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JA鶴岡

「田川焼畑赤かぶ」伝統の山焼き作業を行う

JA鶴岡田川焼畑赤かぶ専門班は8月19日、鶴岡市の杉伐採地で恒例の山焼き作業を行った。班員やJA職員ら約20人が参加した。

山焼きは、同地区特産の赤カブ「田川焼畑赤かぶ」生産に欠かせない伝統的自然農法。土壌改良や防除効果がある焼畑農法にこだわり、毎年8月の炎天下に行われる。今年は天候と連日の猛暑を考慮し、例年の早朝開始から時間をずらし、午後8時頃から深夜にかけての作業となった。

下草刈りや延焼防止、杉枝の天地返しなどの事前作業を終えた山の斜面上側から火をつけて焼く。灼熱の炎と暗闇の中、燃え広がりを調整しながら約6時間に及ぶ過酷な作業となったが、この杉の葉と枝の灰が大事な肥料となる。この後、山肌に元肥を散布して赤カブの種を播く。

特産の「田川焼畑赤かぶ」は10月上旬頃に収穫を迎え、パリッとした食感で辛みがあるのが特徴だ。地元の漬物業者などに出荷され、出荷数量は約6㌧を見込んでいる。

同専門班の眞田隆班長は「みんなの協力のおかげで、今年も無事に山焼きを終えることができた。天候にも恵まれ、良い灰ができたと思う。これから播種などの作業となるが、収穫を楽しみに作業を行いたい」と話した。

「田川焼畑赤かぶ」は在来種で、秋に班員が種採取用の良いカブを選別して畑に植え替え、春に種を採取している。アブラナ科の野菜は交雑しやすいため、花が咲く前にネットをかけるなど、交雑しないよう注意しながら種の保存を行っている。

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