いよいよ「だだちゃ豆」が全国へ向けて発送開始

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 JA鶴岡の主力園芸品目である「だだちゃ豆」の初出荷式が、8月3日に北部集荷場で開催された。式には、生産者・来賓・関係役職員など約50人が出席し、シーズンを通した有利販売を目指してPRを行った。
 今野毅組合長は「今年は天候不順の中、生産者の皆様は並々ならぬ思いで生産に取り組んできた。JAも産地としての存亡をかけて、誠心誠意の販売努力をしていきたい」と挨拶した。
 だだちゃ豆の豊作と、集荷や輸送作業などの安全を祈願する神事を行った後、セレモニーでは、各関係機関代表者によるテープカットが行われた他、だだちゃ豆を積んだ大型トラックのドライバーにJAの女性職員から花束が手渡された。
 この日は、早生品種である「早生甘露」約1800ケースを、京浜市場に向けて出荷。今後は、関東・関西地区を中心に全国各都道府県に向けて、9月中旬まで出荷が続けられる。
 今年産のだだちゃ豆については、291人が生産に取組み、作付面積は266ヘクタールとなった。約700トンの出荷を目指しており、総販売額では8億円を目標としている。

 

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