だだちゃ豆専門部が「全体研修会」を開催

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 だだちゃ豆専門部は、平成24年産だだちゃ豆の生産に向けて、3月15日に鶴岡市農村センターで全体研修会を開催。管内から230人の生産者が集まり、栽培管理のルールなどを確認した。
 木村君雄専門部長は冒頭の挨拶の中で「昨年産は大雨の影響などにより悔しい思いもしました。今年の生産にかける強い思いは、全専門部員が同じだと思います。本日の研修内容を栽培に活かし、美味しいだだちゃ豆をつくりましょう」と参加者の士気を鼓舞した。
 研修会では、専門部・JAにより最初に栽培マニュアルが説明された。専門部では、種子消毒において新たな殺虫・殺菌剤『クルーザーMAXX』を推奨し、カビや立ち枯れの予防を徹底する。また、乾燥による未熟莢や欠粒莢の発生を防ぐ為、圃場の状態に合わせた潅水を行い、土壌水分を適正に保つようにアドバイスをおくった。
 専門部取り決め事項については、従来よりもクレーム対応を厳格化する項目を加え、更なる高品質出荷に努めることを説明。さらに、農薬適正使用の遵守などが強く訴えられた。

 

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