第49回「ごはん・お米とわたし」作文・図画コンクール「山形県農協中央会会長賞」を受賞!

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JA山形中央会が主催する第49回「ごはん・お米とわたし」山形県作文・図画コンクールで、JA鶴岡管内の小学生が「山形県農協中央会会長賞」を受賞し、2月16日に山形市のホテルメトロポリタン山形で開催された表彰式に参加した。

同コンクールには、県内から作文部門に243点、図画部門に1024点の応募があり、作文部門の2部(小学4~6年)で朝暘第二小学校6年生の佐藤誠志郎さんが、「山形県農協中央会会長賞」を受賞。

佐藤さんの作文は、「大切なお米」と題し、入院のために1年間に3回もお米を食べることができない時期があり、食べたいのに食べられないつらい時期があったからこそ、際立って感じられるごはんのおいしさを、においや色、温度など五感を使って表現している。また、お米を食べて元気になるだけでなく、元気だからこそお米のおいしさを味わえるということに気づかされる作品となっている。

同コンクールは、JAグループがすすめる「みんなのよい食プロジェクト」の一環として、これからの食・農・地域を担う次世代の子どもたちに、お米・ごはん食、稲作など、日本の食卓と国土を豊かに作りあげてきた水田農業全般についての学びを深めてもらうとともに、子どもたちの優れた作品を顕彰することを通じて、お米・ごはん食・日本食の重要性を広く周知することを目的として実施している。

また、今回のコンクールの入賞作品集はJA山形中央会のホームページでも見ることができる。

 

山形県農協中央会会長賞を受賞した佐藤さん

 

 

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第5回きらめきカレッジ 鶴岡産の花でフラワーアレンジメントに挑戦

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JA鶴岡は2月6日、鶴岡市農村センターで女性大学「きらめきカレッジ」第5回を開き、受講生14人が参加した。

「鶴岡産の花を使ったフラワーアレンジメント」をテーマに、市内で「花蔵」を営む三浦淳志さんの指導でフラワーアレンジメントを楽しんだ。

JA鶴岡花き振興部会が生産した白のスタンダードストックやピンク・紫のスプレーストック、黄色のアルストロメリアのほか、リューコリリーネやスターチスなど8種類の花を使用し、花の向きや配置のバランスに注意しながら、1本1本丁寧に挿して素敵な作品を仕上げた。

参加者は「初めてのフラワーアレンジメントがとても楽しかった。心和やかな時間を過ごすことができよかった」と話した。

「JAの時間」では経済部福祉課の藍陽子課長がJA鶴岡の福祉事業について説明し、来月オープン予定のグループホームについても紹介した。

その後、9期生の卒業式も行われ、2年のカリキュラムを修了した受講生8人に吉住徳子理事が修了証書を手渡した。

吉住理事は「2年間で学んだことを活かして、普段の忙しい生活の中で少しでもリフレッシュになればうれしく思う」とあいさつした。

卒業生は「2年間本当に楽しく有意義な時間を過ごすことができた。毎回新しい学びや発見をすることができとても楽しく、卒業がさみしい」と話した。

きらめきカレッジは、管内の20~50代の女性を対象に2年1期の10回でさまざまな分野の講座を仲間と楽しく学び、自分を磨くことを目的に2015年に開校した。

 

アレンジの作り方を説明する三浦先生㊥

三浦先生にアドバイスを受ける参加者

素敵なアレンジができました♪

9期生の皆さん、ご卒業おめでとうございます!

 

 

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柿の剪定講習会を開く

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JA鶴岡庄内柿専門部は2月6日、鶴岡市青龍寺の生産者の圃場(ほじょう)で庄内柿の剪定(せんてい)講習会を開き、生産者13人が参加した。

県農業技術普及課の担当者は、大玉生産に向けて側枝や優良な結果母枝を配置するため剪定方法のポイントを説明した。

「霜害が懸念される圃場は、十分な高さの結果母枝数を確保させる。1月の大雪被害で多数の枝折れが確認されているため、のこぎりで切り直す等早めの対策を心掛けてほしい」と呼びかけた。

昨年は大玉傾向で推移し、降雹被害もなく豊作基調であった。

剪定のポイントを確認する生産者

 

 

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庄内産大豆と米でおいしいみそ造り

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JA鶴岡女性部は2月11日、鶴岡市農村センターで、毎年恒例の「みそ造り講座」を開いた。女性部員や管内在住の女性60人が参加。

さとみの漬物講座企業組合(山形市)理事長の新関さとみさんを講師に、庄内産大豆「リュウホウ」と県産米「はえぬき」のこうじを使い、4㌔の「天然醸造の15割こうじみそ」造りに挑戦した。

新関さんは「15割こうじみそは、こうじの甘味たっぷりの減塩みそです。材料をしっかり踏んで美味しいみそになるよう頑張りましょう」とあいさつ。

こうじと塩を混ぜ合わせ、煮た大豆と一緒にビニール袋に入れ、足で押しつぶした。容器の中で平らにし、表面が空気に触れないようにビニール袋をかけ、夏の温度上昇で発酵し、8月上頃に完成する予定。

参加者は「煮豆を足でつぶす作業がいい運動になった。できあがったみそを食べるのが今から楽しみ」と笑顔で話した。

庄内産大豆を足で押しつぶす参加者

作り方を説明する新関さとみさん(中央)

 

 

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女性部員が伝統料理を生徒に伝授

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JA鶴岡女性部は2月7日、鶴岡市の県立鶴岡中央高校で伝統料理講習会を開いた。食文化が多様化する中、地域の郷土料理や伝統食などの食文化を次の世代へ継承しようと企画し、今回で8回目。

女性部員13人が講師を務め、同高校の総合学科家政科学系列食物系2年の生徒33人と一緒に、まいたけごはん、庄内風芋煮、ごぼうの甘辛煮、あさつきとえごの酢みそ和え、きなこ棒の5品を作った。

女性部副部長の佐藤雪子さんが料理の作り方を説明後、班ごとに分かれ調理を開始。

庄内の伝統食材である「えご」を使った「あさつきとえごの酢みそ和え」では、生徒から「初めて見る食材だ」と声があった。各班に女性部員がつき、各料理ごとにちょっとしたひと手間を加えることを伝えながら、和気あいあいと調理を進めた。
昔ながらの作り方を学んだ生徒からは「初めて触れる食材、初めて作る料理だった。まいたけごはんの炊きあがる匂いが美味しそうだった」との感想が聞かれた。

作り方を説明する女性部員(左)

鶴岡の伝統の味が完成

 

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鶴岡市農業発展奨励賞 管内から2団体受賞

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鶴岡市農業の振興発展に貢献や功労のあった個人や団体を表彰する「2024年度鶴岡市農業発展奨励賞」の表彰が2月4日、鶴岡市のグランドエル・サンで行なわれた。

今年度の受賞者は4団体で皆川治鶴岡市長より各受賞者に表彰状が手渡された。
JA鶴岡管内からは、西郷砂丘畑振興会(会長佐藤重勝氏)と株式会社治五左衛門(代表取締役石塚寛一氏)の2団体が受賞した。

西郷砂丘畑振興会は昭和38年に西郷地区の各農業組織を一本化し、強化するため設立された。新技術の導入や栽培、販売の研修等を積極的に行い、JAと連携した共販体制の確立や組織的な産地強化に尽力し、地区農家の安定した農業経営に寄与している。

石塚さんは2001年に就農した。22年に経営の安定化のため同社を設立。現在は「だだちゃ豆」14ha、水稲12haを栽培し、雇用創出や担い手育成にも貢献している。

佐藤会長は「会員みなさんの努力と栽培技術が認められ受賞できた。これからも会員全員で農業振興に努めていきたい」と話した。

 

表彰状を受け取る西郷砂丘畑振興会の佐藤会長

表彰状を受け取る株式会社治五左衛門の石塚代表取締役

受賞おめでとうございます!

 

 

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総代研修会 これからの農業が進むべき道を学ぶ

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JA鶴岡は1月28日、鶴岡市の東京第一ホテル鶴岡で総代研修会を開き、関係者約300人が出席。

研修会では東京大学大学院特任教授・名誉教授の鈴木宣弘先生をお招きし、「これからの農業が進むべき道」と題した講演を聞いた。

保科亙組合長は「令和6年度産の農作物について水稲は作況指数94の不良、『だだちゃ豆』は半作、その他の作物も蒔き直し等を余儀なくされ、甚大な被害に見舞われた。しかし、農作物の単価については水稲を含め非常に高い単価をたたき出すことができた。令和5年度の高温障害に続き、昨年の豪雨など異常気象が頻発している中で、関係機関と連携しながら対策を講じて取り組んでいく」とあいさつした。

鈴木先生は、現在起こっている食料自給率の問題や食料安全保障問題について、農業経済学の観点から実例を交えながら紹介した。

輸入に依存せず安全・安心の高品質な食料供給ができる地域資源循環農業を目指す方向性が子供達の未来を守る最大の希望であり、官民が連携することで「子供を守る」政策強化が社会全体の幸せにつながっていく。

食料危機・農業危機が深刻化している中、各地の農家の踏ん張りが希望の光であり、今こそ協同組合の力を発揮し、ネットワーク強化を強め明るい展望を目指すことの重要性を述べた。

また、「農林水産業は国民の命、環境・資源、地域、国土・国境を守る安全保障の柱であり、大胆な食料安保確立予算の緊急執行のための『食料安全保障推進法』を早急に議員立法で制定し、抜本的に国家戦略を再構築する必要がある」との意見を示し、農政について深く考える研修会となった。

 

あいさつする保科組合長

講演する鈴木先生。

 

 

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全職員研修会を開催

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JA鶴岡は、令和7年1月25日(土)に東京第一ホテル鶴岡で全職員研修会を開催し、202名の役職員が参加した。

はじめに、「令和6年度山形県JA共済カウンターセールスコンテスト山形県大会」で最優秀を受賞した金融部本店営業課共済係の佐藤知佳さんの褒賞、業務上有益となる資格を取得した17名の職員に対する表彰が行われた。この褒賞、表彰は職員にとっての模範となるものであり、今後の業務への意欲を高めるものとなった。

保科亙組合長の挨拶に続き、研修ではJA山形県中央会による「コンプライアンス研修」が実施され、職員が法令遵守の重要性を再確認した。さらに、大久保雅士氏を招いての「メンタリストが教える!「ずるいモチベーション管理術」」の講演が行われ、職員たちは新たな視点でモチベーションを高める方法を学んだ。参加した職員からは、「モチベーション管理についての内容が印象的だった。実践に活かしたい」との声があり、研修の内容を真剣に受け止めている様子を伺うことができた。また「農政運動に取り組む意義」についての農政学習が行われ、JAの役割や農業政策についての理解を深めることができた。

この研修はJA職員としての共通認識と意欲高揚をはかることと、全職員の交流を通して、職員間のコミュニケーションと職場の活性化をはかることを目的として一年に一度開催されている。

 

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カスタマーハラスメント対策基本方針について

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鶴岡市農業協同組合(以下、「当組合」)は、経営理念のもと、全役職員が組合員・利用者の皆さまからの負託に応え、ご満足いただけるサービスを提供することを心掛けております。
組合員・利用者の皆さまからは当組合の商品やサービス等について改善を求める正当なご意見がある一方で、社会通念上相当な範囲を超えた要求や、当組合職員の人格の否定、暴力、セクシャルハラスメント等の尊厳を傷つける言動があった場合、当組合は組合員・利用者の皆さまに誠意をもって対応しつつも、毅然とした態度で対応いたします。

 

1. カスタマーハラスメントの定義
組合員・利用者の皆さまからの要求や言動のうち、該当する要求の内容に妥当性があるか照らして、該当する要求を実現するための手段、行動や態度が社会通念上不当なもので、当組合職員の就業環境が害されるおそれがあるものとします。

 

2. カスタマーハラスメントに該当する行為
組合員・利用者の皆さまから以下のような行為を当組合職員が受けた場合、カスタマーハラスメントとして取り扱います。
・身体的、精神的な攻撃(暴行、傷害、脅迫、中傷、名誉毀損、侮辱、暴言)
・差別的な言動、性的な言動
・拘束的な行動(長時間にわたり職員を拘束する、長時間電話を続ける)
・不合理または過剰なサービスの提供の要求
・正当な理由のない商品交換、金銭補償の要求、謝罪の要求
・当組合職員個人への攻撃や要求
・SNSやインターネット上での誹謗中傷

 

3. カスタマーハラスメントへの対応
・組合員・利用者の皆さまに合理的・理性的な話し合いを求め、より良い関係性の構築に努めます。
・カスタマーハラスメントと判断した場合、外部機関・外部専門家に協力を仰ぐとともに、お取引をお断りまたは中止させていただくことがあります。

 

4. 組合員・利用者の皆さまへのお願い
組合員・利用者の皆さまにおかれましては、本方針に対するご理解とご協力のほど何卒よろしくお願いいたします。
当組合は、今後も引き続き、組合員・利用者の皆さまとより良好な関係を築いていけるよう努めてまいります。

 

令和6年12月26日制定 鶴岡市農業協同組合

 

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水稲栽培経過や園芸品目を紹介 総括営農研修会を開く

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JA鶴岡は1月22日、大山事業所で営農研修会を開いた。生産技術や推進品目等の周知と拡大を図るために開催しており、JAの耕種・園芸指導係が説明を行った。

耕種指導係は、令和6年産米の作柄状況を気象経過に沿って振り返り、異常高温や少照、集中豪雨による生育への影響や次年度に向けた対策を説明した。

令和6年産米は、登熟期間の高温などにより充実度不足の傾向が見られ、タンパク値が高くなってしまった。また、平年より雑草の発生が多かったため、要因を考察しながら防除のポイントなど情報提供を行なった。

園芸指導係は、推進品目の提案をメインに説明し、水稲育苗ハウスを有効活用したサヤインゲンとミニトマトを紹介。その他ハウス栽培品目や露地栽培可能な品目などの紹介も行った。

同研修会は、毎年1月中旬から下旬にかけて各支所・事業所で行われる。

 

説明を受ける参加者。

 

 

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