第3回かがやき講座「防災ブレスレット作成教室」を開いた。受講生16人が参加した。
『家の光』2018年7月号の記事を参考に、軽くて丈夫なひも「アウトドアコード」を編んで作った。防災ブレスレットは、ほどくと応急手当て用ロープや洗濯ひもなどに活用でき、留め具はホイッスルになっているので、助けを呼ぶ際にも役立つ。参加者は職員の指導を受けながら、ひもを編む作業に手こずりながらもお互いに教え合い完成させた。参加者は「きれいにひもを編むのが難しかったけど、慣れると楽しかった。万が一に備えて携帯し、地域にも広めていきたい」と話した。
「かがやき講座」は、軽体操、おからパウダーを使った料理やおこし作りなど、楽しくてためになる講座を年4回企画している。


アルストロメリア中間検討会を開く
JA鶴岡アルストロメリア専門部は8月28日、鶴岡市のJA北部集荷場で中間検討会を開いた。関係者22人が出席した。販売実績や各市場担当者から市場動向の報告、栽培管理について説明が行われ、今後の作付け品種の紹介・検討や今後に向けての課題整理を行った。
アルストロメリアの出荷数量は、天候の影響もあったが順調に推移し、2019年1月から7月末までで前年同期比9%増の142万3000本を出荷。安定した単価で販売され販売額も11%増えた。
市場からは、改元に伴うブライダル需要もあり、大型連休の影響もなかった。10月の消費税増税を前に9月に出荷してほしい。JAと綿密に連絡を取り合い、しっかり販売していきたいと伝えられた。
同専門部では、19年1月から環境モニタリング試験を開始した。株式会社IT工房Zの商品「あぐりログ」を生産者の圃場(ほじょう)に設置し、室温や土壌水分などの環境情報をデータ化し蓄積している。今後はデータを活用してアルストロメリアの栽培マニュアルを確立し、時期によって最適な管理を行うことで生産者の技術底上げ、所得の向上を目指す。
アルストロメリア専門部長の阿部秀和さんは「目標販売高を達成するため、課題を整理しながら秋以降の生産管理に生かしていこう」と呼び掛けた。

児童が夏の味覚「だだちゃ豆」を堪能/青年部南支部
JA鶴岡青年部南支部は27日、鶴岡市立斎小学校の3年生を対象に管内特産のエダマメ「だだちゃ豆」の収穫体験を行った。
市内の農事組合法人IWCの圃場(ほじょう)の一画に食育学習の一環として6月に種をまき、草とりなどを行いつつ生育を見守ってきた。児童たちの胸ほどの高さに成長した「おうら」の株を土の中から引き抜き、さやもぎ作業を行った。
その後、小学校に戻り、自分たちの手で育てた「だだちゃ豆」の味を堪能してもらおうと、採れたてを調理。シンプルにゆで豆にして味わった。
作業を体験した児童は「『だだちゃ豆』を引き抜くのに力が必要で大変だったが楽しかった」と笑顔を見せた。
また「暑い日も外で作業をするので農家の仕事は大変だと思った」と、農業について関心をもってもらう機会となった。
『大泉だだちゃ豆直売所』閉店日のお知らせ
2019年の「大泉だだちゃ豆直売所」は9月1日(日)をもちまして営業を終了させていただきます。
今年もたくさんのご利用・ご来店をいただき、誠にありがとうございました。
親子でだだちゃ豆を収穫/第2回あぐりスクール
JA鶴岡は8月24日、鶴岡市内で第2回あぐりスクールを開き、市内の小学3~6年生の親子5組13人が参加した。
はじめに大泉地区の農家約80戸で構成される農事組合法人大泉フェローズの圃場(ほじょう)でエダマメ「だだちゃ豆」の収穫を体験。同法人の役員らから収穫のコツを教わった後、子どもの背丈ほどの高さに育った主力品種の「白山」を親子で力を合わせ、根元から力いっぱい引き抜いていた。参加した児童は「根っこを引き抜くのにとても力が必要で難しかったが、楽しかった」と笑顔を見せた。
引き続き、同市農業振興センターでJA職員の本間一輝指導員よりエダマメ「だだちゃ豆」について説明を受けた。名前の由来や豆の特徴、栽培の流れなどをスライドで学んだ。
その後、 JA鶴岡北部集出荷施設で出荷の流れを学んだ他、「この本だいすきの会」庄内支部のメンバーによる読み聞かせも行われ、充実した時間を過ごした。
保護者からは「だだちゃ豆の収穫体験から普段入ることのできない施設見学までとても楽しんで学ぶことができた」との感想が聞かれた。
第3回あぐりスクールは、11月2日(土)に開催を予定している。



テラーコンクールを開く 貯金窓口担当者のスキルアップをめざす
JA鶴岡信用課は8月22日、貯金窓口担当者の提案型セールス強化を目的としたテラーコンクールをJA金融本店で開いた。各店舗の代表6人が出場し、8分間の持ち時間で顧客との会話の中から得た情報やニーズをもとに商品を勧め窓口セールス能力を競い合った。
表情や雰囲気づくり、情報収集力、提案内容など9項目を審査した結果、西郷支所の今野祥子主任が最優秀賞に輝いた。今野主任は、顧客のライフイベントについて具体的なイメージを湧かせるライフイベントブックを活用し、具体的な数字を示しながら提案した点や、JAの総合事業を生かして推進をした点などが評価を受けた。今野主任は9月20日の県大会に出場する。
審査員を務めた農林中央金庫山形支店の佐藤真由美人材育成班次長は「発表はレベルが高いと感じた。商品を勧める時は、例えばどのくらい得なのか具体的な金額や数字を出すとより納得いただける。コンクールをきっかけに、今後もお客さまに寄り添い、ニーズに合った商品を紹介していけるよう頑張ってほしい」と激励した。

出荷基準を確認 ミニトマト目揃い会
JA鶴岡ミニトマト専門部は8月16・19日、鶴岡市のJA鶴岡管内の選果場2カ所で抑制作型のミニトマトの本格出荷を前に生産者、検査員やJA営農指導員が参加し目揃い会を開いた。
JAの営農指導員が出荷サンプルを見せながら、品質や形状、色合い、果実サイズ、出荷時の注意点を説明、参加者はサンプルを手に取って、出荷基準を確認し、選別の徹底、統一を行った。
販売担当は「これから販売環境も上向いてくる。昨年以上の販売をめざして取り組んでいくので、暑い日が続くが一つでも多く出荷してほしい」と呼び掛けた。
今年は152人が16.1㌶で抑制栽培に取り組み、本格的な出荷は8月下旬を予定、9月下旬には出荷のピークを迎える。
