女性大学「きらめきカレッジ」 庄内野菜を使った時短料理講習
JA鶴岡は6月27日、JA鶴岡女性大学「きらめきカレッジ」第2回を鶴岡市農村センターで開いた。管内在住の女性12人が参加した。
「JAの時間」では、JA鶴岡ショートステイ愛あい館の工藤芳雄所長が、同JAが1998年から開始した福祉事業の紹介や現状と課題について報告し、JA福祉事業への理解を深めた。
第2回の講座は、野菜ソムリエの鐙谷貴子さんが「庄内野菜たっぷり♪時短ごはん」をテーマに指導した。最初に塩麹づくりを体験。鐙谷さんは「麹は素手で混ぜるのがコツ。塩麹は肉や魚、野菜など何でも使える万能調味料。肉を柔らかくしたり、料理に深みが出る」と紹介。フライパンで作る「カレーパエリア」や「夏野菜のミルフィーユ・レンジでチン♪」「ナスとズッキーニのチーズフライ」など、塩麹と夏野菜をふんだんに使用した計5品に挑戦した。冷凍野菜を使った時短テクニックなども紹介され、受講者は「皆で作って楽しかった。ぜひ家でも作りたい」と話した。
「きらめきカレッジ」は、さまざまな分野の講座を通して仲間づくりと自分磨きの場にしてもらおうと、2年1期で全10回の講座を予定している。広くJAの取り組みを知ってもらおうと毎回「JAの時間」も設けている。
鐙谷さん(中央)とパエリアの焼き上がりを確認する受講生
「JAの時間」では福祉事業を紹介
夏野菜をふんだんに使った料理が完成
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JA鶴岡農政対策推進協議会 通常総会を開催
JA鶴岡農政対策推進協議会は6月23日、鶴岡市農業振興センターで通常総会を開いた。会長を務めるJAの佐藤茂一組合長をはじめ、協議会代議員や役職員65人が出席した。
2016年度の事業報告や17年度事業計画、予算案など5議案を原案通り承認した。
17年度は、引き続き11か国でのTPP(環太平洋連携協定)、発効にむけた動向を注視するとともに、日米FTA(自由貿易協定)、日欧EPA(経済連携協定)の交渉状況に応じたJAグループとしての県や全国段階での運動、農業者所得と農業生産の拡大を図る要請活動を展開。管内の農業・農畜産物への理解促進のため、地域住民や次世代・姉妹都市との交流活動・食農教育にも取り組んでいく。報告事項では、17年度JA鶴岡産米消費拡大運動の取り組みについて報告した。
代議員からは、青年部の食農教育活動に対してのJAの助成についての質疑や、組合員が直接参画するような活動も検討してほしい、などの意見が出た。
2017年度の事業計画を確認した
第1回あぐりセミナー 赤飯とささ巻きづくり講習
JA鶴岡は6月23日、鶴岡市農村センターで今年度初のJAあぐりセミナーを開いた。午前、午後の2部開催で、市内の女性70人が参加した。
同セミナーは、鶴岡の食と農への理解を深め、健康で豊かな生活を送ることを目的とし、参加者同士が交流を図りつつ楽しみながら学べる内容の研修を年5回開催している。
第1回は地域に伝わる郷土食の伝統を受け継いでもらおうと「郷土料理を覚えよう」をテーマに、祝事に振る舞う赤飯と、端午の節句に子どもたちの成長と無病息災を祈るささ巻きの巻き方を学んだ。
はじめにJA鶴岡げんき部会のメンバー3人が、もち米をササの葉で包む方法や、ひもの結び方などの手順を説明。「もち米は煮ると膨らむので、詰め過ぎないように」とアドバイスした。同市の主流な巻き方である「三角巻き」に挑戦し、参加者は最初は慣れない手つきながらも、上手に巻けたささ巻きの形に満足そうな表情を浮かべていた。
続いて、JA鶴岡女性部上郷支部の石塚公美支部長が、蒸かし釜を使った本格的な赤飯の作り方を伝授。石塚支部長は、蒸し上がったもち米に、酒と水と塩を合わせた調味液をまんべんなく含ませてから、もう一度蒸かすといったコツを披露し、「ツヤが出て、ふっくらと柔らかい赤飯ができる」とポイントを説明した。他にも赤飯ササギからの煮汁の取り方などを説明し、参加者はメモを取りながら熱心に聞いていた。
参加者からは「蒸かし釜で作ったのは初めてだったので、勉強になった」「ささ巻きのひもの掛け方を実際に見て、やっと出来るようになった」との声が聞かれた。
げんき部会員(中央)とささ巻きのひもの掛け方を練習する参加者
石塚支部長(右)から赤飯の作り方を学ぶ参加者
出来上がった赤飯を試食した
第45回通常総代会を開く
JA鶴岡は6月21日、鶴岡市の東京第一ホテル鶴岡で第45回通常総代会を開いた。
総代399人が出席。北支所総代の小野寺仁志氏が議長を務め、平成28年度の剰余金処分案や、平成29~31年度の中期経営計画・第11次振興運動計画など8議案が原案通り承認された。
佐藤茂一組合長はあいさつで「改正農協法が施行され、農業や農協をめぐる情勢に大きな動きがあった。生産者の所得向上に向けて自己改革を着実に実践して、目に見える成果を出していかなければならない」とのべた。
平成28年度は、受託販売品取扱高は90億円を突破。水稲は作柄、品質ともに良好で、主食用米の販売進度が進んだことから53億を超え、青果物は、主力品目のエダマメ「だだちゃ豆」、ネットメロンが順調で、花き、ミニトマト、軟白ネギなどは品薄により高値販売となり、9年ぶりに35億円を超える結果となった。
剰余金処分案では、出資配当を0.5%から1%に引き上げ、事業利用分量配当は主食用米などの俵数、青果物、産直品、畜産物の販売額などに対して行われる。また、新たに園芸施設の導入・維持への支援に向けた積み立てや、老朽化した事務所など固定資産の更新・処分に備えた積み立てを行うことが説明された。
中期経営計画・振興運動計画では、「めざせ100億!産地の信頼」をスローガンに主要品目の産地強化や、生産販売の強化など、販売高100億円に向けて取り組んでいくことが説明された。
固定資産取得計画では、産直館白山店の取得や同JA本所の移転先としてジブラルタ生命鶴岡ビルの取得について説明された。
総代会に先立ち平成28年度高品質米生産共励会表彰が行われ、生産組合表彰と個人表彰(品種表彰)がそれぞれ行われた。
げんき部会員が生垣剪定ボランティア
JA鶴岡げんき部会は6月21日、鶴岡市のJA鶴岡ショートステイ愛あい館で、部会員とJA職員4人が生垣剪定のボランティアに取り組んだ。
同部会のボランティアは今年度3回目。地域貢献活動を強化しようと、昨年度からJAの福祉施設でのボランティア活動に取り組んでいる。
時折雨が降る天気の中、施設の周りの生垣の見栄えが良くなるように、枝葉を剪定バサミで丁寧に切って形を整えた。参加者は「体を動かすと気持ち良いので、ボランティアにも楽しく参加している」と話した。
同部会は組合員とその家族の65歳以上を対象に、目的別倶楽部活動や農文化の伝承、ボランティア活動などを通じて、元気で暮らすことを目的としている。
生垣を剪定する部会員
アンデスメロンの出荷目揃い会を開催
西郷砂丘畑振興会とネットメロン専門部は6月19日、アンデスメロン及び特別栽培メロンの出荷目揃い会を西郷選果場で開いた。集落ごとに3回に分けて開かれた他、特別栽培メロンの生産者のみを対象にした回と合わせて1日4回実施。全体で生産者約160人が参加し、選別基準をはじめ、なるべく朝の涼しい時間帯での収穫のお願いと、今年は4Lの規格が少し小さくなるといった出荷規格の一部変更についてなどについて確認を行った。
生育状況としては花のつき具合が昨年より遅れ気味だが、スタート時点から予約も多く入っており出だしは順調。産地リレーが順調に行われており、茨城産のメロンが終盤を迎えるころにはJA鶴岡管内で生産されたメロンの出荷が本格的に始まり、8月中旬頃まで出荷される。
出荷規格を確認する参加者たち
サマージャンボフェア2017を開催
JA鶴岡の白山エリアで6月17日・18日の2日間、サマージャンボフェア2017が開催され、会場となった農機自動車中央センター、大泉支所に多くの来場者で賑わいを見せた。
両日ともに天候に恵まれ、前年より多い861戸の組合員が来場。中央センター付近では、トラクターや田植え機、新車・中古車が展示された他、話題の新型車やスマートアシストⅢの体験試乗会が行われた。子どもたちも農機に乗ってみたり、車に絵を描いたりと、普段はできない体験を楽しんでいた。
また、大泉支所付近では省エネ家電製品や夏用寝具など生活関連商品が多数展示され、訪れた組合員らは職員から商品説明を受けながら目当ての商品を買い求めていた。
クボタ・エスコートレディの柳原睦子さんが進行を務めた、恒例のお楽しみ抽選会は1日3回行われ、当選者の名前が読み上げられると会場から拍手が送られた。
今回のサマージャンボフェアを終え、自動車燃料課・農業機械課は展示台数が増加したことでニーズに合った提案ができたことが成約に結びついた。機械燃料部、経済部ともに目標金額をクリアすることができた。
新車・中古車の展示コーナー。
車にお絵かきコーナーは子どもに大人気。
生活関連商品売り場。
お楽しみ抽選会では計60名の方が当選した。
上郷地区年金友の会総会 落語で楽しく交通安全学ぶ
JA鶴岡上郷地区年金受給者友の会は6月16日、鶴岡市の上郷支所で第37回通常総会を開き、59人の会員が出席した。
2016年度の事業報告や17年度事業計画、予算案などが承認されたほか、役員改選では会長に佐藤一雄さん(大荒)、副会長に難波稔さん(山口)が選出された。
17年度は、引き続き会員の親睦を目的とした研修旅行やグラウンドゴルフ大会、ゲートボール交流会、新規年金受給者に対する加入の呼び掛けを行う。
総会後には、座ったままでできるJA共済オリジナル健康体操「レインボー体操」でリフレッシュし、落語家の春雨や雷蔵師匠による交通安全落語で楽しく交通安全について学んだ。参加者は事故に遭わないためのポイントを聞き、手と頭を使ってボケを防止する脳トレ体操も実践しながら、交通安全に対する意識を高めた。
春雨や雷蔵師匠から落語を通して交通安全を学んだ