「第一回あぐりセミナー」で防災対策学習、さらに旬の漬物を楽しむ
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食と農業への理解を深めるイベント「あぐりセミナー」の第一回講座が6月10日、組合員や一般市民など約60人の参加者を集めて開かれた。
昨年までは、生活文化講座というネーミングで組合員とその家族を参加対象としたイベントだったが、今年より一般市民も参加対象に加え、地場産農産物の美味しい調理法など生活に役立つ情報を伝える「あぐりセミナー」としてリニューアルされた。
今回のセミナーでは、最初に庄内総合支庁・総務課防災担当の職員が「もしもの時に備える防災対策」というテーマで講演。地震や津波の発生の仕組み、庄内で想定される被害の程度など、防災の基礎知識について説明。熱心にメモをとりながら学習する参加者の姿も見られた。
次に、「旬の漬物を楽しむ」をテーマに、厚生産業株式会社の担当者を講師に招き、ワンポイントアドバイスを受けながら、家庭でも作れる手軽な漬物作りに挑戦。女性参加者は「家でも簡単に作れる内容なので嬉しい。ぜひ家族にも食べさせたいと思います」と話してくれた。
旬のきゅうり、もやしなどを使い漬物作りに挑戦する参加者