水稲の作況調査を実施「水管理で登熟を高め、適期刈取りを!」
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鶴岡地域良質米生産推進協議会は8月31日、今年度の水稲作況調査を実施した。
調査には、展示圃場担当者や共乾施設利用組合代表者、関係機関、JA役職員ら約70人が参加。
参加者らは、昨年に本格デビューして全量一等米という快挙を達成したつや姫をはじめ、コシヒカリ・はえぬき・ひとめぼれ・つくばSD1号・山形95号など12箇所の圃場を巡回した。
慣行栽培以外にも、疎植栽培・V溝直播栽培・湛水栽培などに取り組んでいる各圃場の生育状況や、使用した肥料や除草剤、病害虫防除法などを、各地区の営農指導員が説明。巡回後には、グランドエル・サンにおいて検討会が行われ、今後の管理方法などを確認した。
今年は病害虫の発生は少ないが、全体的に穂数・籾数は例年よりも若干少なめになっている。
米穀畜産課では「落水時期を早めることなく、間断灌水で登熟向上に努めてほしい。刈取り時期は出穂後の積算気温を目安に、登熟歩合・青籾歩合を見ながら適期刈取りに努めることが重要」と生産者に呼びかけている。