女性部第46回通常総会を開催

読了までの目安時間:約 2分

 

JA鶴岡女性部は3月21日、第46回通常総会を大泉支所で開き、部員・関係役職員58人が出席した。

小林絹井女性部長は「昨年度は今までの活動の積み重ねが「やまがた健康づくり大賞」の受賞に繋がり、大変な活動が多いほど部員が結束し、楽しさも増え、活動の輪が広がっていくことを実感した。29年度も地域に根差した存在感ある楽しい女性部を目指そう」と呼び掛けた。

28年度は軽スポーツ大会の開催や、栄養バランスが取れた弁当の創作を通じた健康的な食事の啓発など、部員の健康づくり支援が評価され、県から「やまがた健康づくり大賞」を受賞したことを報告。

29年度は地産地消運動や食農教育活動、新たに地域伝統食の伝承を目的とした、高校生対象の伝統料理講習会に取り組むことを確認した。

総会に先立ち、前本部役員6人の功績をたたえる感謝状の贈呈も行われた。上程された議案は原案通り承認され、部員たちは来年度の事業に向けて気持ちを新たにしていた。

JA鶴岡女性部は、昭和47年に設立され、会員数は597人。設立以来、阪神淡路大震災や中越地震、東日本大震災の支援、設立した助け合い組織「けさらん愛・愛サービス」での福祉施設ボランティアなどを行ってきた。現在は地産地消運動として、つるおか大産業まつりでの大鍋を使った豚汁の販売や、軽スポーツ大会の開催、組合員も対象とした女性フェスティバルでの5食の食材を使った弁当の提供などを行っている。

JA女性組織綱領を唱和する部員

前本部役員へ感謝状が贈呈された

 

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生産資材課 農業法人等との意見交換会を開催

読了までの目安時間:約 2分

 

JA鶴岡生産資材課は、3月14・15日に管内の農業法人との意見交換会を当JAの大泉・西郷支所2会場で開きJA役職員と法人代表者約30名が参加した。
当JAでは、JAグループの経済事業改革に先んじて2014年より農業法人等との意見交換会を開催している。
同会では、2016年度の生産資材への各種助成状況や全農も含め競争入札を行い価格低減に向けた取り組みを行っていることが説明された。
より価格を下げる為にも、参加者に予約数量の積み上げの重要性を説明し協力をお願いした。
また、来年度からの重点実施事項を報告。さらに仕入れ原価の低減を進める事や安価なジェネリック農薬の拡充、大型規格除草剤の提供などを計画していることを報告した。
参加者からは、水稲肥料への改善要望、大口利用者への還元方法、ジェネリック農薬の適用範囲・時期など多くの質問や要望が出された。
この意見交換会は、毎年実施している担い手戸別訪問とは別に生産資材価格の低減と事業運営に役立てる為に毎年開催し、生産資材価格の低減に向け取り組んできた。


西郷地区の法人代表者たち

 

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第4回 若手農業者研修会を開催

読了までの目安時間:約 2分

 

JA鶴岡は、今年度4回目となる「若手農業者研修会」を3月14日にJA鶴岡本所で開き、管内の若手農業者と役職員16人が参加した。
今回は、当JAの米穀畜産課営農指導係菅原隼希より、「平成30年以降を見据えたJA鶴岡産米の生産・販売戦略について」と題した講演を行った。
講演の中で今後業務用米の需要が増える傾向にあることから業務用米と家庭用米のニーズを見極めた品種導入や販売戦略の一つとして住友化学と提携し「つくばSD1号」が全量買い取りされる生産受託方式を説明した。
「世の中では脱コメ・園芸振興という言葉が飛び交っているが、JA鶴岡はコメでも戦う。売れる米、それが皆さんの生産する鶴岡産米だ。米は園芸に負けていない、鶴岡産米は全国トップクラスと確信している。2018年から仕掛けては遅い。今年から売れる米づくりを」と伝えた。
生産だけでなく販売状況も知ることで売れる米づくり指導ができると考えている事や、積極的にスーパーでの販促キャンペーンに参加していることなども伝えられ、参加者は熱心に聞き入っていた。
この研修会は、今後の地域農業を担う若手農業者を対象に「生産・販売・経営」に関する研修会を開きJAへの理解と参画を推進し、参加者同士の親睦や連携を図ることを目的とし今年度は、現地研修、庄内の稲作についての研修、組合長との意見交換会を開いた。

熱心に聞き入る参加者

 

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けさらん愛、愛サービス 研修会と総会を開催

読了までの目安時間:約 3分

 

JA鶴岡助けあいの会「けさらん愛、愛サービス」は3月14日、研修会と総会を東京第一ホテル鶴岡で開き、会員や関係役職員31人が参加した。

研修会では、新潟市支え合いのしくみづくりアドバイザーの河田珪子氏が「ずっとここで暮らし続けたい~支え合いのしくみづくりの実践から~」と題して講演。

河田氏は新潟市と協力して週2回、地域住民の集いの場「実家の茶の間」の運営に携わりながら、地域の福祉の質の向上のために人材育成や研修、講演活動を行っている。

自身が家族を介護した経験から、介護される側の人生を考えて介護しつつ、自分の人生を大事にするシステムを作りたいと考え、生活支援や介護予防の拠点となる高齢者の居場所作りを行っていることを紹介。「実家の茶の間」では、あの人は誰?と聞かない、初めて入って来た人には、よう来たね!と声をかける、いない人の話はしない、などのルールを作り、誰でも参加しやすい雰囲気作りが大切だと述べた。河田氏は「介護は人ごとではなく、皆でできることや助け合うことを考え、助け合いの仕組みづくりを広げていってほしい」と訴えた。参加者は、介護について様々な質問をし、熱心に学習していた。

講演後には健康教室が行われ、皆でオクラホマミキサーとマイムマイムを踊ってリフレッシュ。

引き続き行われた第19回総会では、28年度は、福祉施設でのボランティアやミニデイサービス、配食サービスなどに取り組んだことを報告。29年度は、JAと助けあいの会が一体となって高齢者が元気で安心して暮らせる地域づくりを進める取り組みを行い、新たに市の介護予防・日常生活支援総合事業を検討していくことが承認された。

髙橋信子会長は「講演を聞いて、地域のために私たちにもできることを模索しながら活動していきたい。引き続き会員の皆さんの協力をお願いしたい」と呼び掛けた。

けさらん愛、愛サービスは、地域の高齢者福祉を目的に平成10年に設立された助け合い組織で、会員数は44人。組合員家族を対象にしたミニデイサービスや、手作り弁当の配食サービスの協力などを行っている。

河田氏による支え合いの仕組みづくりの講演

フォークダンスでリフレッシュ

 

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水稲種子の温湯消毒が最盛期

読了までの目安時間:約 2分

 

鶴岡市大泉地区の大泉育苗組合では水稲種子の温湯消毒作業が最盛期を迎えている。

同組合では、農薬を使用せずに消毒できることから、農薬成分を減らした安全安心な米の販売に取り組むことを目的に、2012年から温湯消毒を開始し、主に、大泉カントリーエレベーター(CE)利用組合員が利用している。大泉CEで取り扱う「つや姫」は全量温湯消毒を義務づけている。

毎年3月初めから作業が開始され、今年は約300㌶にあたる、12トンと過去最高の申し込みがあり、日量約1トンが消毒されている。 

昨年は、JA鶴岡管内でもばか苗病が多発。今年度は、消毒機械や保管用シートまで徹底して消毒し作業にあたっている。

作業員からは「昨年度温湯消毒した種子のばか苗病の発生が比較的少なく、農薬使用の方が多かったと聞く。注目されてきている技術なので、今後も受け入れを拡大していきたい。また、種子配送後の自宅保管状態によってはばか苗菌が付着する可能性があるので、保管場所を徹底してほしい」と語った。

 

温水から種籾袋を取り出す作業員

 

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安心・安全のみそ造り/第5回あぐりセミナー

読了までの目安時間:約 3分

 

JA鶴岡は、2月28日に鶴岡市農村センターを会場にJA鶴岡あぐりセミナーを開き、市内在住の女性135人が参加した。

今年度5回目となる今回は、市内で有限会社いとうファームを営む伊藤稔さんを講師に迎え「安心・安全の味噌作り」をテーマに行った。味噌作りに使用したのは、伊藤さんの畑で収穫された無農薬栽培の大豆(エンレイ)と「つや姫」から作られた麹、そして塩のみ。昔はどの家庭でも味噌を手作りしていたので家庭ごとに違う味わいがあったが、現代では買って食べるものになったため味噌の作り方を知らない人が多く、135名の参加者数から関心の高さが窺えた。

前日から水に浸し、柔らかくなるまでじっくり煮た大豆を手でつぶすところから参加者たちは行った。機械ではなく自分の手で大豆を1粒1粒潰していく作業はなかなかの忍耐力が必要で、参加者同士がおしゃべりしながら約20分間潰し続けた。大豆が人肌以下の温度まで下がったことを確認し、味噌作りにおいて一番のポイントとなる塩と麹と大豆を混ぜ合わせる作業に取り掛かった。ムラができないように丁寧に時間をかけて混ぜ合わせ、最後にカビの原因となる空気が入らないようにパック詰めをし完成。今年の9月頃には食べられるようになるので、それまで各家庭で熟成させてもらう。

参加者からは、「自分の手で作った手作り味噌が半年後にはどんな味になるのか楽しみ」、「思ったより簡単に作れると知り、ぜひ家でも挑戦したい」との感想が聞かれた。

 

JA鶴岡では、来年度もあぐりセミナーを開催する予定。市内の女性を対象にした暮らしに役立つ講座を準備し、皆様のご参加をお待ちしております。

 

講師の伊藤稔さんのお話に耳を傾ける参加者たち。

 

指先に力を込めて大豆を1粒1粒潰していきました。

 

 

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【公告】第16回総代選挙の執行について

読了までの目安時間:約 1分

 

鶴岡市農業協同組合総代の任期満了に伴う第16回総代選挙を、下記により執行いたしますので、本組合定款ならびに定款附属書総代選挙規程の定めにより公告いたします。

1.総代選挙の日        平成29年3月17日
2.投票の開始、終了時刻  午前7時より午後3時まで
3.各選挙区の選挙する総代の数ならびに投票所・開票所
・南   89名
・大泉 109名
・北   91名
・上郷 77名
・大山 51名
・西郷 83名
計  500名
・投票所・開票所は選挙区毎の各支所(事務所)
4.投票用紙に記載すべき選挙する総代の数  1名
5.立候補(推薦を含む)の届出は、3月3日から3月14日までの間で、本組合の通常就業時間内に、各支所に届出ください。

 

平成29年3月3日
鶴岡市農業協同組合
代表理事組合長 佐藤茂一

 

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第28回花き振興部会通常総会を開催

読了までの目安時間:約 3分

 

JA鶴岡花き振興部会は2月27日、第28回総会を東京第一ホテル鶴岡で開き、部会員や関係者70人が参加した。
佐藤克久部会長はあいさつで「8月と9月の不安定な天候により出荷本数が伸び悩み、目標販売額の5億8千万円には届かなかった。全国的にも品質低下・品不足の中、当JAでは秋以降最低限の出荷減にとどまったのは、生産者の努力の成果である。販売面でも2日前販売に積極的に取り組み、JA鶴岡の花は大変高い評価を得ている」と今年度を総括。「来年度は生産者の皆さんから増反・増産に取り組んでいただき、目標6億円に向けての足固めに向けて活動していきたい」と呼び掛けた。

28年度は、9月中旬以降の小日照が秋冬品目の収量・品質に大きく影響し、特にストックは年内出荷で前年比5割を下回る実績となり、花き販売実額は計画に対して96.9%の5億6千万円の見込みとなった。

29年度は、販売額5億8千万円を目標とし、販売金額の増額に向けた作業の省力化による増反、増産や、他品目の導入、2日前集荷・販売への全品目実施と相対販売率の拡大による安定販売、新規生産者が安心して栽培できる環境を整える生産技術フォロー体制強化などの計画が承認された。また、相対販売率向上による安定販売などを目的とした集荷日変更についても承認された。

総会後は、鶴岡管外の花き生産者や生花商関係者を交えての研修会を開催した。 講師に市村一雄氏(国立研究開発法人農研機構野菜花き研究部門花き研究監)を招き、「切り花の日持ちを科学する~主要花きの日持ちのメカニズムと品質保持技術開発の動向~」と題し講演を開催。鶴岡管内で生産の多いアルストロメリアやキクを始めとした切り花の品質保持等について学び、活発な質疑応答があった。

JA鶴岡花き振興部会は、生産農家の所得増大を図ることを目的に平成元年に設立され、会員数は107人。トルコギキョウ、アルストロメリア、ストック、キク、球根の5専門部より構成され、将来花き10億円産地を目指して活動している。

昨年度を総括する佐藤克久部会長

市村花き研究監による講演

会場では資材展示メーカーの紹介も行われた

 

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第1期生卒業式&和食のマナー講座/女性大学「きらめきカレッジ」

読了までの目安時間:約 2分

 

JA鶴岡は2月21日、第5回女性大学「きらめきカレッジ」を東京第一ホテル鶴岡を会場に行い受講生19人が出席した。

今年度最後の講義となる今回は「日本の誇り 和食のマナー講座」と題し、講師に小笠原流礼法宗家本部師範の守本菱知氏をお迎えして箸の扱い方をはじめ会席料理の食べ方のマナーを実践で学んだ。

料理のメニューには、JA鶴岡管内で生産された冬の味覚「雪中軟白ねぎ」を使用した料理や平成28年度第1回の講座で受講生たちが手作りしたみそを使用した鱈のきもみそ焼きと椀物が並び、器や盛り付けで季節を楽しみつつ、食材のそのものの味を生かした料理の数々に舌鼓を打った。受講生からは、「日本人として知っておきたい和食の基本マナーを学んだので、普段の食事の時から気を付けていきたい」、「食事の食べ方が美しいと言われるような女性になりたい」という声が聞かれた。

また、講座終了後には初の卒業生となる第1期生10人の卒業式を行った。2年にわたるカリキュラムを修了した卒業生たちは、名残を惜しみつつも学長の佐藤組合長から一人一人修了書を受け取り、「社会人になってからの学びの場として、1度は体験してみたいと思っていた講義を受講することができ、この大学に入学してよかった」と大学生活を振り返った。

この「きらめきカレッジ」は生活文化活動の一環で、若い女性が参加者同士で交流を深めながら地元の食文化や農を学ぶことを目的に、2015年に開校。2年全10回の講義を行っており、平成29年度春には、第3期生の募集を行う。

 

美しい所作を身につけたいと守本先生(手前)の話を真剣に聴く受講生たち

出席者全員で記念撮影。第1期生の皆さん、ご卒業おめでとうございます!

 

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ミニトマト・さやいんげん・加工用キャベツ新規生産者向け研修会を開催

読了までの目安時間:約 1分

 

JA鶴岡は2月23日、新規作付予定者を対象としたミニトマト・さやいんげん・加工用キャベツの研修会を農業振興センターで開き、26人が参加した。

研修では、JA指導員が栽培マニュアルを使って、ミニトマト「千果」、さやいんげん「レグルス」、「スーパーステイヤー」、加工用キャベツ「おきな」について、品種の特徴や栽培方法、出荷の流れを説明した。

参加者からは「マルチは何を使うか」「雑草対策はどうするか」「若苗を植える時の定植のタイミングは」などといった多くの質問が飛び交った。

この研修会は、新たに栽培を始める方が基礎から学べる場として毎年開催している。

当JA管内のミニトマトの生産者は142人で栽培面積1574㌃、さやいんげんは生産者84人で617.8㌃、加工用キャベツは生産者11人、209㌃で、現在次年度の生産者を募集している。

研修を受ける参加者

 

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