花き振興部会総会を開く

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JA鶴岡花き振興部会は2月27日、鶴岡市の東京第一ホテル鶴岡で第30回総会を開いた。関係者約50人が出席した。
上野善光部会長は「2018年度は8月の集中豪雨など、花き経営にとって厳しい気象状況だった。安定販売いただいた市場と各社に感謝する。19年度も部会員一丸となり、需要に応じた生産に取り組んでいこう」とあいさつ。
18年度の花き生産額見込みは5億5456万円(前年比93.1%)。生産本数が前年比10%近い落ち込みの中、通年の2日前販売の成果により相対販売率が向上し、相場の安定・販売額の確保につながった。また、東京オリンピックに向けたビクトリーブーケプロジェクトへの参加など、消費地での花き消費宣伝活動にも積極的に取り組んだ。
19年度は販売額5億7000万円を目指す。生産面では、さらなる増反・増産を目指し、作業体系の見直しや、省力化に向けた共同利用マルチャーの利活用を行う。販売面では産地、市場、消費者間の情報交換を活発にし、ニーズに合った作付け・品目提案を行っていく。組織面では、市場仲卸などの実需者を産地に招き巡回するイベントを開催するなど、鶴岡産花きのファンづくりと定着に努めていく。
18年度の総括と19年度計画を確認する参加者

 

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