「鶴岡 鶴姫レッドメロンサンド」一村逸品大賞前期優秀賞 受賞!
山形県鶴岡市の(株)来ばえちゃ本舗が販売する焼き菓子「鶴岡鶴姫レッドメロンサンド」が、一村逸品大賞前期優秀賞を受賞した。
受賞した水口健史所長は「この受賞が、鶴岡産メロンのPRになれば受賞以上に大変うれしい。これからも産地を盛り上げていきたい」と受賞の喜びを語った。
同商品は、市内の観光施設で販売しているお土産品は、エダマメ「だだちゃ豆」、サクランボ、西洋梨「ラ・フランス」が多く、庄内特産のメロンの商品が少ない事から企画され、JA鶴岡が原材料を提供、JA担当者も開発に協力し今年4月から販売を始めた。
パッケージは、メロン「鶴姫レッドメロン」の鮮やかなオレンジ色を生かし他のお土産品と色でも差別化した。また、販売を始めてからも包装資材に改良を加え、より長期保存を可能とし通年販売につなげている。
JAでは、メロンの販売時期にメロンサンドも一緒に売り込んだことで、スーパーなど販売店ではメロンと並べて販売されるなど、これまでにない売り場作りにつながるなど相乗効果も見られた。
一村逸品大賞は、前期からは3点が選ばれ、後期から選ばれた優秀賞と合わせ来年2月に年間大賞と金賞が決まる予定。
加工用キャベツ 選別基準を確認
JA鶴岡は10月4日、鶴岡市のJA鶴岡北部集荷場で加工用キャベツの目揃会を開いた。
営農指導員がサンプルを見せながら選別基準を説明。販売先の需要に合わせ1玉あたりの出荷重量が変わった事、外葉を残す際の注意点や果尻の割れ、病害虫被害を確認し、鉄コンテナ詰める際は隙間なく詰める事を確認した。
販売担当からは「加工用と言っても品質は大事。鶴岡産は良い評価を得ているが、何個か割って中身を確認し出荷する事や精度の高い出荷計画にするために生育状態や出荷予定をまめにつないでほしい」と呼び掛けた。
出荷されたキャベツは、業務用にカット野菜などさまざまな用途で使われる。11月には出荷最盛期を迎え、本年度は250㌧を超える出荷を目指す。
鈴木博斗さんが「第7回山形まるごとマラソン」ハーフ男子で優勝
10月6日に開かれた、山形市中心部を走る「第7回山形まるごとマラソン」にJA鶴岡本店営業課の鈴木博斗さん(23)が出場し、ハーフ(21・0975㌔) の男子で1時間4分50秒の大会新記録で初優勝した。
霞城公園や市役所前の大通り、馬見ケ崎川沿いなどを巡るハーフには、国内外から集まったランナー4629人が出場した。
鈴木さんは「優勝できると思っていなかったので、勝負で勝ち切れてよかった。中盤前から一騎打ちとなり緊張感もあったが、ラストで勝てたのは自信になった。今後も調子を落とさず大会に臨みたい」と話した。
サヤインゲン目揃い会で出荷規格を確認
JA鶴岡サヤインゲン専門部は10月2、3の両日、鶴岡市のJA北部集出荷場とJA西郷選果場で抑制栽培のサヤインゲンの目揃い会を開いた。関係者約40人が参加。
JAの営農指導員が出荷規格に基づいて各等階級の長さや太さ、曲がりや傷の程度をサンプルを見せながら説明。「箱詰め後に出荷ダンボール箱のフタが盛り上がっていると傷がつきクレームにつながるので、きれいに並べてほしい」と箱詰め時の注意事項も伝えた。
販売担当は「夏以降の暑さと9月の台風の影響で全国的に出荷量が少なく、秀品不足で、価格は平年に比べて高値で推移している。健康に留意し、出荷終了まで1箱でも多く出荷をお願いしたい」と呼び掛けた。
抑制栽培のサヤインゲンは同専門部64人で栽培。出荷は11月下旬頃まで続く。
生育順調、西洋梨の出荷会議を開く
JA鶴岡西洋梨専門部は10月2日、鶴岡市のJA金谷選果場で西洋梨出荷会議を開いた。関係者10人が参加。これから出荷が始まる「ラ・フランス」に代表される西洋梨の出荷規格などを確認した。
「ラ・フランス」は、8月の降水量不足で全般的に小玉傾向だが、生育は順調で着果量もある。JAの営農指導員は、各等階級の形状や熟度、キズの状態など出荷規格や、出荷容器などの取り扱い要領について説明。県庄内総合支庁農業技術普及課職員が、各生産者の「ラ・フランス」の果実硬度や収穫始期までの日数を調べるヨード反応指数を検査した。
西洋梨は同専門部14人で栽培。出荷は12月中旬頃まで続く。
京田小 稲刈り授業 青年部北支部らが協力
鶴岡市立京田小学校の5年生19人は9月30日、5月に田植えをした学校田で稲刈り授業を行い、青年部北支部と組合員が講師として協力した。
青年部員が鎌を使った手刈りでの注意点や、やり方を説明した後、児童らが一斉に刈り取りを始め、青年部員らもアドバイスしながら作業を手伝った。
コンバインでの刈り取り作業が実演され、児童は「鎌で刈るのは大変だったけど、コンバインのすごさが分かった」などの感想が聞かれた。
田んぼの校長先生として協力した吉田健男氏は「大事な作業である稲刈りを手伝ってもらった。一緒にお米を食べることを楽しみにしている」と伝えた。
収穫したお米は学校で食べるほか、施設への寄付も予定している。