五月人形・鯉のぼりのお知らせ(生活課)
平素より組合員・役職員の皆様におかれましては、当課事業をご利用いただいておりますことに心より感謝申し上げます。
さて皆様、初節句、端午の節句の準備はお済でしょうか?
この度はゴトウ商会より五月人形、鯉のぼりの紹介がございます。
チラシ「2025 五月人形 鯉のぼり」添付しております。
購入を検討されている方にはぜひ、ご参照いただければと思います。どうぞ宜しくお願いいたします。
<お問い合わせ>
JA鶴岡生活課 松本まで
☎ 0235-23-5045
SEADS(シーズ)令和6年度修了式
3月13日、鶴岡市立農業経営者育成学校「SEADS(シーズ)」の令和6年度修了式が行われた。第4期生の20~40代の男女7人が2年間の研修を修了し、市内で農業に従事する。
式には研修生、来賓や関係機関の役職員ら45人が出席した。
百瀬清昭校長は式辞で「頻発する自然災害、国際情勢の緊迫化、そして担い手不足など農業は大きな岐路に立っている。半面、大きなビジネスチャンスであり、世界を俯瞰し、頭と身体、そして自分の五感をフルに使い、本物の経営者を目指して果敢にチャレンジして欲しい」と述べた。
修了生を代表して佐藤昌人さんが「SEADSでの2年間で農業の基礎から経営管理まで多くのことを学んだ。私たちは今日、新しいスタートラインに立つ。SEADSでの学びを糧に思い切り農業にチャレンジする。」と決意を述べた。
3月6日には第4期生の就農計画発表会が行われ、今井達夢さんは西郷地区で庄内砂丘メロンやミニトマト、ブロッコリーの栽培に取り組む予定。また、大角暁人さんは、大山・西郷地区でさといも、ミニトマトを栽培する予定となっている。JA鶴岡は新規就農される方に営農指導などの経営面についてもサポートしていく。
修了生との記念写真
SEADS第4期生 就農計画発表会
3月6日、鶴岡市立農業経営者育成学校「SEADS(シーズ)」の令和6年度就農計画発表会が千安京田の同校で行われた。SEADS研修生や実習受入農家、関係機関など約40人が参加した。
今年度修了する4期生7人がSEADSで実習や座学など2年間学んだことを通じ、自身の就農計画を紹介した。入校のきっかけや水稲・野菜・果物などの生産品目、作業時間や収支計画などを説明。4月からはそれぞれが鶴岡市、庄内町、三川町に就農する予定だ。
Uターンして就農予定の大角暁人さん(46)は大山地区でサトイモ・ミニトマトをメインに取り組み、将来的には園芸作物の規模拡大や水稲にも挑戦する。
大角さんは「サトイモ・ミニトマトで安定生産を定着させ、栽培技術の向上や地域の方々から信頼される農業者を目指す。ゆくゆくはハーブなどの香草の栽培も検討している」と話した。
また、同じくUターンで就農予定の今井達夢さん(27)は西郷地区でメロン・ミニトマト・ブロッコリーを栽培に取り組む予定。
今井さんは「大好きな庄内・鶴岡でたくさん支えてもらい、今度は自分が支える存在になりたい。今後はSNSでの農業PRや多業種とのコラボレーションなど多角的な視点からチャレンジしたい」と意気込みを語る。
JA鶴岡は新規就農される方に営農指導、設備投資や資金繰りなどの経営面についてもサポートしていく。
4期生の大角さん
4期生の今井さん
「もんとあ~る」全体会議を開く
産直課は3月7日、鶴岡市農村センターでファーマーズマーケット「もんとあ~る」の全体会議を開いた。出荷者のほか、五十嵐廣運営委員長ら産直運営委員、JA役職員ら約130人が参加した。
五十嵐廣運営委員長は「2024年度は2店舗で販売額10億円を達成した。今後は駅前店の新築移転も控えており、さらに地域の方々に愛され、より良いもんとあ~るにしていこう」とあいさつした。
株式会社ファイトクロームのマーケティング部須藤修氏と営業第2部関信氏を講師に招き「植物のストレス抵抗性を強化するバイオスティミュラント(BS資材)とは?」と題し研修を行った。
近年の異常高温や豪雨など作物の生育に大きく影響が出ており、その気候に対処するためのBS資材について説明。植物が本来持っている自然環境ストレスへの抵抗力を活用し、BS資材を使用することで環境ストレス耐性向上や肥料の吸収をサポートし、作物の品質アップにつながる。具体的には土壌保水材や窒素固定菌、湿害回復資材などを紹介した。
その後、24年度の取り組み報告および25年度に向けての協議のほか、出荷者表彰を行った。25年度には安心・安全・品質管理の徹底や会員の獲得・増産、もんとあ~る駅前店の新築、搬入時間と陳列のルール、農薬の適正使用などについて協議を行い、取り組むことを確認した。
出荷者表彰では、24年1月1日から12月31日までの1年間の売り上げと前年同期間を比較し伸び率上位者3人を表彰。第1位に今野勝さん(谷定)、第2位に岩浪文子さん(荒井京田)、第3位に菅原ふみ子さん(小淀川)が輝いた。特別表彰として90歳を超えてからも出荷を続け、長年産直事業に貢献してきた榎本千枝子さん(少連寺)を表彰した。
あいさつする五十嵐運営委員長
BS資材の説明をする須藤氏
功労者表彰(左から榎本さん、五十嵐運営委員長、保科亙組合長、今野さん)
北海道フェアが大盛況
JA鶴岡のファーマーズマーケット「もんとあ~る」は3月8日~9日の2日間、鶴岡市内の2店舗で「北海道フェア」を開いた。
鶴岡市と姉妹都市となっている北海道木古内町の特産物をはじめ、函館市や知内町、鹿部町の特産品を取り揃えた。
特設コーナーでは鹿部松前漬けなどの加工品、たらこや真ホッケの開きなどの海産物、揚げたてのはこだて和牛コロッケ、菓子類やワインなどの商品を対面で説明しながら販売。
2日間とも開店直後から多くのお客様でにぎわいを見せた。
産直課の鈴木大亮課長は「初めての企画だったが予想以上の反響となった。友好都市の産物を広く市民の方々にPRする機会になった。」と述べた。
今後も産地間提携により双方が発展していくことが期待される。
北海道産の珍しい商品が並び、開店と同時に多くのお客様でにぎわった
品種特性と調理方法について説明
塩辛やたらこなどの海産加工品もお買い得!
お菓子やジュース、ワインにも人気が集まった
加工事業者研修会で「食品表示と衛生管理のポイント」を学ぶ
JA鶴岡は3月5日、農村センターで加工事業者研修会を開き、組合員ら40人が参加した。
庄内総合支庁農業技術普及課プロジェクト推進専門員の田村彩子さんを講師に迎え、「食品表示と衛生管理のポイント」と題して、食品表示の概要や期限表示の基本的な考え方、衛生管理などについて学んだ。
食品表示については、実例を交えながら間違いやすい点や注意点などを改めて確認した。
現在は危害分析重要管理点(HACCP)に沿った衛生管理が制度化されており、「衛生管理計画の作成・実行・記録・確認」の重要性を説明。
HACCPとは、原料の受け入れから製造、出荷までの工程において、食中毒などの健康被害を引き起こす可能性のある危害要因を化学的根拠に基づいて管理する衛生管理の方法だ。
田村さんは「食品の期限表示については可食可能期間と安全係数をかけて設定するが、変動要因や原材料の特性などを合わせて検討し、その商品に責任を持つことが必要となる。併せて、衛生管理にも力を入れてほしい」と呼び掛けた。
参加者は「消費者の健康に直結するだけに重要性を再認識した。適正な食品の取り扱い、表示に気をつけたい」と話した。
食品表示や衛生管理について説明する田村さん㊨
西郷砂丘畑振興会第63回通常総会
JA鶴岡西郷砂丘畑振興会は3月7日、旧西郷支所ホールで第63回通常総会を開いた。収支決算、事業計画、役員改選など4議案が承認された。
ネットメロンは5月下旬~6月上旬に強風や局所的に低温があり、ハウス後半から露地前半の玉肥大に影響した。ハウスは3L中心と肥大良好であったが、露地になると2LやLAが増加し小玉で経過した。品質はおおむね良好であり、出荷数量は前年比93%と減少したが、販売単価が良好で販売金額は11億6千万円となった。
ミニトマトは昨年のような高温障害は見られず良好な品質で経過したが、定期的に曇りや降雨があり日照時間が不足し花数が例年より少なく、数量は575㌧と平年と比較するとやや減少した。販売単価は全国的な不足感から良好に経過し販売金額は6億2千万円となった。サヤインゲンは、高温対策として播種時期を遅らせる対応をとり、販売金額は3千6百万円(前年比125%)となった。
役員改選では、会長に田中善明さん(下川下)、副会長に佐藤祐二さん(長崎)と斎藤孝弥さん(面野山)が選出された。
挨拶する佐藤重勝会長
新役員(左から副会長:佐藤祐二さん、会長:田中善明さん、副会長:斎藤孝弥さん)
貯金金利の引上げのお知らせ
鶴岡市農業協同組合(組合長 保科 亙)は、日本銀行の金融政策見直しに伴う市場金利の動向を踏まえ、2025年3月10日(月)より、各種貯金金利を引き上げいたします。 詳細につきましては、以下よりご確認ください。
貯金金利情報
グループホーム「愛あい館」で内覧会を開く
JA鶴岡福祉課は、3月7日、8日に鶴岡市大山のグループホーム愛あい館で内覧会を開いた。
平成22年に開所した「ショートステイ愛あい館」は令和6年12月末日をもって閉所し、3月10日より「グループホーム愛あい館」として新たに開所する。
要支援2~要介護5の認知症高齢者の方が地域の方々と一緒に楽しく暮らす1ユニット定員9名の共同生活を営む介護施設で、定員は2ユニット18名(全室個室)となっている。
当施設は、再加熱カートを導入して温かく美味しい食事が提供できる体制をとっている。また、最新の調理機器を導入したことで、職員が入居者の方々に寄添い自立した生活を支援することに専念できるようになっている。
経済部福祉課の藍陽子課長は「ショートステイからグループホームに事業内容が変更となりますが、変わらず地域の皆様に質の高い福祉サービスを提供できるよう努めて行きたい」と述べた。
食事を試食する来館者。
試食メニュー。
花き振興部会第36回総会を開く
JA鶴岡花き振興部会は2月26日、鶴岡市のJA鶴岡農業振興センターで第36回総会を開いた。部会員や関係機関の役職員約50人が出席し、収支決算や事業計画など3議案について全て賛成多数で承認した。
佐藤清張部会長は「他産地では、作付面積が大きく減っている品目もあり、市場や仲卸からJA鶴岡への期待が増している。さまざまな課題はあるが出荷ロスの削減などに取り組み、出荷量の増加をお願いしたい」とあいさつした。
保科亙組合長は「組織として生産者同志のつながりが強いことが、販売額6億円突破という好成績につながったと思う。JA鶴岡では第13次農業振興運動計画で農産物生産100億円を目指しているので、作付面積の増加など皆で一緒に販売拡大に取り組んでいこう」と述べた。
今年度はかつてない大雨や洪水などの自然災害が多発したが、部会員の日々の努力と生産販売の強化により昨年の販売額を上回った。
JA鶴岡では新たな園芸品目へ取組む生産者に対し、取組品目の種苗費や初期投資額の軽減を図るための支援や園芸施設長寿命化対策支援など園芸振興と生産拡大を図るため取り組んでいる。
部会ではJA鶴岡の支援や県単補助事業、燃料高騰対策、全農生産拡大支援などを活用し、生産推進や経費高騰に伴う対策を実施。さらに各展示会への参加や新規市場の開拓など産地PRを積極的に行った。
引き続き生産者の日々の努力と組織運営での生産販売の強化、関係諸機関と一体となり部会の維持、発展を図っていく。
あいさつを述べる佐藤部会長