2023年度だだちゃ豆精算報告会を開く
JA鶴岡だだちゃ豆専門部は11月7日、エダマメ「だだちゃ豆」の2023年度精算報告会を鶴岡市のグランドエル・サンで開いた。生産者、JA役職員、市場関係者など約115人が出席した。
加賀山雄専門部長は「23年度は気象条件に苦しめられた1年であった。高温対策を行い、今後も専門部事業にご協力いただきたい」とあいさつした。
早生品種は若干の端境期などがあったもののおおむね順調であったが、7月下旬からの高温・乾燥、極端な少雨の影響を受け、中晩生品種については品質が低下し収量が大きく減少した。
全体の集荷量は約655㌧と前年比80%となったが、全国的な品薄傾向から高単価での販売となった。
佐藤茂一代表理事組合長は「猛暑の影響を受け、改めて自然相手の農業という商売の厳しさを痛感した。24年度は倍返しの気持ちで、関係各所で対策を検討しさらに連携を図り、大豊作を勝ち取ろう」と述べた。
市場関係者からは、品質が良く、出荷が安定していると信頼され高単価にもつながる。「だだちゃ豆」というブランドを来年度はさらに高めてほしいと要望された。
24年度に向けた生産対策では、優良種子の選別や高温・乾燥対策、生育状況に応じた防除管理に取り組むことを確認し、同時に生産についての研修会も開かれた。

あいさつする加賀山専門部長

あいさつする佐藤組合長

報告内容を確認する生産者の皆さん
中央支所年金受給者友の会 第7回グラウンドゴルフ大会
JA鶴岡中央支所年金受給者友の会は11月1日、田川やすらぎ公園で第7回グラウンドゴルフ大会を開き、会員40人が参加した。
伊藤淳専務が「今日は役員3人が参加します。皆さんにご指導いただきながら楽しくプレーしていきたい」とあいさつした。
秋晴れの下5~6人ずつ7チームに分かれて男女オープンの個人対抗で、8ホール3ゲームの24ホールで腕を競った。
熱戦の結果、少連寺の榎本豊治さんが総打数64打で優勝した。
2位は井岡の吉住善一郎さん、3位は森片の若生清さんだった。特賞の女子優勝は総打数75打で少連寺の榎本千枝子さんが獲得した。
今年の年間グランドチャンピオン賞は若生清さんが獲得した。
成績は次の通り。
優 勝 榎本 豊治さん (少連寺)
第2位 吉住 善一郎さん(井岡)
第3位 若生 清さん (森片)
第4位 佐藤 祐三さん (布目)
第5位 後藤 隆さん (行〆)

始球式(左から伊藤淳専務、伊藤長市さん、佐藤隆雄理事、小池貢理事)

プレーを楽しむ参加者。
斎小学校で稲作授業を開く 青年部南支部
JA鶴岡青年部南支部は11月1日、鶴岡市我老林で市立斎小学校の5年生14人に稲作授業を行った。
例年、学校近くの田んぼで、田植えや稲刈りのやり方を指導し交流を図っていた。稲作授業は、1年を通して稲の生育から生産者の管理と収穫作業までを学習してもらいたいと、今回が2回目。
最初に青年部員の農業風景の映像を放映した。その後、代かきや稲刈りなどそれぞれの工程について青年部員が写真を見せながら説明した。
児童からは、防除するためのヘリはどのくらいの値段なのかや、田んぼで端だけ刈ってあるのはなぜかなどの質問が出た。
児童は「米作りについて知ることができて良かった。授業で米作りの大変さと苦労して作られていることを実感した」と感想を述べた。

米作りの1年の流れを説明する青年部員
松浦敏さん「旭日単光章」受賞祝賀会を開く
2023年度春の叙勲で旭日単光章を受章した鶴岡市小淀川の松浦敏さん(75)の受賞祝賀会が10月29日、同市グランドエル・サンで開かれた。関係者約170人が出席し、受賞の喜びを皆で分かち合った。
祝賀会は農事組合法人大泉フェローズやJA鶴岡中央支所の関係者らが発起人となって開いた。来賓代表で加藤鮎子内閣府特命担当大臣、芳賀道也参議院議員、吉村美栄子県知事、皆川治市長、当JAの佐藤茂一代表理事組合長などが祝辞を述べた。
孫たちから記念品や花束を受け取った松浦さんは「農業人生の57年の歩みは数多くの人との出会いでご指導・励まし・支えをいただき今日の自分がある。これからも皆さんとともに鶴岡農業の振興の一助となれればと思っている」と謝辞を述べた。
祝賀会では、祝太鼓として「かたばみ太鼓」の演奏も披露された。
松浦さんは1988年から2011年までJA鶴岡理事を務め、2015年から2020年まで農事組合法人大泉フェローズ代表理事として地域農業の発展に貢献した。

受賞祝賀会で謝辞を述べる松浦さん

祝太鼓も披露されました♪
幅広い世代の来場者でにぎわう
JA鶴岡のファーマーズマーケット「もんとあ~る」は10月28、29の両日、鶴岡市内の2店舗で「収穫感謝祭2023」を開き、約3700人が訪れた。
全国の提携JAの特産品や鶴岡市と姉妹都市として交流のある北海道木古内町の特産品も販売したほか、店内商品ポイント10倍付与や2000円以上ご購入いただいた方に産直卵をプレゼントするなど2日間限定のイベントを実施。白山店では愛媛の麦みそ「伊予のみそ」を使ったみそ汁の無料ふるまいもあり、家族連れでにぎわった。
そのほかにも、新米の時期にあわせた大人気の玄米予約販売や新米送料半額キャンペーンなど、通常イベントも好評。
JA営農販売部産直課の高橋千津課長は「2日間、たくさんのお客さまにご来店いただき感謝している。これからもお客さまに喜んで足を運んでいただけるようなイベントを企画していきたい」と話した。

多くの方が買い物を楽しんだ

提携JAの特産品を販売

平田牧場の試食コーナー
青年部が「オクトーバーフェストin鶴岡2023」に出店
JA鶴岡青年部は10月29日、鶴岡公園の疎林広場で行われた、公益社団法人鶴岡青年会議所主催の「オクトーバーフェストin鶴岡2023」に出店し、旬の農産物や加工品を販売した。
青年部員7人が、生産している米やキャベツ、ブナシメジ・庄内柿・ナガイモ・赤カブ・イチジクの甘露煮・キュウリのからし漬けの8品目を販売。部員らがブースに立ち「私たちが育てた農産物です」「朝採れの野菜はいかがですか」などと地元農産物の魅力を積極的に呼び掛け、おすすめの食べ方などを紹介し、来場者との交流を楽しんだ。
青年部の今野聡委員長は「地元のイベントを通して消費者と触れ合うことができ、生産者としてもいい機会となった」と話した。

来場者との交流を楽しみながら販売

ご来場いただきありがとうございました!
地元産の新米に舌鼓/第3回「あぐりスクール」
JA鶴岡は10月28日、鶴岡市白山で「米」をテーマに第3回「あぐりスクール」を開いた。市内の小学3~6年生の親子7組15人が参加した。
はじめに、JA職員がJA鶴岡大泉カントリーエレベーターの貯蔵能力や機械の仕組みを参加者に説明しながら施設を紹介した。
ポン菓子加工のオペレーターをしている佐藤隆雄さん、鈴木みよさんを講師に迎え、ポン菓子が作られる加工の現場を見学。専用の機械に生の米を入れふたをして加熱し圧力をかけた後、機械のバルブをハンマーでたたいて一気に減圧すると、機械からポン菓子が勢いよくはじけ出た。参加した児童は「ポン菓子の作り方を初めて知った。大きな音が出るのでびっくりした」と笑顔を見せた。
また、同市農村センターに会場を移し、できたてのポン菓子を使ったおこし作りや、管内で生産された新米「雪若丸」「つや姫」「はえぬき」「コシヒカリ」「ひとめぼれ」5品種の食べくらべを行った。品種あてクイズの他、「この本だいすきの会」庄内支部のメンバーによる読み聞かせも行われ、充実した時間を過ごした。
保護者からは「カントリーエレベーター内に初めて入った。子どもと一緒に学ぶことができたいい機会となった」との声が聞かれた。

ポン菓子加工見学

おこし作り

ご参加いただきありがとうございました!
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令和5年度のあぐりスクールは今回で最後となります。参加いただきました親子の皆様、ありがとうございました。来年度も農業や食に興味をもっていただけるような楽しい企画を計画しておりますので、是非ご参加ください。
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青年部上郷支部が保育園にサツマイモを寄贈
JA鶴岡青年部上郷支部は10月27日、鶴岡市の上郷保育園にサツマイモをプレゼントした。
青年部上郷支部は、五十嵐亮支部長の圃場(ほじょう)の一画で、食農教育の一環として毎年園児らと農産物を育てている。6月には園児らと一緒にエダマメを定植し、8月に収穫した。その他、青年部員が園児らに食べてもらいたいと、サツマイモとサトイモの苗を植え、上郷支部の青年部が管理してきた。
10月23日、同支部の青年部員が、収穫時期を迎えたサツマイモとサトイモを収穫。数日間乾かしてから保育園に寄贈した。
サツマイモを受け取った園児は「大きなサツマイモだ。早く食べたい」と笑顔を見せた。
五十嵐支部長は「大きなサツマイモを収穫してきた。みんなで仲良く食べてほしい」と話した。

大きく育ったサツマイモを手に喜ぶ園児ら

サツマイモを園児にプレゼントする五十嵐支部長㊨
西郷支所年金友の会グラウンドゴルフ大会を開く
JA鶴岡西郷支所年金友の会は10月25日、鶴岡市の農林活性化センターのグラウンドで、第21回JA鶴岡西郷支所年金友の会グラウンドゴルフ大会を開いた。会員や職員ら35人が参加した。
同会会長の本間次男さんが「日頃の練習の成果を発揮し、みなさん怪我無く、楽しくプレーしましょう」とあいさつした。
5人ずつの7チームに分かれ、男女オープンの個人対抗で、8ホール4ゲームの32ホールで腕を競った。好プレーが飛び出すと歓声が上がり、声を掛け合いながら親睦を深めた。
熱戦の結果、下川下の鈴木祥二さんが総打数73打で優勝の栄冠に輝いた。2位は下川上の髙橋文雄さん、3位は馬町下の須佐満男さんだった。

プレーを楽しむ参加者

成績上位者(左から須佐さん、鈴木さん、髙橋さん)
農機自動車や生活用品を多数展示 秋のビックフェア2023を開催
JA鶴岡は10月21・22日、鶴岡市白山のJA中央支所・中央センター周辺で秋のビックフェア2023を開き、2日間で298戸の組合員家族が訪れた。
中央支所を利用した家電・生活品コーナーでは暖房機や4K対応テレビといった家電製品、ガス器具、寝具などの商品を展示した。中央センターではトラクターや田植え機、コンバイン、管理機などの農機や、新車・中古自動車を多数展示。職員やメーカー担当者は来場者へフェア限定特価であることや、商品の特徴や能力を詳しく説明し、商談を進めていた。
機械燃料部の工藤譲部長は「初日はあいにくの悪天候にもかかわらず多くの方にご来場いただくことができた。展示会の良さは日頃はできない見て触れてじっくり会話しながら品定めをするところにある。これからも来てよかったと思われるような展示会にしていきたい」と述べた。

多数の新車・中古自動車が展示された

田植え機に試乗する子ども

農機コーナー

家電コーナー

生活用品コーナー

















