泥に触れ歓喜の声響く 朝暘第六小学校田植え体験

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鶴岡市立朝暘第六小学校の5年生107人は5月20日、学校近くの水田約6㌃で米「はえぬき」の田植えを楽しんだ。

社会科や総合的な学習の一環として、米作りの学習を行っており、年間を通して米作りを行うことで農業についての理解を深めるのが目的。

JA鶴岡大泉支所管内の組合員や青年部大泉支部の部員が手植えの方法を教えるなど協力。

組合員の松浦敏さんは「毎日食べている米がどのようにして作られているか、米作りの苦労を少しでも実感してもらえたらうれしい」と話した。

水田を管理する佐藤守さんが「1株当たり5本が目安。苗は深く挿し過ぎないよう、田んぼに付けた目印の線に沿ってまっすぐ植えて」と植え方を説明。児童ははだしで田んぼに入り、講師のアドバイスを受けながら苗を手に、昔ながらの田植えを体験した。

田植えを体験した児童は「農家の皆さんが大変な思いをして米を作ってくれていることがわかった。大変だったけどとても楽しかった」と話した。

今後、児童たちは稲の成長を見守り、秋には自分たちで刈り取りを行う。収穫した米は、収穫感謝祭で全校生徒が給食で味わう予定。

苗の植え方を説明

田植え体験をする朝暘第六小学校の児童

 

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