ミニトマト栽培基礎講習会を開く

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JA鶴岡生産振興課は8月11日、ミニトマト栽培基礎講習会を開き、生産者と県・JA鶴岡の関係職員約20人が参加した。ミニトマトの生産拡大を目的とした同講習会は6月から始まり、今回5回目が最終回となる。生産者が5月と6月に定植した鶴岡市荒井京田のハウス圃場(ほじょう)2棟で行われた。

県の担当者は今後の栽培管理に関して、高温期は場合によって遮光資材を使用して温度調節すること、潅水は少量多回数で行うよう説明した。クロマルハナバチを導入する場合は、巣箱の遮光やしっかりと保冷対策するよう呼び掛けた。

JAの園芸指導係長は管内の状況について、7月の大雨の影響で萎れの症状が見られる圃場では通路のマルチを真ん中へ手繰り寄せ風通しをよくして、酸素供給剤などで根に酸素を送るよう呼び掛けた。

生産者はハウスのミニトマトを確認しながら県、JAの担当者へ積極的に質問して今後の栽培管理について学んだ。

ミニトマトの生育状況を確認するJAの担当者と生産者

 

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