ラ・フランス目揃い会を開く
JA鶴岡の西洋梨専門部は10月30日、鶴岡市のJA北部集出荷場で秋の味覚として人気の西洋梨「ラ・フランス」目揃い会を開いた。
同専門部では、部員10名が栽培。今年は順調に生育し台風などの被害もなく収穫を迎えた。出荷量は例年並みで約10㌧を見込む。
JA園芸指導係は形状やスレ傷など等級ごとの基準をサンプルを見せながら説明し、「今年は輪紋病発生が見受けられるため選果選別をしっかりして、多くの出荷をお願いしたい」と呼び掛けた。
出荷は同日に開始し11月下旬まで続き、全国へ出荷される。
サンプルで出荷規格を確認する生産者
「女性正組合員研修会」 開催中止のお知らせ
「女性のJA運営参画運動」の取組の一環として、正組合員の維持・拡大や知識と意欲の向上を目的に、例年12月開催している女性正組合員研修会について、今年は新型コロナウイルスの感染拡大防止の観点から開催を中止することといたしました。
健康サロンでいつまでも元気に
JA鶴岡助けあいの会「けさらん愛、愛サービス」は10月23日、鶴岡市のJA大泉支所で健康サロンを開いた。会員とその知人14人が参加した。
住み慣れた地域でいつまでも健康で自立した日常生活を送ってもらうことを目的に、初めて企画。
けさらん愛、愛サービスの阿部真由美会長が「会員自身が健康づくりを意識する年代となってきた。この健康サロンで学んだ運動をぜひ家でも継続してほしい」とあいさつ。
鶴岡市のたかだてスポーツクラブ事務局長の荻原恵美さんを講師に迎え、下半身の筋力維持・向上を目的とした運動を中心に行った。ストレッチで全身をほぐし、体のゆがみチェックを行った後、音楽に合わせ楽しく体を動かした。
荻原さんは「自分の体を見つめ直し、しっかりと筋肉をつけて日常生活を送るための運動なので家に帰ってからも取り組んでほしい」と話した。
健康サロンは2021年3月まで、毎月第4金曜日に開催予定。
ボールを使った運動を指導する荻原さん㊧
園芸品目現地研修会を開く
JA鶴岡は10月22日、新たな園芸品目に取り組む方を対象に園芸品目現地研修会を開き、生産者や関係者36人が参加した。園芸施設リース事業を活用したミニトマトの圃場(ほじょう)や情報通信技術(ICT)を活用した栽培設備を見学した。
JAでは、県と市の補助事業を活用することでパイプハウスを取得し600坪のハウス団地を形成。更に、JAで助成して生産者へハウスをリースする園芸施設リース事業を創設し、重点品目である「ミニトマト」の生産拡大を支援している。研修会では、今年からハウスを借り受けた、同市長崎の田村裕介さんと阿部晋太郎さんの圃場を見学。
田村さんは「今までより栽培面積が広くなり作業量が増加したが、通路を広く取れ、日当たり・風通しがよくなり品質アップにつながった」と話した。
JA園芸指導係が、労働力軽減を図るため選果機などの小型農機の導入に対し、鶴岡市とJAで助成を行っていることやバラ出荷について説明した。
県庄内総合支庁農業技術普及課産地研究室の、情報通信技術を活用したミニトマト養液土耕栽培、サトイモなどの試験圃場、ハウス自動換気設備も見学した。
参加者からは、栽培時の心がけや実際に苦労していることなど多くの質問が出された。
栽培のポイントを学ぶ参加者
サトイモの圃場を確認する参加者
「田川焼畑赤かぶ」の目揃い会を開く
JA鶴岡の田川焼畑赤かぶ専門班は10月16日、鶴岡市のJA田川支店で同地区特産の赤カブ「田川焼畑赤かぶ」の目揃い会を開き、生産者7人が参加した。
今年は播種後の降雨や、発芽後の暑さの影響で生育が芳しくなく、出荷数量は例年より少なく約5㌧を見込む。JA園芸指導係が等階級などを説明し、出荷に関して「業者は数量を望んでいる。規格を確認して1㌔でも多く高品質の出荷をお願いしたい」と呼び掛けた。生産者はサンプルを見ながら規格を念入りに確認した。
伊藤英夫班長は「もう少しで最盛期を迎える。品質管理に気を付けて良いものを出荷しよう」と話した。
「田川焼畑赤かぶ」は伝統的自然農法で生産され、焼き畑農法にこだわり栽培されている。地元の漬物業者へ出荷され、11月上旬をピークに同月いっぱいまで続く見込み。
サンプルで出荷規格を説明するJA園芸指導係
鶴岡こども食堂へマスクメロンをプレゼント
JA鶴岡は10月17日、鶴岡市総合保健福祉センター「にこふる」にある「鶴岡こども食堂」へ鶴岡産マスクメロン6玉と2種類のJAグループオリジナルランチョンマット40枚をプレゼントした。贈呈式には子どもや関係者の約10名が参加。本取り組みはJAグループ山形の「子どもの居場所づくり」をサポートするプロジェクトの一環。
JA鶴岡営農販売部の福原英喜部長は「JAでは農産物の生産・販売だけでなく食育までサポートしていきたい」と話した。また、マスクメロンの特徴について「夏のメロンは1株から4玉収穫するが、このメロンは1玉だけ収穫する。豆知識として覚えてもらえれば」と子どもたちに説明した。
受け取った山形県ひとり親家庭福祉会鶴岡市母子会の大滝美惠子会長は「おいしいメロンを頂いた。今日の食堂でみんなでいただこう」とうれしそうに話した。
同食堂は、毎月第3土曜日に開かれ学生などのボランティアが協力して、子どもたちへ無料で食事を提供している。今年はコロナの影響で2カ月遅れて7月から再開し、今回で4回目となる。
JA鶴岡は同月28日も鶴岡市の「こども食堂の野」にプレゼントを予定している。
マスクメロンとランチョンマットを受け取る大滝会長㊧
季節の花でアレンジ 女性部上郷支部「かがやき講座」
JA鶴岡女性部上郷支部は10月15日、JA上郷支所で、第3回かがやき講座「オリジナルフラワーアレンジ講座」を開いた。部員16人が参加した。
同支部の伊藤美知子さんを講師に迎え、自宅から持ち寄った花と花器を使ったフラワーアレンジ作りに挑戦。参加者はダリアやケイトウ、ワレモコウ、ススキなどの色とりどりの花材をはさみで切り、吸水スポンジ「オアシス」にバランスを考えながら挿していった。
参加者は「家にある花で、手軽にきれいにアレンジでき楽しかった」と話した。
例年は、女性部員外にも女性部の活動を知ってもらうことと交流を目的に、組合員家庭の女性を対象に参加を呼び掛けていたが、本年度は新型コロナウイルスの感染拡大防止の観点から、女性部員のみの参加とした。
次回は、11月19日に上郷支所で「ユニット折り紙(飾り玉)講座」を行う予定。
伊藤さん㊧からアドバイスを受ける女性部員
素敵な作品に仕上がりました
心地よい汗流す 女性部レクリエーション大会
JA鶴岡女性部は10月11日、鶴岡市朝暘武道館でレクリエーション大会を開いた。女性部員とJA職員ら100人が参加した。
健康運動実践指導者で、シナプソロジーインストラクターの前田恵さんを講師に招き「心と体と向き合う講座~シナプソロジーとチェアヨガ~」と題し、自宅で手軽にできる運動を学んだ。
シナプソロジーは「二つのことを同時に行う」「左右で違う動きをする」といった普段慣れない動きで脳を混乱させることで認知機能の改善をはかる脳の活性化プログラムで、失敗を誘うようなスパイスを加えながら、参加者は戸惑いながらも声を出し楽しく体を動かし、脳に良い刺激を与え脳の認知機能を高めた。
たくさん笑って健康的な汗を流した後、椅子に座ったまま手軽にできるチェアヨガに挑戦。基本の座り方や呼吸法を教わり、呼吸に合わせて背中を丸めたり、伸ばしたりする猫のポーズやリラックスのポーズなど全身を気持ちよくほぐした。
〇✕じゃんけん大会では、JAや女性部に関するクイズが出題され、正解者の中からじゃんけんで勝ち残った人に鶴岡産の花を使ったフラワーアレンジメントがプレゼントされた。
例年は、部員の健康増進と交流を目的に軽スポーツ大会として競技を行っていたが、本年度は新型コロナウイルスの感染拡大防止の観点から、内容を見直し健康講座として企画。参加者はマスクを着用の上、検温、手指消毒の感染防止を講じ、お互いの間隔を取りながら体を動かした。
シナプソロジー(脳の活性化プログラム) を実践する参加者
大盛り上がりの〇✕じゃんけん大会
おめでとうございます!
キャベツ目揃い会 計画的出荷を
JA鶴岡は10月12日、鶴岡市のJA北部集荷場で加工用キャベツの目揃い会を開いた。生産者ら22人が参加した。
園芸指導係長がサンプルを見せながら選別基準を説明。外葉を残す際の注意点や果尻の割れ、病害虫被害を確認し、運賃コストを抑えるため鉄コンテナに詰める際は隙間なく詰め、鮮度を保つために極力外葉を付けて出荷することを確認した。
今年度から集荷時間が長くなったこと、栽培指導に生かし品質をそろえて産地の信頼を高めるため、出荷の際に出荷者名を報告することも説明した。
販売担当からは「契約栽培が多いため、生育状態や出荷予定など状況報告をまめにしてほしい。品質の良い大きいキャベツを出荷してほしい」と呼び掛けた。
出荷されたキャベツは、業務用カット野菜などさまざまな用途で使われる。11月に最盛期を迎え、出荷は12月中旬頃まで続く。2019年度は262㌧を出荷し、今年度も250㌧の出荷を目指す。
出荷サンプルを示し、選別基準を説明するJA職員㊧
北支所グラウンドゴルフ大会を開催
JA鶴岡北支所は10月9日、鶴岡市の櫛引総合運動公園でグラウンドゴルフ大会を開いた。
支所管内の地域住民がグラウンドゴルフを通じ、交流とふれあいを図りながら、互いの技術の研さんと健康維持増進を目指すことを目的に毎年開いており、今年で13回目。
開会式では、佐藤茂一組合長が「新型コロナウイルスの影響で久しぶりの交流イベントとなった。練習の成果を発揮し、優勝目指して頑張って」とエールを送った。佐藤組合長と斎藤剛北支所長、佐藤八郎実行委員長が始球式を行った。
秋晴れの中、大会は4~5人ごとの12組に分かれ、男女オープンの個人対抗戦3コース24ホールで競った。ホールインワンを3回出した福田の川越孫一さん(70)が、総打数55の好成績で優勝の栄冠に輝いた。第2位は新斎部の菅原延夫さん、第3位は荒井京田の菅原正さんだった。
川越さんは「天候にも恵まれ、楽しみながらプレーできたので優勝できた。今後もプレーを続けていきたい」と話した。
グラウンドゴルフを楽しむ参加者
優勝した川越さん㊧
皆さんお疲れ様でした!