親子でだだちゃ豆収穫体験 第2回あぐりスクール

読了までの目安時間:約 2分

 

JA鶴岡は8月20日、鶴岡市内で第2回あぐりスクールを開き、市内の小学4~6年生の親子11組22人が参加した。

はじめに大泉地区の農家77戸で構成される農事組合法人大泉フェローズの圃場(ほじょう)でエダマメ「だだちゃ豆」の収穫を体験。同法人の役員らから収穫のコツを教わった後、子どもの背丈ほどの高さに育った主力品種の「白山」を親子で力を合わせ、根元から力いっぱい引き抜いていた。参加した児童は「根っこを引き抜くのにとても力が必要で難しかったが、楽しかった」と笑顔を見せた。

その後、田川コミュニティーセンターに移動し、一般社団法人田川そばの郷のメンバーが講師となり、 田川地区で生産されたソバ「でわかおり」を使ったソバ打ちに挑戦。講師が粉と水を混ぜ込む水回しや練り、生地を薄く伸ばすのしやソバの切り方など一連の作業を実演して見せた後、家族ごとにソバ粉と小麦粉を混ぜ合わせたものに水を加え、風味が飛ばないようすばやく混ぜ合わせて作業した。生地がまとまったら、薄く伸ばし、小間板とソバ切り包丁を使って自分好みの太さの麺にしていた。

その他に「この本だいすきの会」庄内支部のメンバーによる読み聞かせも行われ、充実した時間を過ごした。

参加した児童は「だだちゃ豆の根っこがしっかりしていて収穫するのも、自分の手でさやもぎをするのも大変だったけど楽しかった」と笑顔を見せた。

保護者からは「だだちゃ豆の収穫もそば打ちも初めての体験だったので、親子そろって良い経験になった」との感想が聞かれた。

第3回あぐりスクールは、10月下旬に赤かぶの収穫体験と魚のさばき方講座の開催を予定している。

親子で協力して収穫しました!

そば打ち体験を楽しむ親子

ご参加いただきありがとうございました!

 

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BISTRO下水道研究発表会in鶴岡

読了までの目安時間:約 2分

 

下水道資源を農作物の栽培等に有効利用し、農業等の生産性向上に貢献する取組「BISTRO(ビストロ)下水道」の研究発表会が8月23日、鶴岡市の山形大学農学部で開催された。

研究発表では処理水を利用した飼料用米栽培、処理過程で発生する消火ガス発電の余熱を利用したハウス加温による野菜の栽培などの取り組みを同農学部や関係機関が報告した。

鶴岡市では市、山形大学、JA鶴岡など6者が産学官連携でビストロ下水道に取り組んでいる。JA鶴岡は2016年に市からコンポストセンターの運営と販売を受託。同センターでは浄化処理した下水汚泥を堆肥に変え供給している。

パネルディスカッションでは、関係機関を代表した5人がパネラーとして参加し、JA鶴岡からは営農販売部生産振興課の今野大介課長が参加した。

JAの立場からビストロ下水道を生産者や消費者に普及させていくためにはという討議では、今野課長が「同センターは1986年から稼働し35年ほど経過している。管内では特別な資材ではなく、堆肥と同じように利用していて、生産者にも広く普及している」と述べた。

また「資源循環では管内CE(カントリーエレベーター)で生じたもみ殻をコンポストに利用している」と述べ「農水省ではビストロを「みどりの食料システム戦略」や肥料高騰等に対応する化学肥料削減のための対策のひとつとして示している。消費者にも理解を示す機会となっている」と訴えた。

意見を述べる今野課長(パネル中央)

 

 

 

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「田川焼畑赤かぶ」伝統の山焼き

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JA鶴岡田川焼畑赤かぶ専門班は8月22日、班員13人が参加して田川地区の杉伐採地で恒例の山焼きを約85㌃行った。
山焼きは同地区特産の赤カブ「田川焼畑赤かぶ」生産にかかせない伝統的自然農法。土壌改良や防除効果がある焼畑農法にこだわり毎年8月の炎天下に行われる。
杉枝の天地返し、下草刈り、延焼防止などの事前作業を終えた山の斜面上側から火をつけて焼く。炎熱の中、急な傾斜で燃え広がりを調整しながらの過酷な作業だ。杉の葉と枝の灰が肥料となり、山肌に元肥を散布して播種する。
特産「田川焼畑赤かぶ」は10月上旬に収穫を迎え、パリッとした食感で辛味があるのが特徴だ。主に地元の漬物業者へ出荷され、出荷数量は約5.5㌧を見込む。
長谷川則子班長は「毎年、大変な作業を経て生まれる「田川焼畑赤かぶ」は格別なものだと思っている。多くの方に食べていただきたい」と話した。

 

 

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青年部大泉支部が田川保育園にだだちゃ豆をプレゼント

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JA鶴岡青年部大泉支部は8月18日、鶴岡市の田川保育園に特産のエダマメ「だだちゃ豆」をプレゼントした。「だだちゃ豆」はおやつで提供される。

「だだちゃ豆」のかぶり物をかぶった松浦雄太支部長が「おいしい「だだちゃ豆」を頑張って作ったので、みんなで食べて」と話し、袋詰めした「白山」5㌔を園児に手渡した。

「だだちゃ豆」を受け取った児童は「だだちゃ豆が大好きなので早く食べたい」と話した。

伊藤直樹園長は「この「だだちゃ豆」は農家さんが頑張って作ってくれたもの。食べるときは1粒1粒に感謝の気持ちをもって味わってほしい」と呼び掛けた。

同支部では部員の多くがエダマメを栽培。「だだちゃ豆」を食べて夏を元気に過ごしてもらい、地域農業への関心を高めてもらおうと毎年、市内の保育園などに贈っており、今年で18回目。

園児に「だだちゃ豆」をプレゼントする松浦支部長㊧

 

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金融本店「夏のご来店感謝デー」を開く

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JA鶴岡金融本店は8月15日、夏のご来店感謝デーを開いた。
職員はこの日のために新調したおそろいのTシャツ姿で出迎え、定期貯金や各種取引、相談をした方にはマグカップやジュースが進呈されたほか、JAバンクアプリや共済Webマイページ利用者にカキ氷がふるまわれた。
もんとあ~る駅前店お盆セールにあわせ、JAバンクキャラクター「よりぞう」も登場。来店者とふれあってイベントを盛り上げた。
金融本店の後藤真紀子課長は「コロナ禍でまだまだイベント開催は難しいが、JAカードやネットバンクなど、魅力的な商品がたくさんあることをPRできれば、と思い企画した。これを機にJAファン拡大につなげていきたい」と話した。

JAバンクアプリ利用者などにかき氷がふるまわれ、よりぞうもイベントを盛り上げた。

 

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新型コロナウィルス感染症拡大に伴う 窓口営業時間の変更について

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ミニトマト栽培基礎講習会を開く

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生産振興課は8月3日、京田地区にある生産者の圃場(ほじょう)でミニトマト栽培基礎講習会を開いた。同講習会は生産拡大に向けてミニトマト専門部と連携し、新規生産者や栽培年数が浅い人、生産を予定している人を対象としている。

園芸指導係が今後の栽培管理について説明。大雨などにより畝間に水がたまった場合は排水をしっかり行うことや、潅水は少量多回数で行うよう呼び掛けた。樹勢に応じた追肥の施用間隔や、有効な遮光資材の活用方法について説明した。

参加した生産者は園芸指導係に質問しながら今後の栽培管理について学んだ。

 

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市民が鶴岡産の花でフラワーアレンジメント体験/3年ぶり第1回あぐりセミナー

読了までの目安時間:約 2分

 

JA鶴岡は7月29日、鶴岡市農村センターで3年ぶりに第1回JAあぐりセミナーを開き、 市民ら24人が参加した。市内で「花蔵」を営む三浦淳志さんを講師に、鶴岡産の花を使ってフラワーアレンジメントを楽しんだ。

同JA花き振興部会が生産した同市産の白、ピンク、緑、黄色のトルコギキョウのほか、モカラなど6種類の花を使用。参加者は色とりどりの花を花器にいけ、配置のバランスを考えながら、彩豊かな作品を仕上げた。参加者は「トルコギキョウをたっぷり使い、とても楽しくアレンジメントを作ることができた」と話した。

「JAの時間」では、花き振興部会の取り組みや、管内で生産している花の特徴、花の栽培から出荷までの流れなどを紹介した。花の生産者に聞いた花の魅力、楽しむ方法などを特集した市民向け広報誌『ぱさらん』も配布した。

三浦さん㊧から花の説明を聞く参加者

三浦さん㊨の指導で鶴岡産のトルコギキョウを使って作品を仕上げる参加者

 

 

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もんとあ~る4周年祭でにぎわう

読了までの目安時間:約 2分

 

JA鶴岡のファーマーズマーケット「もんとあ~る」は7月23、24の両日、3店舗で2018年の店舗名称「もんとあ~る」へのリニューアルオープンを記念した「4周年祭」を開いた。

開店前から新鮮な農産物を買い求めようと地元住民らの列ができ、周年祭期間中の「もんとあ~る」3店舗の来場者数は約4500人。多くの買い物客でにぎわい、約1100万円を売り上げた。
期間中は、2000円以上の購入で産直卵のプレゼントやポイント10倍などの3店舗共通企画のほか、白山店では全国より8つの提携JAよりモモやスイカ、マンゴーなど各地の特産品が店頭に並んだ。その他にも、JA鶴岡オリジナルブランド「鶴姫メロン」「鶴姫レッドメロン」の限定特価販売や庄内砂丘メロンが全国一律500円で発送できるといった限定特価で販売された。

また、今年はJA鶴岡50周年記念イベントとして、先着600人へ「紅白まんじゅう」のプレゼントや、さまざまな景品が当たる「くじ引き」を行い、おおにぎわいをみせた。

この日を待ちわびた来場者に次々と購入された。

JA営農販売部産直課の高橋千津課長は「今年も多くのお客さまにご来店いただき、盛大に4周年を迎えることができた。これからも買い物を楽しんでもらえるよう心がけていきたい」と話した。

8つの提携JAが各地の特産品を限定販売

提携JAの特産品がずらり

もんとあ~る4周年祭で多くの方が買い物を楽しんだ

 

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「だだちゃ豆」初出荷式を開く

読了までの目安時間:約 2分

 

JA鶴岡は7月25日、鶴岡市のJA北部集出荷場で特産エダマメ「だだちゃ豆」の初出荷式を開いた。関係者約40人が出席し安全祈願祭の後、JA代表者らがテープカットをして関東の市場に向けて「早生甘露」を積んだトラックが出発した。

佐藤茂一組合長は「消費者の期待に応えることができる「だだちゃ豆」ができた。栽培面積は昨年よりも増え、全国のファンにたくさん届けることができる」と述べた。

さらに「今年はJA鶴岡合併50年。商品名「殿様のだだちゃ豆」として使用している酒井家も庄内入部400年の記念の年にあたる。例年以上に商品名を前面に出して販売していく」と述べた。

加賀山雄専門部長は「心を込めて作った「だだちゃ豆」を広く皆さんに食べてほしい。これから暑さが増していくのでぜひビールのお供に」と話した。

生育は順調で、品質・収量ともに概ね平年並み。安全安心で日本一おいしい「殿様のだだちゃ豆」を全国に届ける。出荷は7月下旬から開始し、8月中旬をピークに9月上旬まで続く。

 

 

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