田川小学校の児童達が、稲刈りの体験授業

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 稲作を通して、命や食の大切さを学んでもらおうと、鶴岡市立田川小学校・生産者・JA鶴岡による『田んぼ学習』の稲刈り体験が、9月15日に田川地区の圃場で行われ、全校児童46人が参加した。
 児童達は2人一組になって鎌を持ち、生産者やJA大泉支所の宮守徳弘支所長らにポイントを教えてもらいながら、慣れない手つきで一生懸命に稲を刈り取っていた。
 児童達は汗を流しながら「稲が立派に育ってくれて嬉しい」「自分達で育てて刈り取ったお米なので、食べるのが楽しみ」と嬉しそうに話してくれた。
 田川小学校では秋に収穫感謝祭が行われる他、12月には正月の雑煮餅用に押し餅を作るなど、楽しいイベントが予定されている。
 今年の『田んぼ学習』では5月に田植えを体験した他、圃場の生育や生き物を観察するなど、児童達は自然とふれあってきた。
 この取り組みは、地域の基幹産業である農業についての理解を深めようと、地域の生産者やJAも技術指導を行うなどの協力をしながら、毎年開催されている。

 

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「輝き部会ふれあい研修会」地産地消料理と美しい歌声を楽しむ

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 JA女性部の中心組織である輝き部会では、各地区の会員同士の交流を図ろうと、9月16日に東京第一ホテル鶴岡『鳳凰の間』で、「輝き部会ふれあい研修会」を開催。各支部の女性部会員や、JAの役職員ら160人が参加した。
 会の冒頭では、女性部の小林絹井部長やJAの今野毅組合長が挨拶した他、参加者全員によるJA女性組織綱領の唱和が行われた。
 会では、「秋の味覚を楽しむこだわりディナー」と題した夕食会が行われ、JA鶴岡の産直施設から出荷された、椎茸・小松菜・長なす・パプリカ・スティックセニョールなど、秋季の旬をふんだんに使用した地産地消料理が、参加者の目と舌を楽しませていた。
 さらに、ソプラノ歌手である松倉とし子さん、男性4人のボーカルグループ『ボニージャックス』のバリトン歌手である鹿島武臣さんがゲストとして登場し、デュオ・コンサートが行われた。『春一番』『しなやかに歌って』『涙そうそう』など、幅広い年代に愛される名曲の数々が披露され、会場からは惜しみない拍手。
 旬の味覚と、美しい歌声を楽しみながら、参加者達は交流を深め、秋季の農作業に向けて決意を新たにしていた。

 

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広報誌「けさらん」9月号を発行しました

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JA鶴岡広報誌「けさらん」9月号(NO.489)を発行致しました。
今月号では、「『けさらんハッピーポイント』10月1日(土)スタート!」などの特集記事を掲載しております。ぜひご覧下さい!

 

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年金友の会が「グラウンドゴルフ大会」で交流を深める

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 JA鶴岡年金友の会グラウンドゴルフ大会が9月14日、櫛引総合運動公園で開催され、約120人の会員が参加した。
 開会式では、前年度優勝者である黄金地区の石川当久さんが選手宣誓。また、今年で喜寿を迎える6人の参加者には記念品が贈呈された。
 同大会の副会長を務めるJAの本間孝代表理事常務は「会員相互の交流を図るとともに、思い出に残るような楽しい一日にしましょう」と挨拶。さらに始球式では、同会連絡協議会の菊地芳吉会長とともにナイスショットを披露して競技がスタートした。
 選手達は4~5人のグループに分かれ、8ホールセットの3コース(計24ホール)における競技者個人の合計打数を競った。「惜しい」「ナイスショット!」などの声を掛け合いながら、参加者達はプレーに一喜一憂し、スポーツの秋を楽しんでいた。
 激戦の末、優勝の栄冠に輝いた京田地区の佐藤勉さんは、上位入賞メンバー14人とともに、10月4日に中山町で行われる県大会に出場する。

 

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水稲の作況調査を実施「水管理で登熟を高め、適期刈取りを!」

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 鶴岡地域良質米生産推進協議会は8月31日、今年度の水稲作況調査を実施した。
 調査には、展示圃場担当者や共乾施設利用組合代表者、関係機関、JA役職員ら約70人が参加。
 参加者らは、昨年に本格デビューして全量一等米という快挙を達成したつや姫をはじめ、コシヒカリ・はえぬき・ひとめぼれ・つくばSD1号・山形95号など12箇所の圃場を巡回した。
 慣行栽培以外にも、疎植栽培・V溝直播栽培・湛水栽培などに取り組んでいる各圃場の生育状況や、使用した肥料や除草剤、病害虫防除法などを、各地区の営農指導員が説明。巡回後には、グランドエル・サンにおいて検討会が行われ、今後の管理方法などを確認した。
 今年は病害虫の発生は少ないが、全体的に穂数・籾数は例年よりも若干少なめになっている。
 米穀畜産課では「落水時期を早めることなく、間断灌水で登熟向上に努めてほしい。刈取り時期は出穂後の積算気温を目安に、登熟歩合・青籾歩合を見ながら適期刈取りに努めることが重要」と生産者に呼びかけている。

 

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JA青年部と高齢者の温かい交流、夏の旬をお届け

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 JA鶴岡青年部・大泉支部は8月30日、鶴岡市茅原町にある老人保健施設「のぞみの園」を訪れ、青年部のメンバーが育てた「白山だだちゃ豆」約5キロを同施設へ贈呈した。
 支部を代表して松浦慶一支部長が、「今日の早朝に収穫してきました。ぜひ採れたてのだだちゃ豆を味わって下さい」と枝豆の束を利用者に手渡すと、施設には笑顔が溢れた。
 佐藤久美施設長は「だだちゃ豆の良い香りがしますね。塩茹ではもちろん『ずんだ寒天』など、調理師においしい枝豆料理をつくってもらい、利用者全員で美味しく頂きたいと思います」と感謝の言葉を述べた。
 松浦支部長は「今年は天候不順で栽培管理に苦労したが、利用者の皆さんに喜んで頂いて非常に嬉しい。今後とも地域の介護施設の利用者などに、夏の旬を届けていきたい」と語った。
 この取り組みは、JA青年部による地域貢献活動の一環として、大泉支部が鶴岡地区の各介護施設などへ毎年だだちゃ豆を届けており、今年で7回目。

 

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被災地の子ども達が、鶴岡の大自然で夏休みを満喫

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 JA鶴岡では6月から、東日本大震災の被災地における「復興支援プロジェクト」をスタート。
 JA職員が被災地を訪れ、荒れた田畑の手入れや、野菜や花の苗を植えたりなど、継続的に支援活動を行っている。
 8月27日には、ふるさとが放射能で汚染され外で遊べない福島県の子ども達のために、夏休みを思い切り楽しんでもらおうと、鶴岡に疎開している3家族の親子との交流イベントが行われた。
 このイベントは、被災地の家族の保養を目的とした鶴岡の市民有志によるネットワーク「フクシマの子どもの未来を守る家」(高橋裕子代表)に、山形大学・JA鶴岡が協力して、鶴岡市上名川にある山形大学演習林で行われた。
 JA鶴岡からは5人の職員が参加して、「だだちゃ豆おこわ」を振る舞った他、鶴岡市分会からも、特産の「だだちゃ豆」や、「だだちゃ豆アイスクリーム」が提供された。
 子ども達は大自然の中で、鶴岡の特産品を味わい、山を駆け回り、川では水遊びを満喫するなど、夏の楽しい時間を過ごしていた。
 福島県伊達郡出身の坂本有子さんは、三人の子ども達が遊ぶ姿を見つめながら、「震災以来、外で遊ばせることが出来ませんでした。今日は素晴らしい自然の中で、子ども達を思いっきり遊ばせることが出来て、本当に嬉しく感じています。とても楽しい夏休みの思い出になったと思います」と目を細めていた。

 

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西郷支所で「組合員大交流会」を開催

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 西郷支所では8月27日、西郷地区農林活性化センターで組合員大交流会を開催し、参加した管内の組合員400人とJA役職員がふれあった。
 このイベントは「農林活性化夏祭り」(主催:農林活性化夏まつり実行委員会)との共催で行われ、自治会、区長会、行政委員会、地区公民館連絡協議会、体育協会、西郷小学校なども協賛。
 会場には屋台村が設置され、焼きそばや焼き鳥などをはじめ、旬のだだちゃ豆などが参加者に振る舞われた。 
 さらに、たかだてクラブの指導による「こども昔あそび」や、ビアガーデン、大抽選会など多くのイベントが行われた他、山形県庄内町出身の演歌歌手、天音里望さんがスペシャルゲストとして登場。デビュー曲「飛島育ち」を熱唱するなど会場を盛り上げていた。

 

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鶴岡第一中学校の生徒が、農作業の体験授業

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 中学校・農家・JAが協力して実施している、中学生の「職場体験授業」が8月25日に行われ、鶴岡第一中学校の一年生210人が、農作業を体験しながら地元農家との交流を深めた。
 今回は、大泉・上郷・京田地区から65戸の農家が授業に協力。生徒達は数名のグループに分かれて各農家宅を訪問し、受入農家の指導のもと、旬であるだだちゃ豆をはじめ、ナス・ネギ・花の管理や、さらに牛の世話などの作業を体験。
 ハウスで花を摘む作業を体験した生徒の本間太喜さんは、「普段から祖父と一緒にトマトの管理などをしていて農業は大好き。いつもとは違う作業を体験できて楽しかった」と笑顔。
 さらに、だだちゃ豆の出荷調整作業などを体験した志田知紗希さんは「実際に農作業を体験してみて、給食などで出される食材は、農家の皆さんが苦労して作ってくれた大事ものなんだということを改めて感じた」と感想を話し、農業や農家への理解を深めていた様子だった。
 また、生徒を受け入れた白山集落の冨樫護さんは、「子ども達からは今回の体験授業を通じて、農業を知り、親しみ、理解を深めてもらいたい」と期待を寄せていた。
 この取り組みは、生徒達が「働く」という意義を学ぶとともに、地域の基幹産業である農業に対する興味や関心を高めようと、平成20年度より実施されており今年で4回目となる。

 

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「ミニトマト目揃会」出荷商品基準の統一化を図る

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 秋の主力品目であるミニトマトの本格出荷を前に、JA鶴岡ミニトマト専門部では、8月24日に目揃会を開催。会場となった西郷選果場には、生産者やJA職員ら約50人が集まった。
 会では、JAの営農指導員がサンプルとして出荷されたミニトマトをもとに出荷規格を説明。出荷商品基準の統一化を図った。
 さらに、夏期の高温や豪雨の影響からカビ果などの発生が懸念されるため、予防防除の徹底が呼びかけられた。
 阿毛正行専門部長は「今年のミニトマトは甘くてみずみずしい。今後も管理や選別の徹底を図り、消費者に美味しいミニトマトを届けていきたい」と意気込みを話す。
 同専門部では今秋、生産者が市場や消費地を視察し出荷状況などを実際に確認して、そこで得た情報を今後の出荷・販売に活かす取り組みも行う。
 今年産のミニトマトは、関東や関西地区の各市場を中心に、12月中旬まで出荷が続く。管内では14㌶が作付けされ、出荷量は550㌧が目標。総販売額では約2億8千万円を目指す。

 

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