鶴岡第一中学校の生徒が、農作業の体験授業
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中学校・農家・JAが協力して実施している、中学生の「職場体験授業」が8月25日に行われ、鶴岡第一中学校の一年生210人が、農作業を体験しながら地元農家との交流を深めた。
今回は、大泉・上郷・京田地区から65戸の農家が授業に協力。生徒達は数名のグループに分かれて各農家宅を訪問し、受入農家の指導のもと、旬であるだだちゃ豆をはじめ、ナス・ネギ・花の管理や、さらに牛の世話などの作業を体験。
ハウスで花を摘む作業を体験した生徒の本間太喜さんは、「普段から祖父と一緒にトマトの管理などをしていて農業は大好き。いつもとは違う作業を体験できて楽しかった」と笑顔。
さらに、だだちゃ豆の出荷調整作業などを体験した志田知紗希さんは「実際に農作業を体験してみて、給食などで出される食材は、農家の皆さんが苦労して作ってくれた大事ものなんだということを改めて感じた」と感想を話し、農業や農家への理解を深めていた様子だった。
また、生徒を受け入れた白山集落の冨樫護さんは、「子ども達からは今回の体験授業を通じて、農業を知り、親しみ、理解を深めてもらいたい」と期待を寄せていた。
この取り組みは、生徒達が「働く」という意義を学ぶとともに、地域の基幹産業である農業に対する興味や関心を高めようと、平成20年度より実施されており今年で4回目となる。