親子でメロンの収穫体験/第1回あぐりスクール
JA鶴岡は7月13日、 鶴岡市のJA鶴岡西郷選果場などで 今年度初のあぐりスクールを開き、市内外から親子15組37人が参加した。「“メロン”のひみつをさぐれ!」と題し、小学3~6年生の児童とその保護者を対象にメロンの収穫体験や選果場見学などを通して農業や食への理解・関心を深めてもらうことを目的に企画。
メロンの収穫体験は、同市辻興屋にある斎藤司さんの畑で行った。参加者は、JA職員から収穫のポイントを聞きながら大きなメロンを探して収穫した。
西郷選果場ではメロンの出荷の様子を見学。収穫後に箱詰めされたメロンがローラーコンベヤーで運ばれるところを見学し、等級の違いや鶴岡産メロンの特徴などについて学んだ。
また、管内で生産されている「アンデス」とJAオリジナル品種の「鶴姫」「鶴姫レッド」3品種の食べくらべを行った。 他にも「この本だいすきの会」庄内支部の齋藤まきさんによる読み聞かせも行われ、充実した時間を過ごした。
保護者からは「スーパーに並んでいる野菜や果物の収穫前の姿を見せてあげたいと思っていたので良い体験だった」との感想が聞かれた。
次回は8月24日(土)にだだちゃ豆の収穫体験を予定している。
子どもたちが給食で特産メロンを味わう
鶴岡市学校給食センターは、7月11日、小中学校の給食に特産の庄内砂丘メロンを届けた。
この日は、鶴岡市内の小学校9校と中学校4校で、西郷地区で栽培されたアンデスメロン500玉、約4000人分が提供され、鶴岡市湯野浜小学校には、生産者とJA営農指導員が訪れ、4年生にメロンについて紹介した。
137㌶の砂丘地で3つの品種が栽培されている事や、生産者は、水管理などいろいろな苦労をして栽培していること、見た目もきれいにできて、おいしかったと言ってもらえるのが、うれしいと伝えた。
児童たちは8分の1にカットされたアンデスメロンを食べると「おいしい」「もう一個食べたい」など歓声をあげながら、地元の特産を楽しんだ。
23日までに市内の他の小中学校でも予定しており、本日を含め全37校、約10000食が提供される。
また、給食には地元産のトマト、キュウリ、キャベツなどが使われたトマトカレーや浅漬けも出された。
だだちゃ豆の生育状況を確認/大泉枝豆直売グループ
JA鶴岡女性部大泉支部の「大泉枝豆直売グループ」は7月10日、特産エダマメ「だだちゃ豆」の圃場(ほじょう)巡回と全体会議を開き、会員15人が参加した。2カ所の圃場を巡回し、会員と生育状況を確認した。
JA指導員は生育概況を報告し、「小真木」や「早生甘露」などの丈や葉数を調査。病害虫防除の薬剤や散布時期、使用回数などを指導した。
平年より1~2日ほど生育が早い。全域でヨトウムシやコガネムシによる葉の食害、一部でネキリムシの発生や、7月上旬の降雨で黄化症状も確認されている。指導員は「適切な薬剤と共に液肥などを上手に活用し、徹底防除してほしい」と呼び掛けた。
全体会議では、直売所の運営について確認した。
グループの生産者は16人。直売所は7月下旬から8月末頃までJA大泉支所駐車場内の特設テントで営業する予定。
本格稼働へ 枝豆共選事業利用説明会を開く
園芸特産課は7月8日、JA枝豆選別包装施設とJA農業振興センターで枝豆共選事業利用説明会を開いた。生産者や職員33人が出席。
農業者の高齢化や生産面積が減少するなか、枝豆 の生産維持拡大に向け共選事業を立ち上げ、色彩選別機や計量包装設備などを整備し、2019年度は29人の生産者が利用する。JA特産の枝豆 「だだちゃ豆」の出荷が始まる、7月下旬からの本格的な稼働を前に、利用者へ設備の概要や選別の流れ、搬入要領などを説明した。
営農販売部の福原英喜部長は「2年間の試験稼働を経て、機械などを整備し今年が本格的に稼働する1年目となる。円滑に進むよう皆さまの協力をお願いしたい」と伝えた。
庄内野菜で時短ごはん/第2回きらめきカレッジ
JA鶴岡は7月5日、女性大学「きらめきカレッジ」第2回を鶴岡市農村センターで開いた。受講生21人が出席した。
「JAの時間」では、職員が市民を対象にしたあぐりセミナーやあぐりスクールなどの生活文化事業を紹介した。
第2回講座では、野菜ソムリエの鐙谷貴子さんが「庄内野菜で時短ごはん」をテーマに指導。同JA直売所「もんとあ〜る」の野菜を使って、オクラとチーズの夏春巻や、夏野菜とサバ缶のラタトウィユなど5品を作った。野菜の旬の見分け方やおいしい食べ方、冷凍野菜を使った時短テクニックなども学んだ。鐙谷さんがピーマンの種やズッキーニが生で食べられることを伝えると受講生からは驚きの声が上がった。受講生は「野菜がたくさんとれる料理を知ることができて良かった」と話した。
旬の味覚「メロン」をどうぞ 7/6は庄内砂丘メロンの日
山形県と鶴岡市、JA全農山形、JA鶴岡は「庄内砂丘メロンの日」の7月6日、鶴岡市の加茂水族館で、旬を迎えたメロンを振る舞うPRイベントを行った。
メロンサミットに参加した全国のメロン産地の最盛期に「メロンの日」としてPR活動を行っており、2017年に同市で開いた第3回全国メロンサミットで、庄内地域では7月6日を「庄内砂丘メロンの日」と定めた。
アンデスメロンと同JAオリジナル品種「鶴姫レッド」を1口大に切って1000食分用意。県外からの来館者も多くクラゲの展示で有名な加茂水族館の入り口で、 県や市、JA全農山形、JA職員が来館者に振る舞った。 アンデスメロンと「鶴姫レッド」の即売会や、メロンが実をつけている鉢植えも展示し、 庄内砂丘メロンをPRした。
天童市から家族で来館した庄田菜々美さん(6)は「甘くておいしい」と笑顔で話し、旬の味覚を味わっていた。
加茂水族館内のレストラン「魚匠ダイニング沖海月」では7月21日までの期間限定で、同JAが提供するアンデスメロンと「鶴姫レッド」を使用したパフェ(400円)を味わうことができる。
自動車共済損害調査サービス優秀組合を受賞
JA鶴岡は、7月4日、自動車共済損害調査サービス優秀組合に選ばれ全共連山形県本部から表彰された。
優秀組合として、2018年度の自動車共済損害サービス担当者対応の迅速化、適正化について評価され今年で10回目の受賞となった。
また、同サービスを通じて契約者から高い評価を得るなど利用者満足度の向上に貢献し、共済連全国本部より感謝状が贈られた。
共済課の小玉康義相談係長は「この表彰をありがたく頂き、今後も利用者満足度を向上できるように頑張って行きたい」と話す。
親と子の交通安全ミュージカル市内の園児らが交通安全を楽しく学ぶ
JA鶴岡、JA庄内たがわ、JA共済連山形は7月3日、鶴岡市の荘銀タクト鶴岡でJA共済「親と子の交通安全ミュージカル魔法園児マモルワタル」を開き、園児らが交通安全を学んだ。
鶴岡市内の25の保育園・幼稚園から園児や先生など約550人が参加。
園児たちは、出演者からの交通標識や信号機に関する質問に元気に答えたり、歌や踊りを楽しんだりしながら、道路に飛び出さない事、信号が青になっても、すぐには渡らず確認してから渡る事、横断歩道の途中で信号が点滅したときの渡り方など交通安全のルールを学んだ。
各園からの園児1人がステージ上で、出演者と一緒に横断歩道での渡り方も体験。園児らは、マモルワタルと今日覚えた交通安全のルールを忘れず、守ることを約束していた。
同ミュージカルは、JA共済の地域貢献活動の一環として、幼児に交通安全ルールを守ることの大切さを伝え、交通事故撲滅に向け全国各地で上演している。
上郷地区年金友の会 楽しく交通安全を学ぶ
JA鶴岡上郷地区年金友の会は6月28日、JA上郷支所で落語やレインボー体操で交通安全を学んだ。関係者約50人が出席。
高齢ドライバーの事故も増えている事から、一人一人の交通安全の意識を高めてもらおうと、落語家桂千朝師匠による交通安全落語では、高齢者が気を付けなければならいない事を笑いながら学んだ。落ちるバトンのつかむ位置で自分の敏しょう性を改めて確認し、座りながら手軽にできるJA共済オリジナルのレインボー体操で、血流をよくして体をケアしたりしながら、交通安全の大切さを再認識した。
また、第39回通常総会も開かれ、2018年度の事業報告や19年度事業計画など全議案が承認された。
花の仲卸・小売業者を招待 生産者との交流で鶴岡産花きをPR
JA鶴岡花き振興部会は6月25日と26日の両日、鶴岡市で全国の花の仲卸や小売業者らを招待して「“花想”来てみっちゃの~鶴岡」を開いた。12人が参加し、部会員の圃場(ほじょう)巡回や定植作業体験などを通して、栽培の知識を学び交流を深めた。
仲卸や小売業者と花き生産者の交流を通じて、生産現場への理解を深めることが目的。
初日は開講式で、同部会や取扱品目、出荷計画表などを紹介した後、佐藤司さんのダリアやトルコギキョウの圃場を見学。5人の生産者の圃場に分かれて出荷調整作業などを体験した。2日目は集荷の様子を見学し、花の品質を確認。トルコギキョウの定植作業体験や、5か所の圃場を巡回し、生産者と情報交換をした。
東京都で花屋「和花園」を営む西田誠代表取締役社長は「摘蕾作業を体験したが想像よりも大変だった。実際に産地に来て生産者の苦労がわかると愛着がわき、鶴岡の花を取り扱いたいと思う。自信を持って販売していきたい」と話した。上野善光部会長は「圃場巡回や作業体験を通して生産者の苦労を知ってもらい、鶴岡産の花を取り扱ってもらえたらうれしい」と話した。