良品トマト出荷に向け規格確認

読了までの目安時間:約 2分

 

JA鶴岡ハウストマト専門部は6月18日、大玉トマトの本格出荷を前に、鶴岡市のJA北部集荷場で目揃い会を開いた。サンプルを手に取って出荷基準を確かめ、選別を徹底、統一することを確認した。

生産者ら11人が参加した。JA園芸指導係が出荷サンプル示し、等級別に品質や形状、色合い、果実サイズ、箱詰めの注意点を説明。カラーチャートを示しながら、出荷時は6割着色を基本とすることを伝えた。

JAの販売担当者は、昨年に引き続き、市内の学校給食センターへの納品も予定しており、地元農産物の利用拡大につなげる他、「コロナの影響で今年も量販店中心の販売となる。着色に気をつけて収穫いただき、少しでも店舗に並ぶ時間を確保し販売につなげたい」と話した。

専門部では、トマト「りんか409」を中心に12人が作付けし、84㌃で栽培している。収穫・出荷は7月中・下旬に最盛期を迎え、集荷は9月ごろまで続く。

サンプルを見ながら出荷基準を確認する生産者

 

topics

この記事に関連する記事一覧