各種商品を取りそろえ サマージャンボフェア2019開催
JA鶴岡は6月15・16日、鶴岡市白山地区のJAすまいるプラザ・中央センター周辺で、サマージャンボフェア2019を開き、生産資材、生活資材、農機、自動車などを各種展示、家族連れなど多くの方が訪れた。
会場には、4K対応テレビなどの各種家電、ガス器具、仏具、寝具などの生活関連用品やフェア限定の生産資材、農作業を楽にするパワードウエアのデモが行われた。
トラクタなど各種農機や、フェア限定価格の農機、軽トラ、話題の新車・中古自動車なども多数展示。農業用ドローンの特設コーナーや緊急ブレーキ搭載の軽トラの体験試乗も行われた。
子どもたちは、農機に乗ったり、落書きカーに書いたり、お菓子釣りなどで楽しんでいた。 また、来場プレゼントやお楽しみ抽選会、特設の屋台村を用意、給油所4店舗はガソリンなどの特価販売や直売所「もんとあ~る」は、ポイント2倍などでフェアを盛り上げた。
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青年部が米作りへの思い伝える
JA鶴岡青年部は6月13、14日の両日、鶴岡市と友好都市の盟約を結ぶ東京都江戸川区の小学校14校へ出向き、約1300人の児童に稲作特別授業を行った。食と農への理解を深めてもらうことを目的に毎年開き、今年で27回目。
部員14人が2~3人ずつ6班に分かれて各小学校を訪問。米作りの年間作業をまとめたDVDを使って、種まきから田植え、稲刈りなどの米作りの過程や、米作りへの思いなどを伝えた。
質疑の時間では、児童から 「農家になったきっかけは何か」 「農業の大変な作業は何か」などとたくさんの質問が出された。
また、各小学校では、5月の初旬に送った委員長、副委員長2人の苗で事前に田植えを行っており、部員たちは学校田やバケツ稲の生育状況を確認。今後の栽培のポイントなどをアドバイスした。
佐藤大樹委員長は「米の生産者としておいしい米ができるまでの過程を児童たちに伝えることで、食と農に興味を持ってほしい。来年度以降も継続して事業に取り組んでいきたい」と意気込みを話した。
なお、JA鶴岡農政対ではこの事業を支援するため、毎年、経費への助成を行っている。
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北支所「ご来店感謝デー」を開催
JA鶴岡北支所は6月14日、 組合員や地域住民の方々へ日頃の感謝を込めて「ご来店感謝デー」を開き、 職員がおそろいのピンク色のポロシャツ姿で出迎えた。
来店者には飲み物やメロンアイスクリームがふるまわれたほか、各種取引、相談をした方には粗品が進呈された。定期積金や共済などを契約した方にはマリーゴールドの鉢を贈った。
来店者は「支所内がにぎやかな雰囲気に飾り付けられていて驚いた。外が暑いのでアイスがおいしかった」と予想外のプレゼントに笑顔を見せた。
支所内には、北支所管内の保育園に通う園児たちの作品が壁一面に飾られ、 わなげとグラウンドゴルフのゲームコーナーも設けられ、来店者を楽しませた。
北支所の阿部健治支所長は「来店者に日頃の感謝を伝えるとともに、来店者と職員のふれあい交流を大事にしたイベントにしていきたい」と話した。
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大泉枝豆直売グループ 40周年を迎える直売所の運営を確認
JA鶴岡女性部大泉支部の「大泉枝豆直売グループ」は6月13日、鶴岡市のJA大泉支所で特産エダマメ「だだちゃ豆」の栽培講習会と全体会議を開いた。会員14人が参加。病害虫対策など初期生育の管理のポイントと、今年で40周年を迎える直売所の運営について確認した。
松浦正子会長は「いよいよ皆さんが輝く時期がやってきた。一丸となって、私たちのだだちゃ豆が日本一おいしいと笑顔でアピールしていこう」とあいさつ。JAの指導員が黄化症対策や病害虫防除の薬剤や散布時期、使用回数などを指導した。
定植は平年並みに始まり、病害も少なく、例年より4日ほど生育が早い。指導員は「全域でネキリムシなどの害虫が散見されるので圃場(ほじょう)をよく観察し、適期防除してほしい。梅雨時期の排水対策も徹底して」と呼び掛けた。
全体会議では、「だだちゃ豆」の販売価格設定などを協議。インターネット販売の開始時期や、40周年を記念して製作するポロシャツのデザインを確認した。
グループは設立から40年。生産者は16人。直売所は7月下旬から8月末頃まで大泉支所駐車場内の特設テントで営業予定。
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トルコギキョウ目揃い会を開く
JA鶴岡トルコギキョウ専門部は6月12日、鶴岡市のJA北部集荷場で本格出荷を前に夏切りトルコギキョウの目揃い会を開いた。2019年度は販売高4200万円を目指す。関係者約20人が参加した。
管内では28人が栽培し、7月に最盛期を迎える。
野村俊文専門部長がサンプルを示しながら、出荷時の開花具合など出荷規格や集荷、選別の注意点などを説明。職員が販売状況を報告した。 野村専門部長は「産地の評価を下げないためにも一人ひとり選別を徹底しよう。JA花き振興部会の標語、ちょっと待てその1本が産地をつぶすを合言葉に、市場によいものを出そう」と呼び掛けた。
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クロマルハナバチ講習会を開く
JA鶴岡ミニトマト専門部は6月11日、鶴岡市のJA鶴岡西郷選果場と西郷地区のハウスでクロマルハナバチ講習会を開いた。ミニトマト生産者や関係者約40人が参加した。クロマルハナバチの特性や給餌方法、ハウスの環境整備や授粉でのポイントを学んだ。
管内ではミニトマトの授粉にホルモン剤を使っている農家が多い。ハチを使った方が自然着果し、ミニトマトの中の種が充実するなど品質が良くなるため、同専門部では昨年からクロマルハナバチを使った栽培を推進しており、昨年に引き続いて講習会を開いた。
クロマルハナバチを扱っている株式会社アグリセクトの担当者が講師となり、クロマルハナバチの生態に基づいた巣箱や温度管理など、適した圃場(ほじょう)環境、訪花しやすい花の状態を紹介。暑さ対策を万全にするため、必要に応じて巣箱に保冷剤を入れることや、直射日光が当たらないように日陰を作り、風通しが良いところに設置することを伝えた。
また、ミツバチ、マルハナバチ専用の恒温カバー「はち頭巾」を活用することで、巣内を快適な温度に保ち、働きバチの安定的な利用が可能になることを説明。あわせて、花粉が少ない場合は餌不足になるため、蜂用花粉を与えるよう助言した。
専門部では、今後も定期的に現地講習会を開く。
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ハウストマト専門部 巡回指導で技術向上へ
JA鶴岡ハウストマト専門部は6月7日、各生産者の圃場(ほじょう)を巡回し栽培状況の確認や指導を行った。関係者14人が参加。
2019年度より収量や品質面の向上を見込み作付け品種をトマト「りんか409」に変えたことから種苗会社担当者が各圃場を巡回、定植時期、追肥、潅水(かんすい)等の作業状況を聞き取りながら指導した。
株式会社サカタのタネ営業第一部東北支店の東太郎氏は、これまでの品種よりも水分を必要とすること、果実の色づきも違うなどの特性を伝えながら、今後の着花に影響するしおれに注意し、潅水するよう呼び掛けた。
参加者からは、施肥の量やタイミングなどの質問などが出された。
6月下旬からの出荷を予定している。
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青年部北支部が営農研修会を開く
JA鶴岡青年部北支部は6月8日、鶴岡市内で営農研修会を開き、部員8人が参加した。
この講習会は、地域に根差した農業経営や技術向上を目指し、部員同士が情報交換を通じて交流を図ることを目的として開いており、今回は山形県庄内地方で街づくりを進めるヤマガタデザイン株式会社が運営する 「IRODORI FARM」 を見学した。
同社は、1次産業をリデザインする取り組みとして「IRODORI FARM」というプロジェクトを立ち上げ、18年4月から同市豊田地区にある自社農場で野菜を栽培。同社の運営する宿泊施設やレストランのほか、主に地元のスーパーや飲食店に提供している。研修では、夏場の温度対策として換気性能を高めた連棟ビニールハウスと農業用ハウス内で作られているミニトマトや水菜、ルッコラなどの葉物野菜の栽培方法を見学。
支部長の本間諭さんは「青年部員の営農活動に役立つ研修となった。今後も同じ地域の仲間として一緒に地域を盛り上げていきたい」と話した。
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農業の人材育成・確保に向け、当JAや市、大学、ヤマガタデザインなど6者による産学官が連携した鶴岡市立農業経営者育成学校の開校を2020年春に予定している。
SEADS-鶴岡市立農業経営者育成学校-
https://tsuruoka-seads.com/
フリージア実績検討会と栽培講習会を開く
JA鶴岡花き振興部会は6月7日、鶴岡市のJA農業振興センターでフリージアの2018年度実績検討会を開いた。関係者12人が出席した。
販売実績や市場動向を報告。19年度に向けて課題を整理した。
2018年度は約50万本(前年対比121%)を出荷。平年並みの出荷となり、販売額も前年を上回った。
冬期間の温暖な気候の影響で、促成作型・季咲全般で、丈が長く草勢はボリュームがあった。営農指導員からは、安定した需要のある3月彼岸向けに促成作型比率を上げることや、葉やけ対策として、換気は早朝からゆっくり行い、適度に潅(かん)水するなど対策してほしいと呼び掛けた。
販売担当は「シーズン通して品質がよく、等階級の選別もしっかりしていた。全国的にフリージアの作付けは減少している。需要のある3月の出荷を増やし、販売高増を目指して一丸となって頑張ろう」と呼び掛けた。
栽培講習会では、茨城県農業総合センター園芸研究所・主席研究員で博士の本図竹司さんが講師となり、栽培のポイントを確認した。本図さんは切花の消費動向を分析し、これからのフリージアには強い芳香やウイルス抵抗性、幅の広い花色などが求められることを伝えた。
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青年部南支部が大豆の種まきを指導
JA鶴岡青年部南支部は6月4日、鶴岡市我老林で市立斎小学校の3年生23人に大豆の種まきを指導した。
はじめに、支部長の菅原祥太さんが大豆 「エンレイ」 について説明。 大豆から作られる食べ物クイズなどで大盛り上がりをみせた。
部員6人が講師となり、 播種(はしゅ)機を使った種まきのやり方を教えた。
作業を体験した児童は「種をまく機械をまっすぐ操作するのが難しいが、力いっぱい頑張った」と笑顔を見せた。
今後は、児童と青年部と農事組合法人IWCが協力して畑を管理する。大豆は10月頃に収穫され、児童が納豆にして味わう予定。
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