ショートステイ愛あい館 夏のイベントだより~心が動けば体も動く~
ショートステイ愛あい館では、利用者さんから少しでも夏を感じてもらおうと、7月は施設内を七夕飾りで彩る中「流しそうめん」を楽しんでもらい、8月14日には即席の出店やかき氷で夏祭りの雰囲気を味わった。
普段、日常の当たり前のことから遠ざかることが多くなっている利用者さんも、流しそうめんや水ヨーヨー釣りでは懐かしい「あの頃」を思い出すのか普段眠っていた機能が呼び起こされる場面も多く、竹の中を流れるそうめんを箸で起用にすくう姿には「おおっ!すごいすごい!!」という感嘆の声があがり、その手はなかなか止まらなかった。夏祭りでは、かき氷や枝豆に舌鼓を打ち、ほんのわずかな時間だったが夏や懐かしさを感じるイベントとなった。
流しそうめんを満喫
施設内を彩った七夕飾り
水ヨーヨー釣りに挑戦
かき氷や枝豆に舌鼓
倒伏防止に効果 軟白ネギのヒモ張り講習会を開く
JA鶴岡長ねぎ専門部は8月10日、鶴岡市で、新たに軟白ネギの栽培に取り組む生産者を対象にした軟白ネギのヒモ張り講習会を開いた。
軟白ネギの成長に伴って両脇をヒモで支える事で、倒伏防止の効果がある。
五十嵐隆幸副専門部長の指導で、参加者は支柱を立て、軟白ネギを挟むように2本のヒモを張った。
五十嵐副専門部長は「ヒモを重ねながら結ぶと緩みづらい。ヒモでネギが傷つくと病気になりやすいので引っ張る時は気を付けて」などと張り方のコツや注意点を伝えた。
参加した佐藤将之さんは「赤ネギを栽培しているが、軟白ネギは栽培方法が異なるので、先輩農家から細かいところまで教えてもらえてありがたい」と話した。
五十嵐副専門部長は「軟白ネギの栽培は難しいが、専門部での勉強会を積極的に開き、丁寧に指導している。今後は生産拡大を目指し、同JAの特産エダマメ「だだちゃ豆」のような品目に成長できれば」と話した。
同専門部では、本年度から軟白ネギ生産者を増やす取り組みとして、栽培から出荷までを学ぶ場として実習圃を設けた。今後は2段目のヒモ張りを行う予定だ。
軟白ネギ生産者は91人で、約5・7㌶で栽培する。首都圏を中心に140㌧の出荷を計画している。
ヒモの張り方を教える五十嵐副専門部長㊧
大泉枝豆直売グループが『家の光』の取材を受けました!
全国で約55万部発行されている雑誌『家の光』に、JA鶴岡女性部大泉支部の大泉枝豆直売グループが取材を受けました。
『家の光』2018年11月号東日本版(2018年10月1日発刊)連載の「わたしたちが主役!」にモノクロ4ページで掲載される予定です。
連載「わたしたちが主役!」は、地域で頼りにされていたり、地域を元気にしていたりするグループの活動を取り上げ、その活動の秘訣を紹介する企画です。
同グループは生産者16人で、今年で39年目を迎えます。毎年、特産エダマメ「だだちゃ豆」の直売所を鶴岡市のJA大泉支所駐車場内にオープンし、8月末頃まで毎日朝8時30分から営業しています。
取材では、朝4時から「だだちゃ豆」を収穫・出荷準備をする、長谷川真知さん夫妻に密着。そのほか、直売の様子や、五十嵐寿美子会長に、活動の際の苦労や長年活動を続けるコツなどを取材されていました。
詳しくは、ぜひ『家の光』11月号をご覧ください。
『家の光』2018年11月号東日本版
発刊日:2018年10月1日
内容:連載「わたしたちが主役!」「おいしいだだちゃ豆を生産者から届けます!」(仮)
モノクロ・4ページ
家の光ホームページ:http://www.ienohikari.net/
取材協力:JA鶴岡女性部大泉支部 大泉枝豆直売グループ
大泉枝豆直売グループホームページ:http://ooizumi-dadacha.jp/
購読についてのお問い合わせ・申し込み:JA鶴岡 生活課(電話0235-23-5045)
または最寄りの支所・支店までお願い致します。
だだちゃ豆の圃場で取材を受ける長谷川夫妻
直売所を背景に撮影するメンバー
活動の歴史を語る五十嵐寿美子会長㊧
金融本店「夏のご来店感謝デー」を開催
JA鶴岡金融本店は8月10日、「夏のご来店感謝デー」を開いた。日頃の感謝の気持ちを込めて、浴衣を着た職員がJA鶴岡の子会社「パンハウス庄内」のオリジナルパンを来店者先着100人に贈った。また、定期積金や共済などを契約した方にはマリーゴールドの鉢を贈った。
マリーゴールドの鉢を受け取った来店者は「いろんなコーナーがあってにぎやかな雰囲気で楽しい。マリーゴールドの鉢をもらってうれしかった」と予想外のプレゼントに笑顔を見せた。
ほかにも、わりばし鉄砲射的コーナー、飲み物やお菓子、かき氷のふるまい、今回新たに「JA役職員・組合員による習字の『格言』コーナー」も設けた。
金融本店の生田真智子課長は「来店者に日頃の感謝を伝えるとともに、楽しんでもらいたいと思い企画した。幅広い年代の方から来店いただき、うれしい」と話した。
職員からオリジナルパンを受け取る来店者
職員からマリーゴールドを受け取る来店者
わりばし鉄砲射的を楽しむ子ども
JA役職員・組合員による習字の『格言』コーナー
青年部大泉支部「だだちゃ豆」を園児へ届ける
JA鶴岡青年部大泉支部は8月8日、鶴岡市の湯田川保育園に特産のエダマメ「だだちゃ豆」を贈呈した。
青年部員と「だだちゃ豆」のかぶり物をかぶった職員が、袋詰めした「甘露」5㌔を園児に手渡した。贈呈した「だだちゃ豆」は給食で豆ごはんにして食べる予定。
佐藤陽介支部長は「おいしい「だだちゃ豆」ができたので園児たちには一杯食べて大きくなってもらいたい。園児たちが農業に興味を持ってもらうきっかけになってくれれば」と話す。
この取り組みは同支部の部員の多くがエダマメを栽培し、丹精込めて生産した「だだちゃ豆」を食べて夏を元気に過ごしてもらい、また、地域農業に対する関心を高めてもらおうと毎年市内の各福祉施設へ贈呈し今年で14回目となる。
特産の「だだちゃ豆」を園児にプレゼント
「だだちゃ豆」のかぶり物に園児たちは興味津々
8月8日だだちゃ豆の日!観光客にPR
生産者団体と鶴岡市、JA鶴岡で構成する鶴岡地域だだちゃ豆生産者組織連絡協議会は8月8日、「だだちゃ豆の日」に合わせて、特産エダマメ「だだちゃ豆」を、湯野浜海水浴場などで観光客約690人に振る舞った。同日、大泉枝豆直売グループでは、だだちゃ豆購入者に「だだちゃ豆アイスクリーム」を振る舞った。
生産者と市、JA職員が、鶴岡市の湯野浜海水浴場と鶴岡市立加茂水族館入り口で「8月8日はだだちゃ豆の日」「鶴岡特産の『だだちゃ豆』をどうぞ」と声を掛け、ゆでた「甘露」を振る舞った。
米沢市から家族で海水浴に来た後藤香那代さん(10)は「実がぎっしりつまっている。甘みがあっておいしい」と話した。
大泉枝豆直売グループでは、鶴岡市のJA大泉支所駐車場内の直売所で、だだちゃ豆を購入した先着120人に、JA鶴岡オリジナル商品の「殿様のだだちゃ豆アイスクリーム」を振る舞った。開店となる8時30分を前に、直売所には旬のだだちゃ豆を求めて多くの客が列を作り大盛況。だだちゃ豆アイスクリームを味わった客は「だだちゃ豆の日を初めて知った。アイスもおいしい」と笑顔を見せた。
「だだちゃ豆の日」は、市内農家らで組織する鶴岡地域だだちゃ豆生産者組織連絡協議会が2011年に制定した。「だだちゃ」が庄内弁で「お父さん=パパ(88)」を意味することと、1さやに2粒入った豆の形が数字の8に似ていることにちなんでいる。お盆に向けてこれから出荷最盛期を迎えるこの時期に、毎年PRしている。
海水浴場でだだちゃ豆を味わう親子連れ
加茂水族館でだだちゃ豆を受け取る観光客
直売所でだだちゃ豆アイスクリームを味わう客
直売所ではだだちゃ豆を購入する客でにぎわった
大阪で「だだちゃ豆」トップセールス
山形県鶴岡市とJA鶴岡は8月8日、大阪市中央卸売市場で特産のエダマメ「だだちゃ豆」のトップセールスをした。関西方面への出荷にも力を入れるため、皆川治市長と佐藤茂一組合長が「だだちゃ豆の日」に合わせ、市場関係者にPRした。
佐藤茂一組合長は「食味、品質ともに素晴らしい出来栄えとなった。関西圏ではまだまだ知名度が低いので、宣伝活動に力を入れていく」と強調。買参人など300人にゆでた「だだちゃ豆」を振る舞った。食べた買参人からは「おいしいね」と評価を得た。
管内では225人が268㌶で「だだちゃ豆」を栽培。9月上旬まで収穫が続く。2018年度は出荷量880㌧を目指す。
「だだちゃ豆の日」は、市内農家らで組織する鶴岡地域だだちゃ豆生産者組織連絡協議会が11年に制定した。
大阪で「だだちゃ豆」をPRした皆川市長㊨と佐藤組合長㊧
市場関係者に「だだちゃ豆」をPRする佐藤組合長
大泉フェローズ だだちゃ豆収穫体験を実施
農事組合法人「大泉フェローズ」は7月28日、鶴岡市布目の圃場(ほじょう)で鶴岡の特産エダマメ「だだちゃ豆」の収穫体験イベントを開いた。
県内各地から訪れた家族連れらがだだちゃ豆の収穫とさやもぎを体験した。
大泉フェローズは大泉地区の農家80戸で構成し、米と大豆を生産・販売する鶴岡市内最大の農事組合法人。大泉地区で特産の「だだちゃ豆」の魅力を広く知ってもらおうと昨年、体験農場を開設し、約78㌃で「早生甘露」「甘露」「早生白山」「白山」「おうら」の5品種を栽培している。
収穫体験は参加費1000円で10株を収穫し持ち帰りできる。
参加者は同法人のベテラン農家からアドバイスを受けながら、「早生甘露」10株を収穫し、さやもぎを体験した。
参加した三川町の山科沙良さん(7)は「抜くときに少し力が必要だったけど、楽しかった。だだちゃ豆が大好きだから食べるのが楽しみ」と笑顔で話した。
松浦敏代表理事は「生育状況は順調で味も濃厚。収穫体験を通して、だだちゃ豆の振興にお役立てできればうれしい」と話した。
収穫体験は8月11日(土)と同18日(土)も開催予定。
予約不要で、受付は午前7時30分から10時まで。
問い合わせはJA鶴岡大泉支所、(電)0235(22)2460。平日午前8時45分~午後5時15分。
だだちゃ豆の収穫を楽しむ参加者
収穫体験をサポートする大泉フェローズのメンバー
アルストロメリア品種検討会を開く
JA鶴岡花き振興部会は7月23日、鶴岡市の圃場(ほじょう)とJA農業振興センターでアルストロメリア品種検討会を開いた。関係者15人が参加。
検討会を前にタキイ種苗とオランダの花き種苗会社ヒルベルダコーイ社の担当者が2019年に販売する新品種や試験販売・試作品種を栽培している圃場で品種ごとに花色、模様の出方や草丈などの性質や特徴を説明し生育状況などを確認した。その後、今年新たに植えた圃場も巡回し栽培についてアドバイスを送った。
検討会では、圃場で確認した品種のサンプルや販売環境を見ながら各生産者は今後の作付け品種を選定。JAは管内での品種特性を把握し導入時のリスクを軽減、専門店や業務需要に合う色目を見定め有利販売につなげていく。
品種毎の特性を確認する関係者
大泉枝豆直売グループ「だだちゃ豆」直売所オープン
大泉枝豆直売グループは7月21日、鶴岡を代表する特産品エダマメ「だだちゃ豆」の直売所を鶴岡市のJA大泉支所駐車場内にオープンし、今年の営業がスタートした。
この日は、朝採りされた早生品種「小真木」の枝付(1㌔束)と袋詰め(600㌘入り)合わせて約60㌔を販売し、待ちわびた多くのファンが買い求めていた。開店前に並んでいた方は「オープンすると聞いてかけつけた。毎年何度も買いに来ており今回も親戚などに送りたい」と話す。
同グループの五十嵐寿美子会長は「5月の雨の影響もあったが、実入りも良く出来上がった。今後の品種も順調に育っている」と話す。
直売所は同グループの生産者16人が毎年この時期にオープンし今年で39年目。8月末頃まで毎日朝8時30分から営業し、15時以降は売り切れ次第終了となる。
枝付のエダマメ「だだちゃ豆」が並んだ直売所