2022年度だだちゃ豆精算報告会
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JA鶴岡だだちゃ豆専門部は11月8日、エダマメ「だだちゃ豆」の2022年度精算報告会を農業振興センターで開き、生産者・関係機関の役職員ら約100人が出席した。
早生品種は高品質で着莢数も多く収量は増加したが、「白山」「晩生甘露」の収量は8月中旬の降雨・曇天の影響などにより予定よりも大きく減少した。
全体の集荷量は約800㌧で前年比104%となったが、各産地の荷量が潤沢で例年になく出荷時期が重複したことで前年を下回る平均単価となった。
加賀山雄専門部長は「次年度に向けて課題に向き合っていく。今後も協力をいただきたい」とあいさつした。 佐藤茂一組合長は「今年は枝豆相場全体が低調だったが、特に競合産地の影響を大きく受けた。これを踏まえ販売戦略を構築していく」と述べた。
23年産に向けた生産対策では、優良種子を確保するため種子の低温保存、有利販売に向け日々の出荷数量の平準化、排水対策の徹底、生育状況に応じた防除管理などに取り組むことを確認した。