花の仲卸・小売業者を招待 生産者との交流で鶴岡産花きをPR  

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JA鶴岡花き振興部会は6月25日と26日の両日、鶴岡市で全国の花の仲卸や小売業者らを招待して「“花想”来てみっちゃの~鶴岡」を開いた。12人が参加し、部会員の圃場(ほじょう)巡回や定植作業体験などを通して、栽培の知識を学び交流を深めた。

仲卸や小売業者と花き生産者の交流を通じて、生産現場への理解を深めることが目的。

初日は開講式で、同部会や取扱品目、出荷計画表などを紹介した後、佐藤司さんのダリアやトルコギキョウの圃場を見学。5人の生産者の圃場に分かれて出荷調整作業などを体験した。2日目は集荷の様子を見学し、花の品質を確認。トルコギキョウの定植作業体験や、5か所の圃場を巡回し、生産者と情報交換をした。

東京都で花屋「和花園」を営む西田誠代表取締役社長は「摘蕾作業を体験したが想像よりも大変だった。実際に産地に来て生産者の苦労がわかると愛着がわき、鶴岡の花を取り扱いたいと思う。自信を持って販売していきたい」と話した。上野善光部会長は「圃場巡回や作業体験を通して生産者の苦労を知ってもらい、鶴岡産の花を取り扱ってもらえたらうれしい」と話した。

圃場で情報交換する生産者と参加者
上野部会長㊨から摘蕾方法を学ぶ参加者

 

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