米粉サンドウィッチ・葉脈しおり作りに挑戦!あぐりスクール/夏休み版を開催
地域の小学生に、食の大切さや自然・農業への理解と関心を深めてもらう事を目的に開催している「JA鶴岡あぐりスクール/夏休み版」が、8月16日に「鶴岡市自然学習交流館ほとりあ」で、15名が参加して開催されました。同イベントは今年で27回目の開催です。
午前中は、管内の圃場でキュウリとトマトの収穫を体験。子どもたちは目を輝かせて一番美味しそうな野菜を一生懸命に選んで収穫していました。その後、今回収穫した新鮮な野菜を米粉パンにはさみ、オリジナルのサンドウィッチを作りました。自分の手で収穫した野菜は格別の味で、子どもたちは嬉しそうに食べていました。
午後からは、葉っぱの葉脈しおりづくりに挑戦。子どもたちは初めは難しいと言いながらも、きれいな葉脈のしおりを完成させました。さらにその後は、ほとりあ周辺でザリガニ捕りや水辺の生き物の観察を楽しみました。
参加者は、今回の様々な体験を通して充実した夏の思い出を作ることができました。
※「鶴岡市自然学習館ほとりあ」とは
森林浴の森百選に選ばれている高館山、ラムサール条約登録湿地の大山上池・下池、多様な生物が生息する都沢湿地などの豊かな自然を活用し、子ども達をはじめ市民みんなが自然にふれあい、学習する場が鶴岡市自然学習交流館「ほとりあ」です。
収穫したての野菜で作ったサンドウィッチは格別!
個性あふれる葉脈しおりが出揃った
公正取引委員会の検査に関する当組合の見解
平成25年7月30日から公正取引委員会より、米販売手数料の変更に関して、独占禁止法に触れる疑いがあるとして検査を受けております。
当JAとして、現在の経過と見解を組合員の皆様にお知らせいたします。
1.公正取引委員会による被疑事実は以下の通りです。
(1)山形県庄内地区に住所を有する農業協同組合が、共同して、米穀の販売の際に徴収する手数料の算定方式及びその額を決定している疑いがある。
(2)前記(1)の行為には、これらの農業協同組合の上部団体が関与している疑いがある。
2.庄内に限らず、JAにおける米穀の集荷、販売事業は、JA間に競争関係は無く、連合会等を通じ、各JAが共同して販売する事により、生産者の利益を高める努力をしております。この事は、独占禁止法第22条によって、法的にも認められている事業内容です。
3.一部の新聞等で、「手数料を統一する事で農家の選択権を奪い農家に負担を強いる」との報道がなされていますが、各JAは定められた事業区域内で事業を行う規定になっており、複数のJAを比較して出荷先を選択する生産者はいないのが実態です。また、組合員の合意の下、正式な内部手続きを経て変更された手数料額は妥当であり、当該報道は事実とは異なるものと考えております。
4.検査の結果が出るには期間を要すると思われますが、今後とも、公正取引委員会の検査には協力し、その審査内容は真摯に受け止める所存です。
平成25年7月31日
鶴岡市農業協同組合
公正取引委員会からの検査について
JA鶴岡では、公正取引委員会から、米穀の販売に際し徴収する手数料の決定経過について独占禁止法の規定に触れる疑いがあるとして、検査を受けております。
当JAとしては、検査には誠意を持って協力しておりますが、米穀の販売手数料は、本組合が独自に設定し、集落座談会等で生産者に内容を充分周知すると共に、理事会、総代会等、組合内の手続きを経て、正当に決定されたものと認識しております。
平成25年7月30日
鶴岡市農業協同組合
JA鶴岡に、映画「おしん」役の濱田ここねちゃんが来組!
山形県内で全ロケをした映画「おしん」の全国縦断「おしんはここね!キャンペーン」が、7月29日より全国に先駆けて、山形県からスタートしました。
30日午後にはJA鶴岡役員室を訪れ、主演の濱田ここねちゃん(9歳)と冨樫森監督(鶴岡市出身)が、今野組合長、本間専務と懇談しました。
ここねちゃんは、自筆の“名刺”を交換しながら「映画『おしん』をよろしくお願いします!」と呼び掛けました。
また、3時のおやつ時になると、今野組合長が「だだちゃ豆アイスクリーム」をここねちゃんにプレゼント。一口食べると「とても美味しい!」と、ご満悦の表情を見せていました。
「おしんはここね!キャンペーン」は8月29日まで、北は北海道、南は九州までの計18都市を巡る予定です。
主演の浜田ここねちゃんと冨樫森監督
だだちゃ豆アイスクリームを食べてニッコリ
だだちゃ豆出発式を開催!
だだちゃ豆の出発式が、7月29日に関係者30人余りの出席の元、北部集荷場で行われた。今年の豊作や農作業の安全を祈願する神事が行われ、初出荷となるだだちゃ豆を積載した大型トラックが首都圏に向けて出発した。
今野組合長は「今年は生産者の例年以上の苦労の上で、本日の出発式を迎える。降雨の影響が懸念されたが、食味は例年並を確保できた。だだちゃ豆を心待ちにしている消費者の方々へ、その期待に十分に応えるように今後のシーズンを頑張っていただきたい」と述べた。
今年のだだちゃ豆は、4月の低温により作業が遅れ気味でスタートしたが、5月中旬以降の天候回復により、6月には平年並みの生育まで回復した。だが、7月の断続的な降雨により、生育は平年よりやや遅れている状況となっている。しかし、生産者の適切な栽培管理が圃場に行き届き、食味は平年並みを確保できた。
8月からの出荷シーズンを目前に、夏の味覚を代表する「だだちゃ豆」がいよいよスタートした。
今年初出荷されただだちゃ豆を前に、祈願を行う関係機関代表者
降雨に負けず味はお墨付きのだだちゃ豆が、消費者の元へ旅立った
産直館白山店が移転オープン!オープニングイベントを開催!
産直館白山店が、同敷地内にある旧エーコープけさらん店建物に移転し、7月19日にリニューアルオープンした。オープンから21日までの3日間行われたオープニングイベントには、約5,000人が来場した。
初日はオープニングセレモニーが行われ、冒頭のあいさつでは、産直館運営委員の五十嵐正谷委員長が「産直館白山店が、生産者と消費者、JAの交流拠点となるよう期待しています。これからも安心・安全な地元農産物を消費者の方々に提供していきましょう。」と思いを語った。その後、開店を待ちわびた数百人が、関係者によるテープカットとともに入場。移転前の320平方㍍から700平方㍍に広くなった店内は、一瞬にして満員となった。また150袋限定で特別価格にて販売されたはえぬき10kgは、開始10分で完売となった。
イベント期間中は、鶴岡産つや姫・はえぬきの大特価販売、2@@000円以上購入の方に産直たまご6個のプレゼント、産直出荷農家によるあんこもちのふるまい、田川そばの実演販売、新商品の「だだちゃ豆シェーク」や絶品ジェラードの特価販売、姉妹都市の北海道木古内町産のホタテ焼きや鶴岡産焼きとうもろこしの販売などが行われ、連日大盛況となった。
3日間で約5,000人が来場
真夏日にも関わらず多くの人で賑わった
だだちゃ豆生産者大会を開催!
だだちゃ豆専門部は今シーズンの出荷を前に、7月18日に北部集荷場で生産者大会を開催した。
大会には、専門部員をはじめ市場関係者、JA関係者など250人が出席し、消費地での情勢報告や今シーズンの出荷に向けた出荷要綱、販売対策、専門部取り決め事項についての協議を行った。
冒頭のあいさつでは、木村慎治副専門部長が「今年は断続的な降雨の影響で、例年以上に管理に苦労をした年です。生産者は、出来あがっただだちゃ豆を一粒残らず収穫し、最後には全員で笑ってシーズンを終えましょう!」と専門部員を激励した。
今後は、7月26日にだだちゃ豆出発式を行う事や、8月8日の「だだちゃ豆」の日に、鶴岡市とJA鶴岡による首都圏でのトップセールスが行われる。
例年より生産者のきめ細かな管理が行き届いた25年産のだだちゃ豆について、産地と市場が一丸となって取り組んでいく方針が確認された。
冒頭の挨拶を行う木村専門副部長
出荷に向け生産者はスローガンを確認した
第2回あぐりスクール ホタルの光に感動!
季節の行事や物作りなど、さまざまな活動を親子で体験する「JA鶴岡あぐりスクール」が7月6日に開かれました。
第2回目の今回は「ホタルの学習・観察会」がテーマ。鶴岡市大山にある自然学習交流館「ほとりあ」で、親子約50人がホタルの種類や特徴などについて勉強しました。
勉強後は、大山の下池周辺を約2時間かけて周遊しながら、ホタルの観察を行いました。
この日は、雨上がりで湿度が高く、ホタルを観察するには絶好の条件。辺りは徐々に真っ暗になり、懐中電灯を消すと一匹…また一匹とホタルが光り始め、参加者はその神秘的な光に感激していました。また、ゲンジボタルとヒメボタルの二種類が観察でき、その光り方の違いについて、子どもたちは実際にホタルに触れて、大きさや温かさなどを感じていました。
観察後はホタルを自然に返し、水辺の生物の学習を通じて、命の尊さや自然との共存について学んだ学習・観察会になりました。
ホタル観察に向かう前に、親子でホタルのお勉強
水辺の生物・植物を観察
第2回あぐりセミナー 東根市の食文化を堪能!
「鶴岡の食と農への理解を深めるとともに健康で豊かな生活・社会文化活動を送り、参加者同士が交流を図りながら楽しく研修を行う」をテーマに企画・開催されている「JA鶴岡あぐりセミナー」を、7月5日に開催しました。
第2回目となる今回は「東根市丸ごと食の探検隊!」をテーマに東根市での野外研修を行い、75人が参加しました。
視察研修では、六田地区の『奥山製麩所』を訪れ、麩製造の様子を見学し説明を受けました。焼きたての麩の試食は大変好評で、家でも麩料理に挑戦しようと、作り方を熱心に聞く参加者が多く見られました。
また、午後は『寿屋寿香蔵』を訪れ、代表の横尾友栄氏より、食品添加物を一切使用しない安心・安全な漬物製造のこだわりなどについての講和を聞き、様々な種類の漬物を試食。その他にも、さくらんぼ最盛期の産直施設『よってけポポラ』に立ち寄り、昼食は『梅ヶ枝清水』で東根市の農産物をふんだんに使った田舎料理を味わいました。
参加者は鶴岡と異なる食文化に触れ、東根市の食を学んだ有意義な研修になりました。
熟練の技に感心する参加者
こだわりの製造について説明を受けました
女性部常任委員研修会ならびに歴代役員研修会を開催
女性部の常任委員・歴代役員研修会が、6月29日に鶴岡市農村センターで開かれ、女性部員ら約110名が参加しました。
研修会では、農林水産省職員の皆川治さん(鶴岡市森片出身)が講演を行いました。
皆川さんは、農林水産副大臣の秘書官を務められていた当時に東日本大震災が発生し、宮城県石巻市で被災されました。震災後は、約50日間石巻市に滞在して市役所を支援した際の記録をまとめ、2011年12月に「被災、石巻五十日。」(国書刊行会)を出版されました。
講演では、自身の被災体験を語り、未曽有の大震災により、しばらく機能が停止してしまった行政の様子などを伝えられ、「普段の暮らしの中で、震災に対してどのような備えが必要なのか」という事について、参加者も共に考える機会になりました。
また女性部では、今後も被災地への復興支援を継続していく方針を再認識できた研修会となりました。
講師の皆川治氏(現農林水産省:鶴岡市森片出身)
講演を通じ、部員らは今後の復興支援について再確認した