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JA鶴岡

農福連携の輪ひろがる 福祉事業所利用者によるハボタン葉かき作業

JA鶴岡が福祉事業所と連携して取り組む「農福連携」の一環として10月1日、西郷地区の砂丘畑にあるハウスで、福祉施設利用者によるハボタンの葉かき作業が行われた。作業は2日間を予定している。
作業を依頼した鶴岡市西沼の菅原和憲さんは、200坪のハウス2棟で年末年始の出荷に向けてハボタンを栽培している。葉かきの時期が稲刈りやミニトマトの収穫などの繁忙期と重なるため、今回初めて農福連携を利用し、約100坪分の葉かき作業を依頼した。
当日は、社会福祉法人月山福祉会の施設利用者8人が参加。作業前に菅原さんが「ハウスの中は暑いので体調に気を付けて。茎を折らないよう、上から手のひら一つ分ほど葉を残して優しく葉をかいてほしい」と説明し、利用者は葉をかく役割と、落とした葉をコンテナに集める役割に分かれて、お互いにコツを教え合いながら丁寧に作業を進めた。
今回依頼した100坪分の葉かきは、夫婦2人で終日作業した場合5日程度を要するという。農福連携の活用により、稲刈りなどと作業時期が重なる中で、大きな省力化につながっている。
JA鶴岡管内では本年度、メロン圃場の片付けや大豆圃場の草取りなど、農作業を依頼したい農業者と福祉事業所とのマッチングを進めており、今回を含め6件の実績となっている。
作業を受託した社会福祉法人月山福祉会の加藤利彦就労支援リーダーは「働きにくさを抱える利用者にとって、自然の中で気持ちよく働ける農業は就労意欲を育むうえでも意義がある。担い手不足が課題となっている農業にとっても、お互いにメリットのある取り組みとして、今後さらに輪を広げていきたい」と話した。
JA鶴岡では、農作業を依頼したい農業者や農作業の受託を希望する福祉事業所などからの相談を随時受け付けている。農福連携に興味のある方は、JA鶴岡生産振興課経営支援係(TEL:0235-29-0455)まで。

葉かき作業を説明する菅原さん(右から2人目)

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