平成30年産を見据え鶴岡市に要請書を提出
JA鶴岡とJA庄内たがわは11月24日、「30年産を目途とする生産数量目標配分の見直しにかかる鶴岡市農業振興協議会の機能発揮に関する」要請を鶴岡市に行いました。
JA鶴岡佐藤茂一組合長と、JA庄内たがわ田中壽一専務が要請書を、榎本政規鶴岡市長に手渡しました。
要請では、「農林水産業・地域の活力創造プラン」において、30年産を目途とした今後の方向性が示されましたが、いまだに具体的な仕組みや必要な関連施策等が明らかにされておらず、生産現場には不安と動揺が拡がっている事、米の需給と価格の安定の為に、全ての産地・生産者が一丸となって需給調整に取り組んでゆくことが必要であり、そのためには行政の積極的な関与と指導が不可欠で、平成30年以降も地域農業振興協議会が求められる機能を発揮していけるよう、十分な措置を講じる事を要請しました。
榎本市長は「認定農業者、生産組合等他からも、同様な考えにある事を聞いている。県には、はやく提案を示すように要望していきたい」と答えました。
榎本鶴岡市長へ要請書を提出
第3回 ストック品評会を開催
庄内花き生産組織連絡協議会が主催し、切り花などで人気の「ストック」の品評会が、11月24・25日の2日間イオンモール三川で開催された。
庄内一円より77点が出展され、審査の結果、当JAからは5点が入賞した。
入賞は、銀賞に照井浩さん(長崎)のアイアンパープル、斎藤健一さん(下川上)のアイアンローズピンク、本間長男さん(下川中)のアイアンホワイト、佐藤勝弥さん(下川上)のアイアンホワイト。
来場者による人気投票にて選出されたイオン賞は、池田賢成さん(千安京田)のアイアンチェリーとなった。
会場では、フラワーアレンジのデモンストレーションや来場者による人気投票が行われた他、最終日には展示品も販売され、多くの方が買い物途中に足を止め賑わっていた。
この品評会は、花きの生産振興と知名度向上を目的に、開催され今年で3回目。
来場者による人気投票も実施された
元気に暮らそう!いきいき教室を開催
JA鶴岡助けあいの会『けさらん愛、愛サービス』が主催する「元気に暮らそう!いきいき教室」が、11月21日・22日の2日間農村センターで開催され、組合員やその家族など約230人が参加しました。
開会後、栄保育園と田川保育園の園児たちが元気いっぱいに和太鼓演奏や踊りを発表。園児たちのかわいい発表に会場からは大きな拍手が贈られました。
庄内保健所の田澤縁さんによる健康講話「げんきに暮らそう!いきいきと!」では、頭を使ったり体を動かしたり、時折笑いも交えながら元気の秘訣を学びました。
人形劇やマジックショーが行われた他、昼食は『けさらん愛、愛サービス』メンバーによる手作り弁当、協力員によるアトラクションや交流会などが行われ、参加者は大いに学び、楽しい時間を過ごしていました。
この教室は、組合員とその家族で、70歳以上を対象に楽しく元気でいきいきと暮らすことを目的に今年で18回目を数える。
園児による元気いっぱい和太鼓の演奏
健康講話 無理のない運動も元気の秘訣
カーブミラー23基を清掃しました
JA鶴岡は11月19日、地域貢献活動の一環として、職員によるJA施設周辺のカーブミラー23基の清掃を行いました。良好な視界を確保する事で出合頭の事故防止を目的に今回初めて取り組みました。2グループに分かれ、日吉町と青龍寺周辺のT字路などに設置されたカーブミラーの鏡面をスポンジで水拭きしました。活動中、地域住民から「ご苦労様」と声をかけられる場面もありました。
当JAでは地域の交通事故防止を目的に、1973年から毎年鶴岡市へカーブミラーを寄贈しており、今年は21基、総数で1389基を寄贈しています。
カーブミラーを磨く職員
「農協改革に関する意見」への慎重対応を求め要請書を提出
JA鶴岡では、11月17日規制改革推進会議・農業ワーキンググループにおける「農協改革に関する意見」への政府・自民党の慎重な対応を求め、県選出国会議員である加藤鮎子氏に要請書を提出しました。
11月11日、規制改革推進会議・農業ワーキンググループは、「農協改革に関する意見」を発表し、全農の事業と総合農協の解体を求め、加えて国にその実現のためにあらゆる措置を講ずるよう求める内容でありました。
11月7日の同会議に、出席した安倍晋三首相から、これらの改革に「私が責任をもって実行して行く」との発言があったと報道されております。これは、協同組織の運営を根本から否定すると共に、国会での審議、立法手続きを経ずに行政が民間組織の運営を差配できるという、法治主義の基本にも反するものとの疑念を感じざるを得ない事から、政府・自民党に対し、公正かつ慎重な判断となるようご尽力頂きたく要請いたしました。
『すまいる通信Vol.7』を発行しました
当JAすまいるプラザでは、暮らしに笑顔をお届けする情報誌『すまいる通信Vol.7』を発行しました。「すまいる通信」では、暮らしと住まいをサポートする「JA鶴岡すまいるプラザ」の事業内容や、取り扱いしている商品、お役立ち情報などを紹介しています。
●すまいる通信最新号(2016年11月発行)はこちらから。
女性部員131人 軽スポーツ大会で爽やかな汗
JA鶴岡女性部は11月13日、「第38回軽スポーツ大会」を鶴岡市朝暘武道館で開きました。部員の健康増進と交流を目的に、1979年から毎年開催。鶴岡市レクリエーション協会会長の鎌田博子氏指導による軽体操を全員で行い、6支部が赤組(南・大山)、青組(上郷・西郷)、白組(北)、黄組(大泉)4組対抗で、「玉入れ」「メリケンボール」「ボールはさみリレー」「輪くぐり競争」「風船運び競争」などユニークな種目に挑戦。珍プレー好プレーが随所で見られ、参加した部員131人はバランス感覚や集中力を駆使して競技に取り組み、爽やかな汗を流しました。
結果は赤組が4年連続で優勝、個人賞「気合いが入ってるで賞」に金丸裕美さん(南支部)と「元気に頑張ったで賞」に佐藤好子さん(上郷支部)の2人が選ばれました。
連携プレーが光ったメリケンボール
狙いを定めて!玉入れ
赤ねぎ目揃会を開催
赤ネギ目揃会を11月7日北部集荷場で開催し、出荷規格の統一を図った。
佐藤営農指導主任がサンプルを示しながら色や長さなど出荷規格について説明した。
続いて、販売担当菅原からは、赤ネギは気温が低くなる事で色づきが良くなる為、他産地に比べ鶴岡産は色づきが良く市場からの評価も高い。
11月に選別を徹底し高品質で安定した出荷をおこない、より評価を高めていこうと呼びかけた。
赤ネギは、葉鞘が赤く、長さはやや短め、生は辛みがあり、熱を通すと甘くなる特徴がある。
赤ネギが本格的に出荷されるのは今年で2年目、現在15人の生産者が栽培に取り組んでおり、収穫作業は10月中旬から1月まで行われ、1,500ケースの出荷を予定している。
出荷規格を確認する生産者
JA鶴岡女性部「やまがた健康づくり大賞」を受賞
JA鶴岡女性部は、2016年度「やまがた健康づくり大賞」を受賞しました。この表彰制度は山形県が「健康長寿日本一」の実現を目指すプロジェクト事業の一環として、特色ある取組を実践する企業や団体を顕彰し、県民の主体的な健康づくりを促すことを目的に昨年創設しました。健康づくりに取り組む企業と地域団体部門の2部門で、今年は県内の計3団体が選出されました。
11月6日、山形市の山形国際交流プラザで開かれた「やまがた健康フェア2016」で表彰式が行われ、JA鶴岡女性部に賞状と副賞が贈られました。同JA女性部は栄養バランスが取れた弁当の創作を通じて健康的な食事の啓発に努めているほか、軽スポーツ大会や料理講習会、ウオーキング大会を実施して部員の健康づくりを支援しています。女性部長の小林絹井さんは「今までの皆さんの女性部活動の積み重ねが受賞に結びついた。これからも部員の健康に対する意識を高める活動を続けていきたい」と笑顔を見せました。
表彰状を受け取る小林部長
健康づくり大賞を受賞したJA鶴岡女性部
「田川森のふるさと村」新そばまつり 打ちたての新そばに舌鼓
田川地区産の「でわかおり」を使用した本格手打ちそばをPRする「田川森のふるさと村」新そばまつりが、11月3日に田川コミュニティセンターで開催されました。この祭りは田川地区の生産者組織「田川森のふるさと村」が鶴岡市やJAと協力しながら、特産物で地域を元気にしようと毎年この時期に開催しています。 会場は旬の味を楽しもうと、お昼近くには新そばを求めた行列ができていました。ようやく食べることができた人は満足そうに香り豊かな新そばに舌鼓を打っていました。会場ではきのこ汁の振る舞いや、地元で生産された手打ちそばの他、自然薯、赤かぶ漬け、そばアイス、そば粉を使用したスイーツなど地域の特産物が販売され、来場者で賑わっていました。そば打ち体験コーナーでは、田川そばグループのメンバーの指導を受けながら多くの人がそば打ちに挑戦し、人気を集めていました。そば打ち体験をした鶴岡市陽光町の高橋凜さん(6歳)は「切るところが楽しかった。食べるのが楽しみ」と笑顔で話しました。
香り豊かな新そばに舌鼓を打った
親子に人気のそば打ち体験