各地区で「つや姫」の田植作業を開始
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平成22年に本格デビューし、全国の販売店や消費者から高い評価を得た水稲品種「つや姫」の作付が、5月中旬から管内の各地区で本格的に開始された。
平成23年産つや姫については、管内での作付面積は合計で約230ヘクタールとなり、栽培要件を満たす認定農業者ら約256人の農家が栽培に取り組む。
今年で、つや姫を作付してから5年目を迎える上清水の加藤健市さんは、5月16日に上清水集落にある圃場で、成長した苗を田植え機に積み込み、順調に植え付けていった。
加藤さんは「今年の作付面積は合計で約180アール。育苗管理では特に温度管理に気を付け、苗の生育は揃いも良く極めて順調。今後も栽培マニュアルを遵守しながら、こまめな水管理を行うなど適正管理に努めていきたい」と意気込みを話してくれた。
JA米穀畜産課では、肥培管理などに注意しながら、特に良食味へ向けた管理指導を行っていく予定。
平成22年産のつや姫は、品種別一等米比率で日本一となる97・8パーセントを記録するなど、高品質・良食味が特徴。県全体では、約3200ヘクタールが作付される。
「つや姫」の田植作業の様子(上清水集落・加藤健市さんの圃場)