保育園に「だだちゃ豆」プレゼント
JA鶴岡青年部大泉支部は8月9日、鶴岡市の大泉保育園に特産のエダマメ「だだちゃ豆」をプレゼントした。
「だだちゃ豆」のかぶり物をかぶった松浦雄太支部長と青年部員4人が、袋詰めした「早生白山」5㌔を代表の園児らに手渡した。
松浦支部長は「鶴岡ではおいしいだだちゃ豆が作られている。今が旬のおいしいだだちゃ豆をいっぱい食べて大きく成長してほしい」と話した。
支部では多くの部員が「だだちゃ豆」を栽培。丹精込めて生産した「だだちゃ豆」を食べて夏を元気に過ごしてもらい、地域農業への関心を高めてもらおうと、毎年市内の保育園などに贈っており、今年で19回目。
プレゼントされた「だだちゃ豆」はゆでておやつで提供される。
「だだちゃ豆」のかぶり物をかぶった松浦支部長㊧
園児に「だだちゃ豆」をプレゼントする青年部員ら
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加茂水族館の来館者へ旬のだだちゃ豆を振る舞いPR
おいしくいただきました♪
あぐりスクールで鶴岡の夏の味覚を満喫
JA鶴岡は8月6日、鶴岡市農村センターで第2回「あぐりスクール」を開いた。市内の小学校に通う、小学3~6年生の児童と保護者9組19人が参加した。
今が旬の夏野菜を使い、野菜の実験と野菜スタンプでオリジナルバッグ作り、調理実習を行った。
野菜の実験と調理実習では、家の光協会が発刊している子ども向け月刊誌『ちゃぐりん』を活用し、甘いトマトの探し方やみかんジュースを使った、2層にわかれるムース作りに挑戦した他、水に浮く野菜と沈む野菜について調べた。
野菜の切れ端を再利用し、専用のスタンプインクにつけ、無地のバッグに押すことで、野菜の切り口の形をいかした模様をつけることができるバッグ作りでは、参加者の個性があふれる作品の数々が誕生。
参加した児童は「野菜スタンプを押してみたら、野菜のどこがどんな形になっているのかわかった。世界で一つの自分のバッグが作れてとても楽しかった」と笑顔を見せた。
他にも「この本だいすきの会」庄内支部の齋藤まきさんによる読み聞かせも行われ、充実した時間を過ごした。
昼食時には、参加者が手作りしたみかんのムースや管内特産のアンデスメロン・鶴姫レッドメロンを丸ごと使ったフルーツポンチ、今が旬のエダマメ「だだちゃ豆」のチーズスティックのほか、女性部員とJA職員が調理した夏野菜たっぷりカレーが振る舞われた。
「あぐりスクール」は、小学3~6年生の児童と保護者の方を対象に、野菜の収穫体験や料理づくりなどを通して農業や食への理解・関心を深めてもらうことを目的に企画している。
今年度最後となる第3回は、10月下旬に開催を予定している。
メロンの器に盛りつけた特製フルーツポンチ作り
甘いトマトを探す実験
野菜スタンプでオリジナルバッグ作り
ご参加いただきありがとうございました!
収穫体験で「だだちゃ豆」の魅力伝える 大泉フェローズ
山形県鶴岡市の農事組合法人「大泉フェローズ」は8月5日、同市布目の収穫体験圃場(ほじょう)で特産エダマメ「だだちゃ豆」の収穫体験イベントを開いた。
35人が参加し、同法人のベテラン農家からアドバイスを受け「甘露」10株を収穫し、さやもぎを体験した。
今年は7月に断続的な降雨があったが、梅雨明けによる気温上昇の影響もあり肥大が進み、品質は上々。
小池貢代表理事は「収穫体験を通して、多くの方に特産のだだちゃ豆を知ってもらうチャンス。実入りもよくおいしいだだちゃ豆ができたのでぜひみなさんから味わっていただきたい」と話した。
同法人は大泉地区の農家77戸で構成し、米と大豆を生産・販売する同市最大の農事組合法人。大泉地区で特産の「だだちゃ豆」の魅力を広く知ってもらおうと7年前に収穫体験圃場を開設し、9㌃で「甘露」と「白山」の2品種を栽培している。8月19日にも収穫体験イベントを開催予定。受付は7時30分~10時までで、予約は不要。参加費は1000円で今が旬のだだちゃ豆「白山」10株を収穫、お持ち帰りできる。
力いっぱいだだちゃ豆の株を引き抜く参加者
楽しく収穫できました!
「生き活き塾」で笑って汗流す
JA鶴岡女性部は7月31日、鶴岡市農村センターで「生き活き塾」を開いた。女性部員外にも女性部の活動を知ってもらうことと、部員同士の交流を目的に開催しており、女性部員とJA管内の女性19人が参加した。
第1回となる今回は「楽しく動いて身体も心もリフレッシュ!」と題し、たかだてスポーツクラブ事務局長の荻原恵美さんを講師に招いた。下半身の筋力維持・向上を目的とした運動や、ボールを使った筋トレで全身をほぐした後、音楽に合わせ楽しく体を動かし、たくさん笑って健康的な汗を流した。
荻原さんは「不調な身体も自分の大切な身体。自宅でも簡単に取り組めるトレーニングなので、調整しながら動かしてみてほしい」と話した。
女性部では、女性が気軽に楽しく参加できる仲間づくりの場として、2021年度より「生き活き塾」を開講。23年度は、9月にテーブルマナー講座、11月に料理講座、年明け2月にみそ造り講座と、年4回開催予定。
荻原さん㊧の指導のもと楽しく全身を動かした
ボールを使って筋トレをする女性部員
決めのポーズで一枚!
ミニトマトの現地講習会を開く
JA鶴岡ミニトマト専門部は7月27日、今年度より本格導入されたミニトマト「キャロルムーン」の現地栽培講習会を市内の林崎と千安京田で開き、生産者やJA役職員ら20人が参加した。
株式会社サカタのタネの赤根勘人さんを講師に迎え、キャロルムーンが栽培されている圃場(ほじょう)で説明を受けた。
赤根さんは「キャロルムーンは夏向きの品種で、草勢が落ちづらく、蒸散力の強い品種で、成長点が強ければ収量アップにつながる。夜温に注意しながら、水管理を気をつけてほしい」と話した。
参加者はメモを取りながら熱心に話を聞き、圃場を実際に見てもらいアドバイスを受けていた。
同部会は8月下旬頃にそのまま秋期の管理について、講習会を予定している。
参加者に説明する赤根さん㊥
第2回きらめきカレッジ 庄内野菜美肌レシピ講座を学ぶ
JA鶴岡は7月26日、鶴岡市農村センターで第2回「きらめきカレッジ」を開き、受講生15人が参加した。
酒田市在住で野菜ソムリエプロの鐙谷(あぶみや)貴子さんが「身体の中からキレイに!~庄内野菜美肌レシピ講座~」をテーマに指導。きらめきカレッジの本格的な調理実習は4年ぶりに開いた。
今が旬の栄養たっぷりなだだちゃ豆を使って、「枝豆とトウモロコシのチーズサモサ風」と「冷やし茶碗蒸しの枝豆あんかけ」を試作。他に「鶏モモ肉のコムガー」「ナスのピリ辛炒め」など計7品を作った。
参加者は「旬の野菜を使ったレシピが知れて良かった」「塩麹の使い方が分かったので、自宅でも取り入れてみたい」と話した。
「JAの時間」では職員が、市民を対象とした「あぐりスクール」「あぐりセミナー」などの生活文化事業を紹介した。
調理のポイントを説明する鐙谷先生㊧
とても美味しくできました♪
もんとあ~る5周年祭でにぎわう
JA鶴岡のファーマーズマーケット「もんとあ~る」は7月22、23の両日、鶴岡市内の2店舗で5周年祭を開いた。約4500人が訪れ、過去最高の約1200万円を売り上げた。
2018年7月、店舗名をそれまでの「産直館」から「もんとあ~る」に改め、リニューアルオープンしてから5周年を記念した。
2000円以上の購入で産直卵のプレゼント、ポイント10倍付与の他、白山店では全国の8提携JAの桃やスイカ、マンゴーなどを販売した。
JAオリジナルブランド「鶴姫メロン」や「鶴姫レッドメロン」を限定特価販売し、庄内砂丘メロンを全国一律800円で発送。5周年記念企画として、お買上げレシートの税込金額の「5」の数により各種プレゼントを贈呈。また「白山茶寮」ではくじ引きを行い、引いたカラーボールの色により割引をするなど楽しめるイベントも行った。
JA営農販売部産直課の高橋千津課長は「今年も多くのお客さまにご来店いただき、盛大に5周年を迎えることができた。これからも買い物を楽しんでもらえるよう心がけていきたい」と話した。
8つの提携JAが各地の特産品を限定販売
白山茶寮も大盛況
もんとあ~る5周年祭で多くの方が買い物を楽しんだ
「だだちゃ豆」初出荷式 全国に出荷始まる
JA鶴岡は7月26日、鶴岡市のJA北部集出荷場で特産エダマメ「だだちゃ豆」の初出荷式を開いた。関係者約40人が出席し安全祈願祭の後、JA代表者らがテープカットをして関東の市場に向けてトラックが出発した。2023年度は800㌧の集荷を見込み、関東・関西地区の市場を中心に全国各地に出荷され、販売高8億円を目指す。
佐藤茂一組合長は「全国の「だだちゃ豆」ファンのみなさまお待たせしました。消費者、生産者のみなさまから笑顔になっていただける販売に努めたい」と述べた。
加賀山雄専門部長は「今年もおいしい「だだちゃ豆」を広く皆さんに食べてほしい。これから暑さが増していくので体調管理に気を付けて出荷して行きたい」と話した。
生育は順調で、品質・収量ともにおおむね平年並み。出荷は8月中旬をピークに9月中旬まで続き、安全安心で日本一おいしい「殿様のだだちゃ豆」を全国に届ける。
豊穣や作業安全を祈願した。
テープカットで「だだちゃ豆」の出荷を祝う関係者。
「だだちゃ豆」を積んだトラックを見送る関係者。
もんとあ~る「だだちゃ豆」の目揃い会を開く
JA鶴岡産直課は7月24日、鶴岡市のもんとあ~る白山店で「だだちゃ豆」の目揃い会を開いた。
もんとあ~るは、連日、旬の食材を求めるお客さまでにぎわっており、だだちゃ豆が店頭に並ぶ時期となった。
今年度だだだちゃ豆の出荷登録をしている産直会員は110人。だだちゃ豆の出荷最盛期を前に、収穫から出荷までの鮮度保持や店頭に陳列する際の注意点を確認した。
JAの園芸指導係は「産直はお客さまが生産者を選んで購入できる場所です。選果・選別を徹底し、自分のファンを作りましょう」と呼び掛けた。
出荷規格を確認する生産者。