「第一回あぐりセミナー」で防災対策学習、さらに旬の漬物を楽しむ

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食と農業への理解を深めるイベント「あぐりセミナー」の第一回講座が6月10日、組合員や一般市民など約60人の参加者を集めて開かれた。
昨年までは、生活文化講座というネーミングで組合員とその家族を参加対象としたイベントだったが、今年より一般市民も参加対象に加え、地場産農産物の美味しい調理法など生活に役立つ情報を伝える「あぐりセミナー」としてリニューアルされた。
今回のセミナーでは、最初に庄内総合支庁・総務課防災担当の職員が「もしもの時に備える防災対策」というテーマで講演。地震や津波の発生の仕組み、庄内で想定される被害の程度など、防災の基礎知識について説明。熱心にメモをとりながら学習する参加者の姿も見られた。
次に、「旬の漬物を楽しむ」をテーマに、厚生産業株式会社の担当者を講師に招き、ワンポイントアドバイスを受けながら、家庭でも作れる手軽な漬物作りに挑戦。女性参加者は「家でも簡単に作れる内容なので嬉しい。ぜひ家族にも食べさせたいと思います」と話してくれた。

 

 

旬のきゅうり、もやしなどを使い漬物作りに挑戦する参加者

 

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保安体制の充実が評価「消防庁長官表彰」を受賞

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優良危険物関係事業所として、JA鶴岡が消防庁長官表彰を受賞。当JAを代表して今野毅組合長が、6月6日に東京都で開催された「全国危険物安全大会」に出席し表彰を受けた。
この賞は、全国危険物安全協会が主催。危険物の安全管理の推進に努めた施設や功労者などを表彰している。今年度は、県内の施設で唯一の受賞となる。
当JAが、危険物関係の法令遵守、危険物施設の保安上の措置、安全管理に関する教育の徹底などを通じて、保安体制の充実・強化に努めていることが高く評価された。

 

久保信保消防庁長官(左)と、握手を交わす今野組合長(右)

 

受賞記念の表彰状と楯が贈呈された

 

 

 

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JAも協力「大山犬祭り」が地域を盛り上げる

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庄内三大祭りの一つ「大山犬祭り」が6月5日、鶴岡市大山地区で開催された。
この祭りは、市内馬町の椙尾神社の例大祭。昔、村人を苦しめた大ムジナの化け物を、丹波の国の「めっけ犬」が退治したという伝説に基づいている。
午前11時半にJR羽前大山駅前から、鶴岡東高吹奏楽部、子供達による神輿に続いて行列が出発。「めっけ犬」をかたどった神輿や、呼び物の「からぐり山車」、人身御供「仮女房」等を中心とした、約1000人の行列が地区内を練り歩いた。
JA大山支所では、特設テントを設置して見学スペースを提供。支所職員は、からぐり山車を担ぐ参加者や見物客に、日本酒・ビール・お茶等の飲み物の振舞いを行なった。
さらに、西郷支所でも支所を見物客の休憩所として提供した他、飲み物やお菓子を振舞う等して、祭りを盛り上げた。

 

 

JA大山支所特設テントの前へと大迫力で迫る「からぐり山車」

 

 

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【公告】第39回通常総代会の開催について

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鶴岡市農業協同組合第39回通常総代会を下記により開催いたしますので、本組合定款の定めにより公告いたします。

                    記

1.開催日時  平成23年6月22日(水) 午後2時 (受付:午後1時)
2.開催場所  東京第一ホテル鶴岡 鳳凰の間
3.付議事項
第1号議案   平成22年度事業報告及び剰余金処分案の承認について
          (報告事項:平成22年度貸借対照表、損益計算書及び注記表
          の内容並びに全国監査機構の監査報告及び監事の監査報告)
第2号議案   農地信託規程の一部変更について
第3号議案   第9次地域農業振興運動計画(案)について
第4号議案   中期経営計画並びに平成23年度事業計画の設定について
第5号議案   賦課金の徴収について
第6号議案   平成23年度における理事および監事の報酬について
第7号議案   役員の補欠選任について
第8号議案   役員退職慰労金の支給について

平成23年 6月 7日

鶴岡市農業協同組合
代表理事組合長 今野 毅

 

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第1回「JAあぐりカレッジ」が開校

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子育て世代の女性市民を対象に行なっている「JAあぐりカレッジ」が、6月1日にJA大泉支所を会場に開校した。
この取り組みは、鶴岡の農産物を材料とした料理講習や収穫体験を通して、食の大切さや地産地消・農業への理解を深めてもらおうと毎年行なわれている。
今回は21人の女性市民が参加。対象が子育て世代の女性とあって、子供の心配をすることなく安心して受講できるように、派遣託児グループ「託児サービスコメットさん」の協力のもと、別会場となる農村センターに臨時の託児所が設けられ、13人の子供達が預けられた。
第1回目となるこの日のテーマは、「米粉で作る簡単おやつ&トマトベリーガーデニング入門!」。
参加者達は、伊勢横内集落の生産者である阿部正一さんの指導のもと、可愛いハート型のミニトマト「トマトベリー」のガーデニングに挑戦。さらに、注目を集めている米粉を使用してホットケーキやクレープを作るなど、食と農をテーマにした体験授業に笑顔を見せていた。
次回は、7月29日に阿部正一さんの圃場で、だだちゃ豆、ナス、キュウリ、トマトなど、夏野菜の収穫にチャレンジする予定。

 

阿部正一さんが、トマトベリーのガーデニングについて説明

 

米粉を使用したホットケーキやクレープ作りに挑戦する参加者

 

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田川小学校の児童が農家と一緒に「田んぼ学習」

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田川小学校の全校児童が、稲作を通して命の大切さを学ぶ「田んぼ学習」が、5月19日に田川地区の圃場で開催された。
この取り組みは、稲作の田植えから収穫までの作業を体験し、地域の基幹産業である農業や食についての理解を深めようと毎年開催されており、地域の農家とJAが技術指導を行うなどの協力を行っている。
今回は、全校児童45人が田植え作業を体験。最初に当JA大泉支所の宮守徳弘支所長より、田植えの仕方や注意点などポイントが説明された。
説明を受けた児童達は快晴の空の下、裸足で田んぼの感触を感じながら、自然を満喫して大きな笑顔。農家と一緒に、一生懸命に稲の苗を植えつけていた。
同小学校の阿部美惠子校長先生は「児童達には自らが稲を栽培していく作業を通して、命の大切さを学んでほしい」と話す。
田川小学校では秋に稲刈りを行い、12月には収穫した米で餅つきをしながら雑煮餅を食べて年越しをする予定。

 

田植えのポイントを伝授する 大泉支所の宮守徳弘支所長

 

自然の魅力を感じながら、一生懸命に田植えをする児童達

 

 

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各地区で「つや姫」の田植作業を開始

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平成22年に本格デビューし、全国の販売店や消費者から高い評価を得た水稲品種「つや姫」の作付が、5月中旬から管内の各地区で本格的に開始された。
平成23年産つや姫については、管内での作付面積は合計で約230ヘクタールとなり、栽培要件を満たす認定農業者ら約256人の農家が栽培に取り組む。
今年で、つや姫を作付してから5年目を迎える上清水の加藤健市さんは、5月16日に上清水集落にある圃場で、成長した苗を田植え機に積み込み、順調に植え付けていった。
加藤さんは「今年の作付面積は合計で約180アール。育苗管理では特に温度管理に気を付け、苗の生育は揃いも良く極めて順調。今後も栽培マニュアルを遵守しながら、こまめな水管理を行うなど適正管理に努めていきたい」と意気込みを話してくれた。
JA米穀畜産課では、肥培管理などに注意しながら、特に良食味へ向けた管理指導を行っていく予定。
平成22年産のつや姫は、品種別一等米比率で日本一となる97・8パーセントを記録するなど、高品質・良食味が特徴。県全体では、約3200ヘクタールが作付される。

 

 

「つや姫」の田植作業の様子(上清水集落・加藤健市さんの圃場)

 

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宮城県の中学生が、農業ライフを体験

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子ども達が、自然豊かな農山漁村で地元の住民と交流しながら、自然や文化・歴史を学ぶ「グリーン・ツーリズム事業」が、今年も鶴岡市とJA鶴岡の協力により開催された。
今回は、宮城県仙台市にある西山中学校の二年生140人が、5月11日に鶴岡市を訪れ、農家民泊と農作業を体験した。
市内の農村センターで行われた対面式で、グループ毎に分かれた生徒達は、管内で受け入れを希望した34戸の農家と初めての対面。緊張した様子の生徒達を、農家の方々が温かく迎えた。
福田集落で農家民宿も営む生産者、小野寺喜作さんの家では、10人の女子生徒を受け入れ。生徒達が体験するのは、だだちゃ豆の苗植え作業。
大空と庄内平野が広がり山々の眺望が美しい圃場に、初めて裸足で足を踏み入れた女子生徒は、「土ってこんなにフカフカして気持ち良いんですね!」と話し笑顔で圃場を走っていた。それを見ながら小野寺さんは「自然と触れ合う機会が少ない子供たちに、もっと農業を体験させてあげたいですね」と笑顔。
他のグループでも、田植え、花の手入れ、孟宗掘り、産直への出荷など、農家と一緒に様々な農作業を体験した他、由良海岸でカニ釣りを楽しむなど、充実した時間を過ごしていた。
全日程を終えた閉村式の中で、生徒代表は「短期間でしたが貴重な農業体験をさせて頂き、働くことの大変さや大切さを学ぶことができました」と、お世話になった農家の方々を前に話していた。
近年は、こうした取り組みが全国の小中学校で盛んに取り入れられており、鶴岡が受け入れ体制の整備が進んでいることから、毎年県外から多くの生徒が訪れている。JA鶴岡では、9月にも東京都千川小学校の生徒60人を受け入れる予定。

 

広いだだちゃ豆圃場で、裸足で感じる土の感触を楽しんだ

 

農家と一緒に、だだちゃ豆の苗植え作業で笑顔

 

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広報誌「けさらん」5月号を発行しました

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JA鶴岡広報誌「けさらん」5月号(NO.485)を発行しました。
今月号では特集として、「新規採用職員からのメッセージをお届け!」などを掲載しております。

 

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鶴岡産農産物の学校給食への使用率拡大に向け、鶴岡市とJAが協力

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学校給食食材の地場産使用率の更なる拡大を目指そうと、鶴岡市とJA鶴岡・JA庄内たがわが連携して、学校給食に鶴岡産農産物を積極的に導入する取り組みを実施する。
4月26日には鶴岡市役所庁議室において、鶴岡市長と両JA組合長の三者による、食材納入協定を結ぶ調印式が行われた。
協定により、当JAでは鶴岡市学校給食に使用するため、じゃがいも・人参・玉ねぎ・キャベツの学校給食主要四品目に、ミニトマトを加えた計五品目の作付け計画を作成し栽培。
市からの発注に基づき、今年度は鶴岡市学校給食センターへ9000食分を納入する。
同様にJA庄内たがわでは、主要四品目に長ねぎを加えた計五品目を、あつみっこ学校給食センターへ660食分を納入する予定。
鶴岡市とJA(生産者グループ)との契約栽培であり、流通コストを削減し、安定した取引が期待される。
当地域では、担い手不足や農産物価格の低迷など、農業を取り巻く状況は厳しさを増している。その中で、市とJAではこの取り組みを通じて、農業振興、地産地消の推進、さらに子ども達へ向けた食育の充実を図っていく。

 

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調印式の様子

 

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右から今野毅JA鶴岡代表理事組合長、榎本政規鶴岡市長、黒井德夫JA庄内たがわ代表理事組合長

 

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