年金友の会グラウンドゴルフ大会 143人が競う
JA鶴岡は9月18日、鶴岡市の櫛引総合運動公園で第13回年金友の会グラウンドゴルフ大会を開いた。地区予選を勝ち抜いた143人が参加した。
JAの伊藤淳専務は「日頃の練習の成果を思う存分発揮し、健康増進に役立てながら、会員同士親睦を深めて楽しんでほしい」とあいさつ。
6人ごとの組に分かれ 男女オープンの個人対抗戦3コース24ホールで競った結果、西郷地区の鈴木祥二さん(76)が総打数54で優勝した。
2位は鶴岡地区の清水捷之さん、3位は上郷地区の佐藤喜代志さんだった。佐藤さんについてはダイヤモンド賞にあたる1ラウンドでホールインワンを3回出す好プレーも見られた。上位10人は10月3日に中山町で開かれる県大会に出場する。
伊藤専務と年金友の会連絡協議会の本間隆一会長が始球式を行い、喜寿と米寿、 男女の最高齢者には記念品が贈られた。
女性部ふれあい研修会を開催
JA鶴岡女性部は、9月13日、東京第一ホテル鶴岡で「JA鶴岡女性部ふれあい研修会」をフレッシュ・輝き・虹の3部会合同で開き、部員・関係役職員ら128人が参加した。
渡部優子部長は「稲刈りがはじまり忙しい時期だが、農作業後の研修会を楽しんでほしい」とあいさつ。
第1部は、山形県にあるアマチュア落語団体「庄内天狗連」の大阪亭打祭(おおさかていうっさい)さん・三五八黒米衛(さごはちくろべえ)さんによる落語と、庄内地方を中心にイベントで演奏活動をされている「ジャスミン(三浦育さん・杉本文子さん・佐藤幸さん)」による二胡のコンサートを披露いただいた。参加者からは「二胡の演奏をはじめて聞いたが、音色が美しく癒された。 落語も面白くて大きな声で笑わせてもらった」との感想が聞かれた。
第2部「秋の味覚・地産地消ディナー」では、JA鶴岡ファーマーズマーケット「もんとあ~る」の農産物をふんだんに使い、ホテルのシェフが創作した料理がふるまわれた。参加者は、部員同士の交流を楽しみながら、地元産食材のおいしさに舌鼓を打った。
児童が稲刈り体験 青年部南支部
鶴岡市立斎小学校の5年生24人は9月12日、学校近くの三浦直樹さんの田んぼで稲刈りを体験した。
JA鶴岡青年部南支部の指導のもと、5月に植えた「はえぬき」を鎌で収穫。同校では、食農教育の一環として毎年、田植えから稲刈りまでの稲作を学んでいる。
菅原祥太支部長が「鎌は刃を下に向けて、上から下に斜めに引くように切って」と刈り方のこつを伝えた。児童は鎌を使って1株ずつ丁寧に刈り取った後、稲杭(いなぐい)に稲わらを掛けて自然乾燥させる杭掛け作業を体験した。
児童は「春に植えた苗が成長すると数が増えていて驚いた。自分で収穫できて楽しかった」と話した。
青年部上郷支部 園児とエダマメを収穫
JA鶴岡青年部上郷支部は5日、鶴岡市みずほにある支部長の五十嵐亮さんの圃場(ほじょう)で上郷保育園の園児40人とエダマメの収穫体験を行った。
五十嵐さんは「立派に成長したエダマメをみんなで楽しみながら収穫してほしい」と話した。
園児らは、自分の背丈ほどの高さに成長したエダマメ「庄内7号」の株を、青年部員や友達と協力しあいながら力いっぱい土から引き抜いていた。
収穫を体験した園児からは「土から引っ張るのにとても力がいる。大変だけど楽しい」との感想が聞かれた。
収穫したエダマメは、さやもぎ後、ゆでておやつとして提供される。
水稲作柄調査検討会 稲の生育・刈り取り時期を確認
JA鶴岡や鶴岡市などで組織される鶴岡地域良質米生産推進協議会では9月5日、水稲作柄調査検討会を開き、稲の生育状況や刈り取り時期を確認した。関係者42人が参加。
管内8カ所の展示圃を巡回。JA営農指導員が各圃場で取り組んでいる多収・低コスト・情報通信技術(ICT)の活用状況などを説明、籾水分値や青籾歩合を調査し刈り取り時期を確認した。7月に各展示圃で行ったドローン(小型無人飛行機)によるリモートセンシングによる葉色や茎数などの調査結果も報告された。
米穀畜産課では、 7月の強い東風の発生により 稲体の消耗がみられたが、センシング調査の結果や昨年の反省を生かしながら指導やケイ酸資材の普及を行ってきた。出穂後の気温が高く経過している事や圃場などで登熟状況や籾の肥大に差がある事から、圃場ごとの状態を確認し刈り取り指導することを確認。9月中旬から始まる刈り取りで農作業事故がない様呼び掛けた。
アフリカ地域農業発展に向けJAの役割学ぶ
JA鶴岡は9月3・4日、国際協力機構(JICA)研修生の課題別研修に講師として協力した。
研修生は、アフリカ地域14カ国から17人が来日し、8月下旬から6週間、山形大学農学部で稲作に関する技術を自国の課題解決に向けて学んでいる。
今回は、JAの職員が講師としてJAの業務や役割を伝え、JA各施設を見学した。営農指導に関する業務や農産物集荷場、生産資材や農機部門、農産物直売所、金融店舗など各施設を紹介、研修生からは多くの質問がだされ、JAがいろいろな事業を行い、農家を支えている事を学んでいた。
かがやき講座で防災ブレスレットづくり
JA鶴岡女性部上郷支部は9月2日、鶴岡市のJA上郷支所で、組合員家庭の女性を対象に第3回かがやき講座「防災ブレスレット作成教室」を開いた。受講生16人が参加した。
『家の光』2018年7月号の記事を参考に、軽くて丈夫なひも「アウトドアコード」を編んで作った。防災ブレスレットは、ほどくと応急手当て用ロープや洗濯ひもなどに活用でき、留め具はホイッスルになっているので、助けを呼ぶ際にも役立つ。参加者は職員の指導を受けながら、ひもを編む作業に手こずりながらもお互いに教え合い完成させた。参加者は「きれいにひもを編むのが難しかったけど、慣れると楽しかった。万が一に備えて携帯し、地域にも広めていきたい」と話した。
「かがやき講座」は、軽体操、おからパウダーを使った料理やおこし作りなど、楽しくてためになる講座を年4回企画している。
アルストロメリア中間検討会を開く
JA鶴岡アルストロメリア専門部は8月28日、鶴岡市のJA北部集荷場で中間検討会を開いた。関係者22人が出席した。販売実績や各市場担当者から市場動向の報告、栽培管理について説明が行われ、今後の作付け品種の紹介・検討や今後に向けての課題整理を行った。
アルストロメリアの出荷数量は、天候の影響もあったが順調に推移し、2019年1月から7月末までで前年同期比9%増の142万3000本を出荷。安定した単価で販売され販売額も11%増えた。
市場からは、改元に伴うブライダル需要もあり、大型連休の影響もなかった。10月の消費税増税を前に9月に出荷してほしい。JAと綿密に連絡を取り合い、しっかり販売していきたいと伝えられた。
同専門部では、19年1月から環境モニタリング試験を開始した。株式会社IT工房Zの商品「あぐりログ」を生産者の圃場(ほじょう)に設置し、室温や土壌水分などの環境情報をデータ化し蓄積している。今後はデータを活用してアルストロメリアの栽培マニュアルを確立し、時期によって最適な管理を行うことで生産者の技術底上げ、所得の向上を目指す。
アルストロメリア専門部長の阿部秀和さんは「目標販売高を達成するため、課題を整理しながら秋以降の生産管理に生かしていこう」と呼び掛けた。
児童が夏の味覚「だだちゃ豆」を堪能/青年部南支部
JA鶴岡青年部南支部は27日、鶴岡市立斎小学校の3年生を対象に管内特産のエダマメ「だだちゃ豆」の収穫体験を行った。
市内の農事組合法人IWCの圃場(ほじょう)の一画に食育学習の一環として6月に種をまき、草とりなどを行いつつ生育を見守ってきた。児童たちの胸ほどの高さに成長した「おうら」の株を土の中から引き抜き、さやもぎ作業を行った。
その後、小学校に戻り、自分たちの手で育てた「だだちゃ豆」の味を堪能してもらおうと、採れたてを調理。シンプルにゆで豆にして味わった。
作業を体験した児童は「『だだちゃ豆』を引き抜くのに力が必要で大変だったが楽しかった」と笑顔を見せた。
また「暑い日も外で作業をするので農家の仕事は大変だと思った」と、農業について関心をもってもらう機会となった。
『大泉だだちゃ豆直売所』閉店日のお知らせ
2019年の「大泉だだちゃ豆直売所」は9月1日(日)をもちまして営業を終了させていただきます。
今年もたくさんのご利用・ご来店をいただき、誠にありがとうございました。