湯田川催芽場 芽だし作業 安全祈願祭を行う

読了までの目安時間:約 1分

 

JA鶴岡米穀畜産課は2日、鶴岡市のJA鶴岡湯田川キャッシュサービス脇の催芽場と同地区にある由豆佐賣(ゆずさめ)神社で安全祈願祭を行い、温泉を利用した伝統の芽だし作業が始まった。
湯田川温泉の廃湯を利用して種籾を発芽させる芽だし作業は、江戸時代後期の1848年に旧湯田川村の大井多右衛門が始めたとされ、同神社には功績をたたえる石碑が残されており、毎年作業の始まりに合わせて豊作と作業の安全を祈願している。
催芽場には、庄内地区をはじめ、新潟県などから約230㌧の種籾が順次持ち込まれる。8㌔程の種籾を入れた袋は12時間ほど浸した後、枕木の上で半日ほど蒸すことで発芽が促進される。
作業は4月いっぱい続けられ、10日~14日頃にピークを迎える。


作業の安全と豊作を祈願した関係者

 

タグ :

topics

この記事に関連する記事一覧