第1期生卒業式&和食のマナー講座/女性大学「きらめきカレッジ」

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JA鶴岡は2月21日、第5回女性大学「きらめきカレッジ」を東京第一ホテル鶴岡を会場に行い受講生19人が出席した。

今年度最後の講義となる今回は「日本の誇り 和食のマナー講座」と題し、講師に小笠原流礼法宗家本部師範の守本菱知氏をお迎えして箸の扱い方をはじめ会席料理の食べ方のマナーを実践で学んだ。

料理のメニューには、JA鶴岡管内で生産された冬の味覚「雪中軟白ねぎ」を使用した料理や平成28年度第1回の講座で受講生たちが手作りしたみそを使用した鱈のきもみそ焼きと椀物が並び、器や盛り付けで季節を楽しみつつ、食材のそのものの味を生かした料理の数々に舌鼓を打った。受講生からは、「日本人として知っておきたい和食の基本マナーを学んだので、普段の食事の時から気を付けていきたい」、「食事の食べ方が美しいと言われるような女性になりたい」という声が聞かれた。

また、講座終了後には初の卒業生となる第1期生10人の卒業式を行った。2年にわたるカリキュラムを修了した卒業生たちは、名残を惜しみつつも学長の佐藤組合長から一人一人修了書を受け取り、「社会人になってからの学びの場として、1度は体験してみたいと思っていた講義を受講することができ、この大学に入学してよかった」と大学生活を振り返った。

この「きらめきカレッジ」は生活文化活動の一環で、若い女性が参加者同士で交流を深めながら地元の食文化や農を学ぶことを目的に、2015年に開校。2年全10回の講義を行っており、平成29年度春には、第3期生の募集を行う。

 

美しい所作を身につけたいと守本先生(手前)の話を真剣に聴く受講生たち

出席者全員で記念撮影。第1期生の皆さん、ご卒業おめでとうございます!

 

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