(農)しもがわ・無人ヘリで水稲直播
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鶴岡市下川の農事組合法人しもがわは28日、無人ヘリによる水稲直播(ちょくは)を約10㌶で実施した。穏やかな天気の中、作業は早朝5時から開始して半日で終了。ヘリは委託会社が水田の3~4㍍上空へ飛ばし操縦した。種子は、直播に適した鉄コーティング種子を使用し、品種は「はえぬき」。
同法人は水稲約38㌶(うち直播栽培は無人ヘリを含め約24㌶)、大豆約30㌶を栽培。構成員は19人。
同法人の大場靖智代表理事は無人ヘリ導入について「当組合構成員のほとんどが個人で畑作経営もしているため、水田作業を省力化したいという思いが強くあった。10年前から直播栽培に取り組み、無人ヘリは3年前に導入。直播の栽培管理は慣行と違い当初は苦労したが、改善を重ね今は至って順調だ」と語った。
JA鶴岡西郷支所管内では、無人ヘリによる直播の取り組みは同法人を含め3つの法人で約20㌶となる。
無人ヘリでの水稲直播①
無人ヘリでの水稲直播②