「ミニトマト目揃会」出荷商品基準の統一化を図る

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 秋の主力品目であるミニトマトの本格出荷を前に、JA鶴岡ミニトマト専門部では、8月24日に目揃会を開催。会場となった西郷選果場には、生産者やJA職員ら約50人が集まった。
 会では、JAの営農指導員がサンプルとして出荷されたミニトマトをもとに出荷規格を説明。出荷商品基準の統一化を図った。
 さらに、夏期の高温や豪雨の影響からカビ果などの発生が懸念されるため、予防防除の徹底が呼びかけられた。
 阿毛正行専門部長は「今年のミニトマトは甘くてみずみずしい。今後も管理や選別の徹底を図り、消費者に美味しいミニトマトを届けていきたい」と意気込みを話す。
 同専門部では今秋、生産者が市場や消費地を視察し出荷状況などを実際に確認して、そこで得た情報を今後の出荷・販売に活かす取り組みも行う。
 今年産のミニトマトは、関東や関西地区の各市場を中心に、12月中旬まで出荷が続く。管内では14㌶が作付けされ、出荷量は550㌧が目標。総販売額では約2億8千万円を目指す。

 

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