青年部が東京江戸川区の小学校で稲作特別授業

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JA鶴岡青年部は6月14、15日の両日、鶴岡市と友好都市の盟約を結ぶ東京都江戸川区の小学校15校へ出向き、約1400人の児童に稲作特別授業を行った。食と農への理解を深めてもらうことを目的に毎年開き、今年で26回目。

部員12人が2人ずつ6班に分かれて各小学校を訪問。米作りの年間作業をまとめたDVDを使って、種まきから田植え、稲刈りなどの米作りの過程や、米作りへの思いなどを伝えた。

質疑の時間では、児童から「農業の大変な作業は何か」「機械の値段はいくらするか」「1つの田んぼからどれくらいの米が収穫できるか」などとたくさんの質問が出された。

また、各小学校では、5月の初旬に送った副委員長2人の苗で事前に田植えを行っており、部員たちは学校田やバケツ苗の生育状況を確認。今後の栽培のポイントなどをアドバイスした。
江戸川区立葛西小学校では、学校給食で庄内産米「はえぬき」を使用しており、同校の管理栄養士は「今回の授業でお米ができるまでの過程を理解してもらい、お米を大事に残さず食べてほしい」と話した。

なお、JA鶴岡農政対ではこの事業を支援するため、毎年、経費への助成を行っている。

JA青年部員に米作りを学ぶ児童

 

 

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