大玉トマト「りんか409」の栽培講習会を開く
読了までの目安時間:約
2分
JA鶴岡ハウストマト専門部は2月10日、鶴岡市のJA南支所で大玉トマト「りんか409」の栽培講習会を開いた。生産者5人が参加し、定植に向けて栽培の注意点や有効な資材について学んだ。
講師のJA園芸指導係は、育苗から定植時期の管理、圃場(ほじょう)準備、摘果など初期の生育管理について説明。活着遅れによる初期の根量不足は低段の尻腐れや軟化玉等の原因になるため、定植時の地温確保や活着促進剤の利用、定植後の手かん水など定植時期の管理が重要だと伝えた。品種特性を考慮した元肥の調整や摘果作業の注意点も説明した。
その後、生産者ごとに草勢を調べた生育調査の結果から考えられる課題と対策方法を解説し、追肥やかん水量の目安を助言した。
同専門部では、2019年からトマト「りんか409」の作付けを始め、生産者13人が90㌃で栽培している。
トマト「りんか409」の栽培の注意点について学ぶ生産者