加工用キャベツ目揃い会を開く
JA鶴岡は10月23日、鶴岡市のJA北部集出荷場で加工用キャベツの目揃い会を開き、生産者ら10人が参加した。
加工用キャベツは、業務用カット野菜などさまざまな用途で使われる。
JAの園芸指導係は、サンプルを見せながら選別基準を説明。病害虫被害、傷、割れ等を確認するよう呼び掛けた。今年は、高温乾燥の影響で定植株の枯れや定植が遅れたことから、出荷数量の減少と出荷後半での小玉傾向が予想されている。そのため今年度のみ出荷可能重量を800㌘以上に改定している。
販売担当は「全国的にも状況は同じで数量が少なく販売先の引き合いは強い。最後まで圃場管理を徹底し1玉でも多くの出荷をお願いしたい」と呼び掛けた。
今年は、コンテナの規格を変更している。トラックへの積載数量が増加することから流通経費の削減を図っている。
生産者16人が475㌃で栽培し130㌧の出荷を見込む。出荷は11月に最盛期を迎え、12月中旬まで続く。

出荷規格を確認する生産者。
第3回あぐりセミナー 米粉の手作りおやつとコーヒーの淹れ方を学ぶ
JA鶴岡は10月19日、第3回あぐりセミナーを鶴岡市の農村センターで開き、市民20人が参加した。新米の季節を迎え、米粉を活用することで米の消費拡大にもつながるため今回のイベントを企画。
米粉の手作りおやつは、「家の光」のレシピを使用した「米粉のふんわりホットケーキ」を作った。米粉は当JAの産直「もんとあ~る」の米粉を使用した。
材料を混ぜ合わせ、班で協力してホットケーキの生地を焼き、完成させた。
コーヒーの淹れ方では、千一珈琲の岡部千信さんを講師にお迎えして、ドリップパックを使ったコーヒーの淹れ方を体験した後、先生の実演を交えながら美味しいコーヒーの淹れ方を教わった。
参加者は「米粉を使ったお菓子作りは初めてで、家でも試してみたいと思った。コーヒーの淹れ方も目からウロコで、楽しかった」と話した。
「JAの時間」では職員が、「国消国産と農業」をテーマに農業資材の高騰に対し、農産物の値段がなかなか上がらないことや日本国民全員がもう1口ずつお米を食べると、食料自給率が1%アップすることやなどを情報として共有し、国消国産の重要性を説明した。
また、それぞれの地域の地産地消の積み重ねが農業を応援することにつながることから、当JAの産直「もんとあ~る」の紹介をした。

米粉のホットケーキに挑戦!

コーヒーの淹れ方を指導する岡部さん(中央)

美味しくできました♪
転作・砂丘赤カブの目揃い会を開く
JA鶴岡は10月18日、鶴岡市のJA北部集出荷場で転作田と砂丘地で栽培している赤カブの目揃い会を開き、生産者6人が参加した。
転作・砂丘赤カブはJAが生産拡大に力を入れる園芸品目の一つで、播種(はしゅ)以降の管理作業が比較的少なく、コンテナによる集出荷で労力やコスト削減が期待できる。
JA園芸指導係がサンプルを見せながら選別基準を説明。今年は8月の高温少雨の影響で、発芽不良に加えて奇形等の生育障害が発生し、選別基準の見直しを実施した。販売係は「今年は庄内全体で平年よりも収穫量が少なく引き合いが強い状況。単価のベースアップも図っているので1㌔でも多くの出荷をお願いしたい」と呼び掛けた。
生産者16人が7.7㌶で栽培。山形県内の漬物業者を中心に約80㌧の出荷を見込み、出荷は11月以降に最盛期を迎え、12月中旬まで続く。

出荷規格を確認する生産者。
「つるおか大産業まつり2023」各部署・組織が出店
鶴岡市が主催する「つるおか大産業まつり2023」が10月14日・15日の2日間、鶴岡市の小真木原運動公園で開かれた。 JA鶴岡やJA関係各組織などが9ブースを出店し会場をにぎわせた。
初日は天候に恵まれたが2日目はあいにくの雨に見舞われた。両日合わせ25000人(主催者発表)が来場した。
販売コーナーでは、青年部員がもつ煮、焼きそば、フランクフルトを販売。女性部はだだちゃ豆ごはん、なめこ汁、玉こんにゃくを販売。田川そばの郷は打ちたての手打ちそばなどを販売した。
展示コーナーには、管内農産物の紹介や地域貢献活動、新規就農者の取り組みをパネルで紹介。展示されたパネルから出題されるクイズに正解すると農産物がプレゼントされるとあって来場者はパネルに見入っていた。
その他にも、メロン・だだちゃ豆等のアイスやミカンの詰め放題、きんつま焼き、パンハウス庄内、精肉・卵の販売など、さまざまなコーナーで来場した多くの市民と交流し農業やJAをPRできた2日間となった。






園児らとサツマイモ収穫 青年部北支部
JA鶴岡青年部北支部は10月17日、鶴岡市播磨で栄保育園の園児29人とサツマイモを収穫した。
今年は「紅はるか」「シルクスイート」「紅あずま」の3品種の収穫を体験した。
子どもたちに作物を育てる楽しさを知ってもらいたいと、5月に同園の園児らと一緒に苗を定植し、日々の管理は青年部員が行ってきた。
はじめに青年部員がスコップで土を掘り起こし、園児が収穫しやすいように準備。青年部員が収穫のやり方を教えると、園児らは一斉に大きなサツマイモがどこにあるか競い合うように探し、土の中から丁寧に掘り起こした。
収穫を体験した園児は「サツマイモを掘ることができてとても楽しかった」と笑顔で話した。
収穫したサツマイモは、園児らが家に持ち帰り、各家庭で味わってもらう他、園のおやつとして提供される。

青年部員と一緒にサツマイモ掘りを楽しむ園児

サツマイモ獲れたよ!
園芸品目現地研修会で新たな作付け品目を紹介
JA鶴岡は10月12日、新たな園芸品目に取り組む方を対象に園芸品目現地研修会を開き、生産者や関係者34人が参加してヒマワリ、リンドウ、ミニトマト、サヤインゲンの4品目の圃場(ほじょう)を見学した。
各品目の圃場で指導係と生産者が栽培のメリットとデメリットを説明した。また、これらの品目はJA鶴岡独自の助成措置の対象となっており、新園芸品目生産支援で受けられる支援内容を説明した。
水稲育苗ハウスや空きハウス等の活用品目としてヒマワリ、ミニトマト、サヤインゲンを紹介した。それぞれの品目特性や労働力等を理解して作付けすることで農業収入の拡大を図っていきたい。
転作田や遊休農地を有効活用でき、数年間据置で収穫が可能な品目としてリンドウを紹介した。庄内地域は夏場暑くなることから早生品種を作付けすることで農業収入の拡大を図っていきたい。
参加者からは、今年は猛暑日が多かったことから高温対策や高温障害についての質問が出た。

ヒマワリの栽培説明をする齋藤崇さん㊧。

ミニトマトの説明をする池原扇さん㊧から2番目。

サヤインゲンの圃場を見学する参加者。
第16回北支所グラウンドゴルフ大会を開く
JA鶴岡北支所は10月13日、鶴岡市の櫛引総合運動公園で第16回グラウンドゴルフ大会を開き、47人が参加。
支所管内の地域住民がグラウンドゴルフを通じ、交流とふれあいを図りながら、互いの技術の研さんと健康維持増進を目指すことを目的に毎年開いており、今年で16回目。
実行委員長の佐藤正さんが「今日は天候にも恵まれ、無事大会を楽しめることがなにより。最後まで緊張の糸を切らさずプレーしよう」とあいさつした。JA鶴岡の佐藤茂一組合長と佐藤実行委員長が始球式を行った。
秋晴れの空の下、4~5人ずつの11チームに分かれ、男女オープンの個人対抗で、8ホール3ゲームの24ホールで腕を競った。
熱戦の結果、ホールインワンを3回出した安丹の吉田健男さんが総打数50打の好成績で優勝した。2位は砂田町の菅原勝子さん、3位は砂田町の菅原利一さんだった。
吉田さんは「自己ベストを更新して優勝できた。来年もみんなでグラウンドゴルフを楽しもう」と話した。

プレーを楽しむ参加者

成績上位者(左から菅原勝子さん、吉田さん、菅原利一さん)

みんなで記念写真♪
もんとあ~る「庄内柿」の目揃い会を開く
JA鶴岡産直課は10月10日、鶴岡市のもんとあ~る白山店で「庄内柿」の目揃い会を開いた。
今もんとあ~るには、秋の味覚である梨やシャインマスカットなどのフルーツが盛り沢山となっており、特産である庄内柿が並ぶ時期となった。
今年度、庄内柿の出荷登録をしている産直会員は35人。今年は猛暑の影響で日焼け果が散見される。脱渋(だつじゅう)をすると日焼け部分が軟果するので選別に注意することや熟度など出荷規格の注意点を確認した。
JAの園芸指導係は「箱物は大切な方への贈答用で使用される。クレーム防止のため選別の徹底をお願いしたい。」と呼び掛けた。

店頭に並ぶ庄内柿。

出荷規格を確認する生産者。
長ねぎ目揃い会 出荷規格を確認
JA鶴岡長ねぎ専門部は10月6日、鶴岡市のJA鶴岡北部集出荷場で、長ネギの目揃い会を開いた。生産者、関係職員ら約30人が参加した。
渡部昌良司専門部長は「7月以降の高温により土寄せなどなかなか進まない状況であったが、稲刈り後気温がやっと下がってきたので、防除・消毒・土寄せをきちんと行い、良いネギを全国に届けよう」とあいさつした。
JAの園芸指導係が出荷規格を各等階級の白根の長さや曲がり、太さなどの基準を説明。根切りの程度や箱詰めの向きなど注意点を伝えた。
JAの販売係は「全国的に数量が少ないので単価は好調である。10月中旬頃からは他産地も出てくるので、早めの出荷と1本でも多くの出荷をお願いしたい」と呼び掛けた。
出荷は11月中旬にピークを迎え、12月中旬頃まで予定されている。

長ネギのサンプルを確認する生産者
サヤインゲン出荷規格を確認
JA鶴岡サヤインゲン専門部は10月4、5の両日、鶴岡市のJA西郷選果場と北部集出荷場で抑制栽培サヤインゲンの目揃い会を開いた。目揃い会初日は部会員約20人が参加し、出荷規格などを確認した。
JAの園芸指導係が各等階級の長さや太さ、品質、形状などをサンプルを提示して説明した。箱詰めは量目を確認し、注意点を伝えた。JAの販売係は「猛暑の影響で全国的に出荷量が少ない。10月に入り福島県産などが出てきたが出荷量は少ない。高値
での有利販売に努めていきたいので1箱でも多くの出荷をお願いしたい」と呼び掛けた。
抑制栽培のサヤインゲンは同専門部で78人で栽培し、出荷は11月下旬まで続く予定だ。

サンプルを確認する生産者(西郷選果場)

















