生産者とJAが地域農業の将来設計 各集落で営農座談会を開催
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農業の未来をどのように描いていくかを生産者と協議するため、JA鶴岡では1月12日から27日までの期間、各集落での営農座談会を開催した。
集落農業の設計図ともいわれる「集落農業ビジョン」の策定から5年が経過し、今年度が目標年次となっていることから、営農座談会ではビジョンの検証と見直し作業を実施。
さらに、第9次地域農業振興運動計画の取組強化と、政府が進めている「地域農業マスタープラン」づくりに対応するため、生産者との話し合いが行われた。
政府では、具体的な農業の将来像として、土地利用型農業の場合には平地で20~30ヘクタール規模の経営体が太宗を担う状況を目指している。
そうした状況等も踏まえ、JA鶴岡では3月末を目途に、より効率的で収益性の高い農業への取り組み策を盛りこんだ集落農業ビジョンを完成させる予定。今回の営農座談会で得られた意見や、将来の営農に関する「農業経営意識調査」の結果などをもとに、今後も引き続き検討が進められる。