稲作をテーマに若手農業者研修会を開催
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JA鶴岡は、今年度2回目となる「若手農業者研修会」を12月21日にJA鶴岡振興センターで開催し、管内の若手農業者と役職員22人が参加した。
今回は、稲作をテーマに山形大学農学部附属やまがたフィールド科学センター長・藤井弘志教授と有限会社鶴岡グリーンファーム大滝敦社長より「これからの庄内の稲作を考えるためのイノベーション」と題した講演が行われた。
藤井弘志教授は、イノベーションは「考え方・見方を変えること」、イノベーションが稲作でも重要になる事を伝えた。山形県は日本有数の稲作に適した産地であるが、年々高温障害の発生リスクが高まっている為、より技術や戦略が重要になり、土づくりの必要性や品質・収量の最大化と重労働の解消に向け、ドローンを利用し圃場全体を「見える化」するプロジェクトが紹介された。
このプロジェクトの中で鶴岡グリーンファームは、ドローンの実証実験を行っており、大滝敦社長が映像を交えながら利用状況を説明した。参加者は、「ドローンをハウス内で利用可能か」など積極的に質問を行なった。
講演後、水稲新品種の「山形112号」についての研修が行われ、品種特性などを説明後、「山形112号」・「はえぬき」・「つや姫」の食べ比べが行われた。
稲作でもイノベーションが必要と述べた藤井弘志教授