園児らとエダマメの苗を定植 青年部上郷支部
JA鶴岡青年部上郷支部は6月8日、支部長の五十嵐亮さん の圃場(ほじょう)で上郷保育園の園児27人とエダマメの苗を定植した。
定植前には部員4人が畑に線を張り、苗を並べ、植えやすいように準備をした。
はじめに五十嵐さんが土に穴を掘り、苗の根を土の中に入れ、土をかぶせる動作を実際に行いながら苗の植え方を説明。
園児らは、青年部員に教わりながらエダマメの苗約100本を「おいしくな~れ」と声を掛けながら 丁寧に手植えした。
参加した園児は「小さい苗なのでやさしく植えた。暑かったが、苗をたくさん植えられて楽しかった」と笑顔を見せた。
五十嵐さんは 「散歩などで畑の前を通ったらエダマメの成長の様子を見てほしい」と話した。
8月中旬頃には収穫体験を行い、保育園の食事で提供される予定 。
苗の植え方を説明する五十嵐支部長(右)
青年部員と一緒に上手に苗を植えました!
ネットメロン全国へ
JA鶴岡は5日、鶴岡市のJA西郷選果場で特産ネットメロンの初出荷式を行った。
関東地方の市場を中心に、全国各地へ約55万㌜(5㌔入り)の出荷を見込み、販売高は、昨年度の11億3000万円を超える、12億円を目指す。
初出荷式には、JA西郷砂丘畑振興会役員やJA役職員、関係機関など約50人が出席した。
佐藤茂一組合長は「生産者の皆さんのおかげで、今年も高品質のおいしいメロンができた。全国の皆さんにぜひ味わってほしい」とあいさつした。
JAネットメロン専門部の本間卓専門部長は「天候に恵まれ糖度も十分。真心・熱意を込めて生産した安心安全なメロンを消費者の皆さんにお届けしたい」と話した。
選果場には、ハウス栽培のメロン「アンデス」447㌜が運び込まれた。
安全祈願祭の後、関係者がテープカットをして市場に向けて出発するトラックを拍手で見送った。
西郷地区では庄内砂丘を利用したメロンの栽培が盛んで、専門部の172人が約111㌶で「アンデス」やJA鶴岡オリジナルの「鶴姫メロン」、「鶴姫レッドメロン」などを栽培している。
春先の好天に恵まれ生育は順調。品質は玉肥大・糖度とも良好。
6月下旬から本格的な出荷に入り、7月をピークに8月の上旬まで全国へ出荷される。
メロン直売所は、選果場脇に6月24日にオープンする予定。
今シーズン初のメロンを出荷する本間専門部長
作業の安全を祈願し、玉串を捧げる佐藤組合長
関係者(佐藤組合長は左から3番目)でテープカット
メロンを積んだトラックを見送る関係者
寄せ植え楽しむ 女性部南支部
JA鶴岡女性部南支部は6月4日、鶴岡市のJA南支所で寄せ植え講習会を開いた。
部員27人が参加し、市内でフラワーショップ「花蔵」を営む三浦淳志さんを講師に招き、寄せ植えを教わった。
基本的な植え方や花の組み合わせなどの説明を受けた後、ローズマリーやガザニアシルバーフォックス、センニチコウなど5種類の苗を花器に植えた。
参加者は、三浦さんにコツを教わりながら、色合いや高さのバランスを考えながら鉢に苗を植え付け、寄せ植えを仕上げた。
参加者は「毎年楽しみにしている。同じ花材を使っても花の配置が違うだけでイメージが違ってくるので楽しい」と話した。
植え方のこつを教える三浦さん(右手前)
季節の寄せ植え完成!
斎小学校の児童に大豆の種まき指導 青年部南支部
JA鶴岡青年部南支部は6月1日、鶴岡市我老林で斎小学校の3年生13人に播種(はしゅ)機を使った大豆の種まきを教えた。
消毒と鳥からの食害を防ぐ薬が塗られた大豆「エンレイ」の種を播種機に入れて、種まきのやり方を説明。
児童らは、播種機を力いっぱい押し、種をまき、丁寧に土を掛けた。
児童は「機械をまっすぐ押すのが難しかったけど、楽しかった」と笑顔を見せた。
南支部長の上野拓さんは「体験を通して作物の成長を感じ、作物ができる過程を知るきっかけになればうれしい」と話した。
今後は児童と青年部と農事組合法人IWCが協力して畑を管理し、10月頃に納豆や豆腐などにして味わう予定。
同日、管内特産の「だだちゃ豆」の種もまき、9月上旬に収穫体験をする予定。
児童に大豆の説明する青年部員
教わりながら種まきに挑戦
みんなで協力して種まきできました
【公告】第51回通常総代会の開催
公 告
鶴岡市農業協同組合第51回通常総代会を下記により開催いたしますので、本組合定款の定めにより公告いたします。
記
1.開催日時 令和5年6月20日(火) 午後2時(受付 午後1時)
2.開催場所 荘銀タクト鶴岡
3.付議事項
第1号議案 令和4年度事業報告及び剰余金処分案の承認について
(報告事項:令和4年度貸借対照表、損益計算書、及び注記表の内容並びに独立監査人の監査報告及び監事の監査報告)
第2号議案 定款・規約の一部変更について
第3号議案 定款附属書「役員選任規程」の一部変更について
第4号議案 定款附属書「総代選挙規程」の一部変更について
第5号議案 第13次地域農業振興運動計画の設定について
第6号議案 令和5~7年度中期経営計画の設定について
第7号議案 固定資産(西郷支所)の取得について
第8号議案 賦課金の徴収について
第9号議案 令和5年度における理事および監事の報酬について
第10号議案 役員の補充選任について
第11号議案 役員退職慰労金の支給について
令 和 5 年 6 月 2 日
鶴 岡 市 農 業 協 同 組 合
代 表 理 事 組 合 長 佐 藤 茂 一
園児とサツマイモの苗を定植 青年部北支部
JA鶴岡青年部北支部は5月30日、鶴岡市播磨で栄保育園の園児20人とサツマイモ苗を定植した。今年は「紅はるか」「シルクスイート」「紅あずま」の3品種300本の苗の定植に挑戦した。
事前に青年部員が畑作りを行い、園児が作業しやすいように準備した。
はじめに青年部員が苗の植え方の手本を見せながら説明。園児らは丁寧に土を掘り苗を植え、やさしい手つきで土をかぶせた後に「おいしいサツマイモができますように」と水をかけた。
青年部の鈴木俊将さんが「秋に収穫するまでサツマイモの様子をみてほしい」と話すと、園児たちは「はーい!」と大きな声で返事をした。
サツマイモは秋に園児たちが収穫し、保育園の食事で提供される。
青年部員と一緒に苗を定植
みんなで上手に植えました
サツマイモおおきくなーれ!
松浦敏さん 旭日単光章を受章
鶴岡市小淀川の松浦敏さん(75)が2023年度春の叙勲で旭日単光章を受章した。5月12日に農林水産省で行われた伝達式にて叙勲を受け、皇居宮殿の豊明殿で天皇陛下に拝謁(はいえつ)した。
松浦さんは農事組合法人大泉フェローズの設立に尽力し、15年から21年までおよそ6年間代表理事を務めた。設立時の構成員数は80人、受託面積は230.5㌶で米、大豆を栽培。
受章については「多くの地域の先輩、行政からの指導を受けて地域農業が大事であると学んだ。山形県や鶴岡市の組織に携わり歩んできた長い道のりの結果、この受章につながった。各関係機関の方々に感謝申し上げたい」と話した。
また″定年なき専農我にあり”を胸にこれからも農業を続けていきたいと決意を新たにした。
「旭日単光章」を受章した松浦敏さん
青年部員が野菜苗の定植を指導
JA鶴岡青年部は5月23日、鶴岡市の児童養護施設「七窪思恩園」で児童と野菜の苗を定植した。
青年部員12人が参加し、トラクターと管理機で畑を耕した後、マルチを張り、児童が作業しやすいように事前に畑づくりを行った。
児童らは「これは何の苗」、「どうやって植えるの」など質問しながら、青年部員と一緒に、トマトやきゅうり、だだちゃ豆など20品目、約200本の苗を1本ずつていねいに植え付けた。
今後は、児童が毎日の水やりなど日々の管理を行い、成長していくようすを観察。青年部員は支柱やネット張りなど、児童だけでは難しい部分の手助けを行う。
収穫した野菜は、同施設の食事で児童らに提供されるほか、青年部員らと一緒に収穫感謝祭で味わう予定。
青年部の今野聡委員長は「青年部員の協力のおかげで野菜苗の定植作業も10年という節目を迎えることができた。夏には収穫感謝祭を企画しているので、たくさん収穫できるよう児童たちには日々の管理を頑張ってもらいたい」と話した。
例年5月に、次代を担う子どもたちに食と農の大切さを伝えることを目的に企画しており、今回で10回目。
青年部員が協力して畑作りを行った
青年部員と野菜の苗を植える児童
食と農の大切さを伝えた青年部員たち
きらめきカレッジ開校 手びねりの陶芸を楽しむ
JA鶴岡は5月23日、鶴岡市の農村センターで女性大学「きらめきカレッジ」を開校した。8期生と今年入学した9期生10人の計18人で陶芸体験に挑戦した。
松岡窯陶芸教室「陶の蔵」代表の下妻さき子さんと下妻彬夫さんを講師に迎え、手びねりで抹茶碗と和菓子を置く小皿を作った。作品は先生の窯元で焼き、9月に受講生に届けられる。
受講生は「時間を忘れ夢中になれてとても楽しかった。作品の出来上がりが楽しみ」と話した。
副学長の五十嵐京子理事は、「大学というと堅苦しいイメージだが、和気あいあいと楽しい時間が過ごせるカリキュラムになっている。2年間一緒に楽しみましょう」とあいさつした。
「JAの時間」では、職員がJAのさまざまな事業や地域貢献活動について紹介し、産直「もんとあ~る」やJAの給油所など身近な事業を利用してもらうことで農家・農業の理解にもつながることを説明した。
きらめきカレッジは2年間を1期とし、全10回の講座を予定している。
受講生に挨拶する副学長の五十嵐理事
受講生に説明する下妻先生
下妻先生㊥に教わりながら陶芸体験
キュウリ最盛期前に規格確認
JA鶴岡大山園芸振興部会ハウスキュウリ班は5月23日、鶴岡市のJA北部集荷場でキュウリの目揃い会を開いた。生産者とJA職員ら約10人が参加。
JAの販売担当者は、市況や小売店での販売状況、加工品会社での利用状況や他産地の出荷状況などを伝え、生産者と出荷規格を検討した。生産者はサンプルを手に取り、太さや長さ、色、曲がりなど規格を確認した。
JAの園芸指導係は「小まめな管理で病害虫の発生に注意し、ハウス内湿度の管理に気をつけてほしい。食味重視の出荷をお願いしたい」と呼びかけた。
木村君雄班長は「これから出荷の最盛期を迎える。高品質なものを安定的に出荷できるよう頑張ろう」と話した。
出荷は、昨年並みの5月3日から始まり、7月まで続く。
出荷サンプルを確認する生産者