青年部設立50周年記念式典を開催

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JA鶴岡青年部は11月26日、鶴岡市の東京第一ホテル鶴岡で「青年部設立50周年記念式典」を開いた。
青年部員、来賓、歴代委員長、JA役職員ら53人が出席。

主催者を代表して今野聡委員長は、参加者へ向けて感謝の気持ちを伝えると共に、「近年は新型コロナの影響で活動がままならない時期が続いたが、特別稲作授業をオンライン授業として新たな形で事業を継続できた。これからも青年部事業を先の世代につなげられるよう引き続き活動していきたいと思う」と力強くあいさつした。

式典では、「良質高品位米コンクール」の表彰、青年の主張発表会が行われたほか、ファームサイド株式会社代表取締役の佐川友彦さんが「経営改善で実現する これからの農業経営」と題し講演。佐川さんは東京大学農学部を卒業後、外資系の研究開発職を経て、宇都宮市の阿部梨園従業員として勤務。独自のノウハウで梨園の経営課題を500件改善するなど話題を呼んでいる。佐川さんは経営改善のポイントについて「すぐに成果が出る、小さい改善にメリットがある。改善を習慣化し、小さな最適化を繰り返すことによって、大きなチャレンジに結び付けることができる」と話した。

また、青年部の歴史をまとめた記念誌を作成し青年部員へ配布。50年の歩みを振り返り節目の年を祝うとともに、さらなる発展を誓った。

あいさつする今野委員長

設立50周年おめでとうございます!

 

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大豆精選設備竣工式

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JA鶴岡は11月28日、下川にある西郷倉庫で大豆精選設備竣工式を開いた。関係者ら約30人が出席し、神事を執り行った後、佐藤茂一組合長と来賓者がテープカットを行い、佐藤組合長が稼働ボタンを押した。

大豆精選設備は国の補助事業を活用して11月に設置が完了。処理稼働は12月から翌年1月を予定している。機器は既存選別機4基、新規選別機2基と色彩選別機、フレコンスケールなどの調製計量設備と運転設備で構成され、大泉倉庫の従前設備を移設し、設備の機能増強を図った。

JA鶴岡では米を取り巻く厳しい情勢を踏まえ、土地利用型の重点品目として大豆を推進してきた。栽培面積は10年前と比べ約100㌶増加。今回の設備増強により、鶴岡産大豆のさらなる面積拡大と高品質大豆の生産と出荷に取り組んでいく。

佐藤組合長は「今後もさらなる大豆の生産拡大に取り組んでいくため、この度の設備投資となった。生産者・作業員には安全作業に努めてもらいたい」と述べた。

 

 

 

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JA鶴岡50周年 第19回創業・創立記念会員事業所顕彰式

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鶴岡商工会議所は11月24日、第61回会員企業従業者表彰式と第19回創業・創立記念会員事業所顕彰式を鶴岡市の東京第一ホテル鶴岡で開いた。

長年にわたり業務に精励した従業員や節目の年を迎えた事業所を表彰。創業・創立記念会員事業所顕彰は、年内に10年単位の創業・創立記念日を迎える事業所が対象。

JA鶴岡は50周年を迎えた事業所として受賞し、伊藤淳専務が出席した。今年は事業所36社、従業者137人が受賞した。最長の事業所は170周年となる。

上野雅史会頭は「まだまだ厳しい社会経済環境ではあるが、互いに英知を結集し技術や知識を、地域の発展に役立ててもらいたい」と述べた。

 

 

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女性部員が伝統料理を生徒に伝授

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JA鶴岡女性部は11月18日、鶴岡市の県立鶴岡中央高校で伝統料理講習会を開いた。食文化が多様化する中、地域の郷土料理や伝統食などの食文化を次の世代へ継承しようと企画し、今年で5回目。

女性部員10人が講師を務め、同高校の総合学科家政科学系列食物系3年の生徒16人と一緒に、まいたけごはん、庄内風芋煮、ぜんまい煮、卵寒天の4品を作った。

女性部副部長の石塚公美さんが料理の作り方を説明後、各班に分かれ調理開始。 各班に女性部員がつき、生徒に食材の切り方や手順などを教えながら、和気あいあいと調理を進めた。

卵寒天の卵が鍋の中で広がる様子を見た生徒からは「すごくきれい。おいしそう」と歓声があがった。

生徒からは「地元に昔から伝わる伝統料理に触れる機会がまったくといっていいほどないのでこの講習会で学べて良かった。時間内に数品を作りあげるお母さんたちの手際が良くてさすがだった」との感想が聞かれた。

作り方を説明する女性部員㊧

鶴岡の伝統の味が完成

おいしくできました!

 

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げんき部会そば打ちを楽しむ

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JA鶴岡げんき部会は11月16日、農村センターで会員9人が参加してそば打ちを楽しんだ。

参加者はショートステイ愛あい館の難波隆博所長に教わりながらそばを打った。水をそば粉に混ぜる工程や、均等に生地を広げる工程のコツを聞きながら、そばを完成させた。

参加者は「今までで一番詳しく指導してもらい上手に打てた」と話した。

 

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女性部西郷支部が旬の農産物を寄贈

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JA鶴岡女性部西郷支部は11月16日、鶴岡市内の特別養護老人ホームしおん荘、養護老人ホーム思恩園、児童養護施設・七窪思恩園に、ダイコンやネギ、ミニトマトなど西郷産の旬の農産物をプレゼントした。

毎年7月に実施している「メロン一粒運動」と合わせて、1976年から西郷婦人会が社会福祉への貢献を目的に始め、2014年から女性部西郷支部と合同で取り組んでいた。2021年度をもって西郷婦人会が解散したことから、女性部が活動を引き継ぎ、同支部の部員の家庭で収穫した農産物を寄贈することとした。
七窪思恩園では、女性部員らが玄関前で出迎えた職員に農産物を手渡した。
小笠原せつ支部長は「地元で作られた旬の農産物を食べて、冬も元気に過ごしてほしい」と話した。
寄贈された農産物は、施設の食事として利用者に提供される。

部員の愛情がいっぱい詰まった農産物をめしあがれ!

旬の農産物を食べて元気に過ごしてください!

 

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JA共済親と子の交通安全ミュージカル「魔法園児マモルワタル」開演

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JA鶴岡、JA共済連山形は11月15日、鶴岡市のみどり幼稚園でJA共済親と子の交通安全ミュージカル「魔法園児マモルワタル」を開き、園児や先生など約70人が参加した。
長澤浩行理事金融部長は「車が多く通る道路には危険がいっぱいあり、急に飛び出したりしないよう注意しましょう」とあいさつし、3年ぶりにミュージカルが開演した。
園児たちは歌や踊りを楽しみながら、道路に飛び出さない事や、信号が青になってもすぐには渡らず確認してから渡る事、横断歩道の途中で信号が点滅したときの渡り方など交通安全のルールを学んだ。
同ミュージカルは、JA共済の地域貢献活動の一環として、幼児に交通安全ルールを守ることの大切さを伝え、交通事故撲滅に向け全国各地で上演している。

 

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鶴岡市へカーブミラー寄贈1500基を突破

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JA鶴岡とJA庄内たがわ、JA共済連山形は11月14日、地域住民の交通安全と事故防止に役立ててもらおうと、鶴岡市にカーブミラー21基を寄贈した。

JA鶴岡の佐藤茂一組合長、JA庄内たがわの太田政士組合長が市役所を訪れ、皆川治市長に目録とレプリカを手渡した。

皆川市長は「今回いただいた分とこれまでを合わせ1500基を突破した。長年にわたり寄贈を継続していただきお礼申し上げる」と謝意を述べた。

JAグループの地域貢献活動の一環として寄贈は1973年から始め、計1,515基となった。

JA共済連山形は、建物更生共済における自然災害に対する共済金や、新型コロナウイルスによる入院にかかる共済金の支払状況などを説明した。

 

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鶴岡市へ農業関連予算編成に関する要請を提出

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JA鶴岡とJA庄内たがわ、両JA農政対策推進協議会は11月14日、2023年度農業関連予算編成にあたっての要請書を鶴岡市に提出した。

JA鶴岡の佐藤茂一組合長とJA庄内たがわの太田政士組合長が市役所を訪れ、皆川治市長にそれぞれ要請書を手渡した。

佐藤組合長は「当JAではこれまで同様に園芸振興に力を入れていく。2大ブランドのメロン、だだちゃ豆、第3の品目となったミニトマトについてもさらに生産拡大を目指していく。そのための設備投資が必要となるので絶大なる支援をお願いしたい」と述べた。

皆川市長は「ご指摘の通り園芸振興には設備投資が必要となるので国、県、市で役割分担しながらしっかり対応していく。また人手確保は繁忙期や第三者継承も含めて重要な部分なので、さらに仕組みを構築していきたい」と話した。

JA鶴岡では園芸作物の生産拡大に必要となるパイプハウスや省力化機械などの導入支援、だだちゃ豆、砂丘メロンなどの農産物ブランドの販売促進の支援、新規就農や雇用労働力の支援などを求めた。

 

 

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「わんぱく農業クラブ」でわら細工体験

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山形大学農学部は11月12日、鶴岡市の同農学部付属やまがたフィールド科学センターで「わんぱく農業クラブ」を開き、JA鶴岡げんき部会の部会員がわら細工体験の講師を務めた。

児童や保護者ら約50人が参加し、児童が稲刈りで干したわらを利用してわら草履を作った。事前に大学生にも指導し、児童らは編み始めと鼻緒や前つぼをつけるところを少し手伝ってもらいながら、夢中になってわらを編み込んだ。

同農学部の教授は「昔は、お米を食べ、わらを草履にして捨てるところなく利用して暮らしていた」と話した。

 

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