黄金小学校の児童が暑さに負けず稲刈り体験

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鶴岡市立黄金小学校の5年生14人は9月8日、鶴岡市青龍寺の学校近くの田んぼで稲刈りを体験した。

圃場(ほじょう)を提供している有限会社鶴岡グリーンファームの職員が鎌の使い方や刈り取り方を説明し、JA南支所の職員も作業を手伝った。

児童らは5月に手植えし、黄金色の穂をつけたもち米「こゆきもち」の稲の束をつかみ、鎌で根元を黙々と刈り取った。

その後、刈り取った稲を束にし、乾燥させるためにくい掛け作業も体験した。

参加した児童は「昔の人たちは田んぼの稲を手で刈りとらなければいけなくて大変。鎌の使い方のこつがわかり、早く作業ができるようになって楽しかった」と笑顔を見せた。

もち米は収穫感謝祭で餅にして同社職員らと一緒に食べる予定。

稲刈りを楽しむ児童

上手に収穫できました!

 

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水稲作柄調査検討会を開く

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JA鶴岡や鶴岡市などで組織される鶴岡地域良質米生産推進協議会は9月3日、JA農業振興センターで水稲作柄調査検討会を開き、関係者約50人が参加して稲の生育状況や刈り取り適期を確認した。

県産米「雪若丸」・「つや姫」や「はえぬき」、低コスト・省力のヘリ直播などの管内4カ所の展示圃を巡回。各圃場で取り組んでいる2020年産の目的や技術内容を説明。籾水分や青籾歩合を調査し、刈り取り適期を確認した。

生産振興課では管内作柄について、7月の長雨により日照が少なく経過したが、出穂は平年並みで、穂数は平年よりやや少なく、1穂籾数が多かったため、全籾数は平年並みとなっていると説明。高温・フェーン現象等が予想される場合、水利管理者の指示に従いつつ事前に潅水しておくことや、また、早期落水は行わず高収量・良品質な米に仕上げ、適期内に刈り取りを行うよう呼び掛けた。

「つや姫」展示圃で生育状況を確認するJA耕種指導係

 

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青年部上郷支部が保育園に野菜を寄贈

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JA鶴岡青年部上郷支部は9月2日、鶴岡市の上郷保育園にとれたてのジャガイモをプレゼントした。

食農教育の一環として、毎年園児らと農産物を育て収穫を行っているが、今年は新型コロナウイルスの影響で体験を自粛。青年部員が園児に代わって作業した。五十嵐亮支部長の圃場(ほじょう)へ5月に定植したジャガイモを収穫し、とれたてのジャガイモを保育園に届けた。

五十嵐支部長は「園児らに収穫体験をさせてあげたかったが今回は収穫したものをプレゼントする形をとった。早くコロナウイルスが終息し、一緒に活動できることを願っている」と話した。

10月頃には、同じく5月に定植したサツマイモを収穫する予定。

ジャガイモを園児にプレゼントする青年部員

 

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2020年の『大泉だだちゃ豆直売所』は終了いたしました

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2020年の「大泉だだちゃ豆直売所」は8月30日(日)をもちまして営業を終了いたしました。
今年もたくさんのご利用・ご来店をいただき、誠にありがとうございました。
また、感染症予防対策につきましては、ご不便をおかけいたしましたが、ご理解とご協力を賜り厚く御礼を申し上げます。

 

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児童がだだちゃ豆収穫を体験 南支部青年部

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JA鶴岡青年部南支部は8月31日、鶴岡市立斎小学校の3年生を対象に管内特産のエダマメ「だだちゃ豆」の収穫体験を行った。児童の胸ほどの高さに成長した品種「おうら」の株を土から引き抜き、さやもぎ作業を行った。

市内の農事組合法人IWCの圃場(ほじょう)の一画で、児童らは食育学習の一環として6月に種をまき、草取りを行うなどしながら生育を見守ってきた。収穫体験後は学校に戻り、シンプルにゆで豆にして、自分たちの手で育てた「だだちゃ豆」の味を堪能した。

作業を体験した児童は「さやもぎ作業をひとつずつ手でしなければいけないのは大変だったけど、自分たちが育てただだちゃ豆が一番おいしかった」などと話した。

たくさん収穫できました!

採れたての「だだちゃ豆」を調理する児童たち

 

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秋冬ストック八重鑑別講習会を開く

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JA鶴岡ストック専門部は8月26日、鶴岡市のハウスで秋冬咲き作型のストックの現地講習会を開いた。生産者ら11人が参加した。
県庄内総合支庁農業技術普及課の担当者が、八重鑑別の方法や、遮光やかん水などの栽培管理のポイント、病害虫対策について説明した。
ストックは一重咲きのものは市場価値が低いため、子葉の段階で一重のものを間引く八重鑑別を行う。

県普及課職員は「八重鑑別は播種(はしゅ)後10~18日後ごろ、適期を逃さず行う。株が大きく葉色の薄いもの、子葉が楕円(だえん)形のものを残すと良い」とアドバイスした。

管内では、専門部の37人がストックを栽培している。

鑑別後のストックを確認する参加者

 

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アルストロメリア中間検討会を開く

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JA鶴岡アルストロメリア専門部は8月26日、鶴岡市のJA北部集荷場で中間検討会を開いた。関係者16人が出席。販売実績や市場動向について説明し、今後に向けての課題を整理した。

アルストロメリアの販売額は、3月ごろから新型コロナウイルスの影響で、卒業式などのイベントが中止となったことで相場が低迷し、2020年1月から7月末までで前年同期比81%、出荷数量は同93%の132万本だった。

JAの販売担当者は、市場関係者からはコロナの影響はあるがアルストロメリアは強い需要があるので、色バランスよくまとまった出荷をしてほしいと要望されていることなどを伝えた。

課題整理では、品質の良い花を収穫するために、収穫しない時期でもかん水や株の整理をすること、株を弱らせないために遮光資材の活用や適期的なかん水で暑さ対策をすることなどを確認した。

アルストロメリア専門部長の上野善光さんは「今年はコロナの影響で販売促進のための活動がほとんどできなかった。会議で出た要望を市場に伝え、今後に生かしていきたい」と話した。

今後に向けて課題整理をする生産者

 

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「田川焼き畑赤かぶ」山焼き

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JA鶴岡の田川焼畑赤かぶ専門班は8月21日、鶴岡市田川地区蓮花寺の杉伐採地で山焼きを行った。同専門班員は22人で面積は約100㌃。平均年齢は78歳。

山焼きは同地区特産の赤カブ「田川焼畑赤かぶ」生産にかかせない伝統的自然農法。土壌改良や防除効果がある焼畑農法にこだわり、毎年8月の炎天下に行われる。

この日は、班員2人が午前7時半から山焼きを開始した。杉枝の天地返し、下草刈り、延焼防止などの事前作業を終えた山の斜面上側から火をつけて約10㌃の山を焼いた。炎熱の中、急な傾斜で燃え広がりを調整しながら約5時間の過酷な作業となるが、この杉の葉と枝の灰が大事な肥料となる。このあと山肌に元肥を散布して赤かぶの種を播く。

伊藤英夫班長は「毎年1キロでも多く昨年の出荷数量を上回ることを目指し頑張っている。熱さの中、足腰に負担のかかる大変な作業だが、先人達が長い間継いできた貴重なこの伝統を守っていきたい」と語った。

特産「田川焼畑赤かぶ」は10月上旬に収穫を迎え、パリッとした食感で辛味があるのが特徴。出荷数量は約7㌧を見込む。

山焼きを行う赤カブ生産者

 

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ミニトマト目揃い会を開く

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JA鶴岡ミニトマト専門部は8月19日、鶴岡市のJA西郷選果場でミニトマトの目揃い会を開き、生産者約110人が参加した。ミニトマトは生産拡大に取り組む園芸品目の1つ。部員数は162人、栽培面積は約18㌶。出荷数量は約670㌧を見込む。

JAの園芸指導係は出荷規格資料とカラーチャートを示して等級や階級、出荷に関する注意点を説明した。

JAの販売係は「量販店の青果物売れ行きはコロナの影響で内食による需要が高く実績が伸びている。競合他産地の小玉傾向などの影響もあり、JA鶴岡産はスタートから堅調な相場で経過している。今後も品質管理のほか体調管理にも留意して、1パックでも多くの出荷をお願いしたい」と呼び掛けた。

出荷は8月中旬から開始し10月中旬にピークを迎え、11月まで続く。

サンプルを手に取って確認する生産者

 

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食料・農業・地域政策確立山形県要請集会へ農業持続的発展を訴え

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山形県農協農政対策本部は8月17日、食料・農業・地域政策確立山形県要請集会を開いた。今年はコロナ対策として県内5会場に分散し参加人数も縮小しての開催となった。当JAからは農政対代議員や役職員11名が参加した。

コロナ禍のもとで食料・農業・農村の持続的発展を図り本県JAグループの意思反映に向け、新型コロナウィルス対策の継続・強化、食糧安全保障の強化、農村の総合的振興対策、災害・感染症等に強い農業づくり、品目対策、国際交渉・規制改革対策等を同会へ出席した県知事、県選出国会議員、県議会議員へ要請したほか、各組織代表者がコロナ禍、豪雨災害など各生産現場での窮状を訴えた。

要求実現に向けて「がんばろう三唱」する参加者(庄内会場)

 

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