春季からの米づくりに向けて、大泉支所で「稲作新春研修会」

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 春からの米づくりに向けて、大泉支所では1月28日に稲作研修会を開催し、管内の稲作生産者など約50人が参加した。
 この取り組みは、鶴岡市の「戦略的課題モデル調査研究事業」の一環で、大泉CE利用組合と大泉集落営農組織が共催している。
 研修会では、庄内総合支庁農業技術普及課の早坂剛課長補佐が、水稲の温湯消毒に関する取り組みについて講演。温湯消毒は、農薬を使用しないクリーンな種子消毒として、安全安心を求める消費者からの評価が高い。
 早坂氏は温湯消毒について、塩水選は行わず、温湯浸漬については60℃で10~15分が理想的であるなど、研究内容を交えながらアドバイスをおくった。
 続いて、前鶴岡市長の冨塚陽一氏が「コメの郷 鶴岡農業振興に想うこと」と題した講演を行った。
 冨塚氏は「この地域の農業者と農業環境は素晴らしい。こうした財産を将来に残すために、農家の後継者育成や地域PRに力を入れていかねばなりません。一緒に頑張っていきましょう」と参加者に力強く呼びかけていた。

 

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