遊休ハウスを活用したミニ白菜「娃々菜」がデビュー
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遊休ハウスを有効活用できる品目として注目されている、ミニ白菜「娃々菜(わわさい)」の目揃会が、10月26日に北部集荷場で行われた。
現在、こうしたミニ野菜が徐々に人気を集めてきており、視覚的なかわいらしさに加え、手軽に調理できて食べ切れるという点が、核家族などを中心とした消費者に好まれている。
娃々菜は、苦味やえぐみが無く、芯まで柔らかく糖度も高いため、サラダをはじめ和食・洋食・中華など幅広く調理ができ、子供でも食べやすい食材として人気。
1個当たり約350gと手の平サイズであるため、女性や高齢の生産者の方でも収穫作業が楽であり、作業効率が良く、遊休ハウスの有効活用にもつながる。JA鶴岡では平成22年から試験栽培が開始され、今年度より本格的な作付をスタートした。
管内では60人が生産に取り組み、合計面積として約4500坪のハウスで作付されている。
今年産は糖度も高く品質は良好。京浜市場を中心に、10月~12月までの約3か月間に渡り出荷が続けられる。