JA青年部が初めて制作した「菜の花迷路」を公開
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JA鶴岡青年部大泉支部は5月3日から6日まで、鶴岡市矢馳のの転作田に初めて制作した、菜の花畑の迷路を一般公開した。1日にはオープニングセレモニーを開き、招かれた大泉保育園の園児約40人が、出迎えた青年部員らと迷路を楽しんだ。
同支部では、地域の子ども達に自然と触れ合う遊び場を提供したいと、2年前から菜の花迷路の制作を計画。昨年は菜種の生育不良で公開できなかったが、エダマメを栽培している部員所有の転作田0.3㌶に、昨年9月に菜種3㌔をまき、念入りな管理により菜の花は約1㍍にまで成長。部員が刈払機などで通路部分を刈り取って仕上げた。
訪れた園児たちは、一面に広がる菜の花に目を輝かせ、「黄色のお花がきれい」「ここ行き止まりだ」と歓声を上げながら、ゴールを目指し競うように迷路を駆け回った。
何度もゴールした酒井珀翔(はくと)君(5)は「迷路は難しかったけど皆でゴールして、とても楽しかった」と笑顔を見せた。
前支部長の福島直久さんは「農業や地域の人と触れ合う場を作りたくて制作した。子ども達が喜んでくれて嬉しい」と話した。
菜の花畑の迷路を駆け抜ける園児たち
菜の花迷路を制作した青年部員たち