鶴岡地域良質米生産推進協議会が総会を開く
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JA鶴岡、鶴岡市で組織される鶴岡地域良質米生産推進協議会は6月17日、鶴岡市の農業振興センターで第55回通常総会を開いた。同会の役員ら27人が出席した。
総会では24年度の事業経過報告や25年度の事業計画など3議案が承認された。
同会会長の保科亙組合長は「高品質でおいしい米を多く生産していくために、生産者や関係機関と協力して取り組んでいこう」とあいさつした。
24年産米は活着期の強風や7月25日の集中豪雨、登熟期間の日照不足などの影響により作況指数は「94」の不良となったが、一等米比率は平年並みの96.4%となった。
25年度は昨年に引き続き、肥料価格の高騰に対応した施肥設計や高収量と高品質を両立する稲作技術の向上を図るための研修会などを行う。
25年産米は5月下旬が低温だったため生育がやや遅れてスタートしたものの、その後の気温上昇によって回復傾向で推移している。
あいさつする保科組合長