青年部が米作りへの思い伝える

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JA鶴岡青年部は6月13、14日の両日、鶴岡市と友好都市の盟約を結ぶ東京都江戸川区の小学校14校へ出向き、約1300人の児童に稲作特別授業を行った。食と農への理解を深めてもらうことを目的に毎年開き、今年で27回目。

部員14人が2~3人ずつ6班に分かれて各小学校を訪問。米作りの年間作業をまとめたDVDを使って、種まきから田植え、稲刈りなどの米作りの過程や、米作りへの思いなどを伝えた。

質疑の時間では、児童から 「農家になったきっかけは何か」 「農業の大変な作業は何か」などとたくさんの質問が出された。

また、各小学校では、5月の初旬に送った委員長、副委員長2人の苗で事前に田植えを行っており、部員たちは学校田やバケツ稲の生育状況を確認。今後の栽培のポイントなどをアドバイスした。
佐藤大樹委員長は「米の生産者としておいしい米ができるまでの過程を児童たちに伝えることで、食と農に興味を持ってほしい。来年度以降も継続して事業に取り組んでいきたい」と意気込みを話した。

なお、JA鶴岡農政対ではこの事業を支援するため、毎年、経費への助成を行っている。

米作りの過程を説明する青年部員

 

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